昨日のつづき | 健康運動指導士☆健康教育のスペシャリスト田中咲百合

健康運動指導士☆健康教育のスペシャリスト田中咲百合

株式会社 ルメラキア代表

健康運動指導士、健康経営エキスパートアドバイザー、野菜ソムリエプロ、メンタルヘルスケアマネジメント2種3種、労災予防、健康教育のスペシャリスト田中咲百合が 日々の出来事を交えながら、健康、美容に役立つ情報を発信していきます。

昔、私が、インストラクターになって間もないころ、
父と飲みに行き、仕事の相談をした時の話しです。

「何か違うと思っても、私、人に注意することができない、、」
て、言ったら父は、

「自分が、かわいいからじゃないか、人によく思われたい、とか」て、言われました。

で、私は

「もし厳しく言って、その子が、アルバイトやめちゃったらどうするの?」
て聞いてみたところ、

「注意したら、おまえは嫌われるかもしれないけど、人が真剣にその人の為を思って言った事は、心に残るものだよ、もし、その子が仕事をやめてしまったとしても、次に行った会社では、おまえに言われた事を、気を付けるかもしれないぞ、どっちを選ぶのも自分の自由だし、それがさゆりの生き方だ」

て、言われ
人によく思われたいと思っていた、自分の下心に気付かされました。

その後の自分は、ま~、すごい。
先輩呼び出して

「ちょっといいですか、あなた今、15分常連さんと話しつづけてましたけど、今話すべき人は誰ですか?
あなたが話し混んでる間、私は初心者の方のフォロー5人できました、あなたのその態度を、後輩も見てますよ」
とか、、現役プロレスラーの、強いはずのスタッフくん、いつもマナー違反をする常連さんに、コワイ、からって、きちんと注意することができず、

(`へ´)ちょっと、あたしが言ってくるから、見てなさい!
て、自分が言わないで後輩に命令していかせるなんて簡単、まず自分が見せなくちゃでしょ(-ω-)

説得すること、30分経過、怒鳴りちらす大声にもまけず、ただただひたすら説得、すると、、どうしたことでしょう、いつも困っていた会員さんや、水泳のクラスの生徒さんたちが、わらわらと集まってきて、今にも
「わしからも、この人に言ってやる」
という、おじいちゃんやおばあちゃん、奥様が集まってきてしまい。

お客さん同士でもめてしまうと、後あと本人同士、やな思いをするので、そこは私一人で、「大丈夫ですよ」と、皆さんには下がってもらい、ついに、そのマナー違反の人も根負け、私がいる時だけは、マナーを守ってくれました、その後もその方は、
「おいあの娘はどこだ?」
と、来るたびに呼んでくれて、わだかまりなく仲良くさせてもらいました。

中途半端に言うと、空気が悪くなる場合もありますが、勇気を出して、言いきると、案外以前より仲良くなったりするものです。

私が注意していたのを聞いていた、お客さん達からそのあと、拍手が、、なんせ、30分以上格闘していましたから、本当は、こわくて足ふるえてたんですけどね(笑)

後輩には
「ね、見てた?例え、話し聞いてくれなくても、きちんと、マナーに対してお客さんに注意しているの、見せるのも大切なの、こわいなんてね、2発くらい殴られる覚悟もってれば、全然大丈夫なのよっ」

なんて、言っちゃったりするような人に( ̄~ ̄;)今は逆にそんな事言えないかも、、恐ろしく男前な先輩でした(笑)

マナーを守らない人に対して、敵対意識を持って接してしまうと、その人もなかなか話し聞いてくれませんが、マナーを守らないせいで、その方も、周りから煙たガられ、嫌われてしまいます、何もそんなせつない生き方しなくても、て、気持ちで話しをさせてもらいました。

それに付け加え、マナーをきちんと守っている、真面目な人が窮屈な思いしたり、我慢したりする環境は、そこの空間にいる責任者として見て見ぬふりはできません。

スタジオレッスンでもそう。
間違えたり、失敗するのは誰でもあります、
でも、右にシャッセー、て言って、自分で間違えて左に行っといて、ぶつかりそうになったら相手を睨む人や、縦横無尽に、周りのこと気にせず動いていたりを何回も繰り返している人を見つけてしまうと、、、
いつか怪我するし、
お客さんが言いあいになってしまったり、ケンカする前に、インストラクターが先に注意しないと。

運が悪かった、しょうがないですね、では、どうもすませない。

お客さん本人と、そのお客さん、周りの左右前後の人のことを考えると、つい、、、一人の満足も大切ですが、その他大勢のお客さんの満足も大切です、、、

真面目な人が、心地よく、当たり前のことを当たり前に、今の楽しさより、この先も、怪我なく、安全に、楽しめる、身体作りを提供できるレッスンをしていけたら、と、20代後半の自分は考えていました。

でも、最近気付いたんです、動かしてはいけない、禁断の石、呪いの石のような存在があることを、、そこはダメですよ、そーっとして置かないと、理屈抜きで呪われます、、

( ̄~ ̄;)昔、若いもんで、端からそれをひっくり返したりしていて。

考えかた、皆さんそれぞれあると思うんですが、
「私が」「俺は」の主語ではじまる話しは、エゴイスティックだったり、自分本意である場合が多いと思うのですが、
「あなたが」「他のお客様が」で、自分以外の人が主語で始まる話しは、人を思っての発言であることが多いと思います。

そんなわけで、、今の、自分にいたります、。

何を選んで自分が仕事をしていて、楽しいか、まず、自分という人間を自分が信用できなければ、人に信用されるわけがない、ということで、今日にいたります。

まだまだ勉強不足で、自分を信用できるとまではいきませんが、そうでありたいと思って、仕事をしているのは確かです。

と、今日はここまででで、明日は、この仕事をしていて良かったと思った話し、バーテンダーをしていた時の話しをo(^-^)o