今月29日から保険業法が改正され、保険代理店に対する規制が強まる
保険代理店は代理店手数料によって運営されている
たとえば掛捨ての医療保険、月払い3000円ほどのものに申し込むと、契約初年度には代理店に1万から多いものでは4万円ほどの手数料が入ることになる
代理店手数料は保険会社ごとで異なる
その結果、公平な比較を謳っている保険代理店においても手数料率が高い商品ばかり売られているとの批判が高まっている
個人的には、代理店手数料の開示までしなくてもいいように思える
たとえば家電量販店で仕入原価と粗利を提示するだろうか?
しないだろう
公平をきすために代理店だけではなく、既存の保険会社においても申し込んだ保険のうちいくらが営業職員や会社の利益になるのか提示するのならともかく
代理店だけをターゲットにしたこの改革は既得権益の保護ととられても仕方ない
もちろん消費者に対しての説明責任や透明性は重要だが
まだまだ伸びる保険代理店を縛りつけるのはいかがなものかと思う