心理学で人生を楽にしたい!
そんな目線で心理学を勉強中の
いちご大福と申します
前回は
子供の感情の育て方
について記事にしました
情動に
適切な名前をつけたものを
感情と呼びます
感情を適切に認識することは
感情のコントロールや
他者への共感にとって
必要なことです
でも当然、
生まれたばかりの赤ちゃんは
快・不快の情動は持っているけど
それがどういう感情なのか
理解していません
赤ちゃんが適切に
自分の感情を
理解できるようになるために
親が出来る有効なサポートについて
前回は書きましたね
今回は
感情に良し悪しはない
ということを
書いていこうと思います
感情を
良い・悪いで
判断していると
自分の感情も、人の感情も
素直に認識することが
出来ない場合があります
過去の記事の中でも
たびたび書いてはいるのですが
大切なことなので
今回はこれをメインに
書いていきます
自分の感情を
コントロールするのが苦手な人、
人の感情を
受け止めるのが苦手な人は
是非読んでみて下さいね
また
5名限定としていた
研修価格でのカウンセリングを
現在、枠を増やして
延長して行なっています
詳細は公式LINEで
説明していますので
興味を持っていただけたら
記事の最後の方に
LINE登録ボタンがありますので
まずは登録
よろしくお願いします
(登録してもいきなりカウンセリングとは
なりませんので安心して下さいね☺︎)
今回の内容
感情に良いも悪いもない
自分の感情を受け入れる
相手の感情を受け入れる
感情について考えるときに
無意識のうちに
良い感情・悪い感情
と分けて考えている人は
結構いるのではないでしょうか?
好き、嬉しい、楽しい、面白い
などは
良い感情
嫌い、腹が立つ、悲しい、辛い
などは
悪い感情
のように
ポジティブな感情は良いもの
ネガティヴな感情は悪いもの
と考えている人は
多いように思います
でも
ポジティブな感情も
ネガティヴな感情も
どちらも人間に必要な感情で
良いも悪いもありません
感情は
その人が今どういう状況か
本人に教える役割があります
身を守る必要があると
脳が認識したときには
ストレスホルモンを分泌し、
不安や、怒りを感じさせて
安全じゃない状況を本人に伝えて
逃げるか、闘うか
行動に移すように仕向けます
欲しいものを見つけたと
脳が判断した時は
ドーパミンを分泌して
興奮や焦りを感じさせて
それを手に入れる行動に出るよう
仕向けますし、
安心できる状態だと
脳が判断すれば
オキシトシンなどを分泌して
嬉しさや穏やかな気持ちを感じさせて
安心できる相手を大切にするよう
仕向けます
そして
過度なストレスに
長期間さらされれば
ストレスホルモンの影響で
体の機能を低下させ
気分も沈ませて
行動を制限するようにします
心と体を休ませないと
危険な状態にあることを
知らせるためです
このように
どんな感情も人間が生きるために
必要なものなのですが
これを
良い・悪いで
考えてしまうと
悪いと思う感情を
否定したり
無視したりして
素直に受け入れることが出来ず
体が出している信号を
適切に受け取ることが出来ずに
結果として
適切に問題に対処できない
ということに
なる場合があるのです
ネガティヴな感情は
悪いものではない
と言われても
怒りや不安や悲しみは
感じていて気持ちのいいものでは
ないですよね
それはそのはずです。
だって
あなたが良くない状況に
あることを教えて
状況を改善させようと
しているわけですから
心地良いはずがないのです
でもだからといって
その感情自体を
「悪いもの」としてしまうと
こんな感情は無視してしまえと
気づかないようにしたり
口に出さないようにしたり
悪い感情を引き起こすものを
悪いものと判断して
攻撃してしまったり
避けてしまったりして
状況を悪くする場合や、
根本的な問題を解消しづらくする
場合があります
例えば
前の記事でも書きましたが
感情を無視する
つまり
情動に適切な名前を付けないと
情動は解消することが難しく
情動によるストレスは
持続しやすいです
感情を感じないようにと
抑えつけることは
かえってその感情を
増幅する効果すらあります
「こんな風に思っちゃダメだ」なんて
感情を抑え込むことは
感情のコントロールにとって
逆効果なんです
また
ネガティヴな感情を
「悪いもの」としてしまうと
「悪いもの」を引き起こすものも
「悪いもの」になってしまい
「悪いもの」を引き起こすものを
排除したり攻撃したり
しようとしてしまいます
簡単に言うと
自分が「悪い感情」を持ったときに
「悪い感情」を持たせた
「相手が悪い」と判断して
「お前が悪い。謝れ」と
平気で相手を責めてしまったり
もしくは
「悪い感情」を持ってしまった
「自分が悪い」と判断して
自分を責めてしまったり
してしまう場合があるのです
これは
他人や自分を
無闇に傷つけるだけで
ネガティヴな感情が
収まることはありませんし
根本的な問題が解決することも
恐らくありません
もう一度言いますが、
ネガティヴな感情は
悪いものではありません
悪い感情として
見ないふりしたり
誰かや何かのせいにしたり
するのではなく
ネガティヴな感情を
素直に受け入れて
そのまま言葉にして表現する方が
情動は落ち着きますし
冷静に問題に向き合えるので
結果として楽になります
感情のコントロールも
素直に受け止めた方が
しやすいです
また、
ネガティヴな感情を
悪いものとして捉えていると
他人の感情を
素直に受けとめることが出来ない
場合があります
例えば
怒っていたり
悲しんでいたり
苦しんでいたりする人に対して
その感情を否定的に捉えて
批難したり
止めるように言ったり
無理にポジティブな感情に
切り替えるよう促したり
する場合です
中には
相手がネガティヴな感情を
表現しているのを見て
責められているような気持ちに
なってしまう人
もいるでしょう
ネガティヴな感情を
「悪いもの」だと
捉えているために、
他者がネガティヴな感情を
表現しているのを
「悪いこと」だと
思ってしまうわけです
でも、
自分の感情を抑えつけるのが
良い結果にならないように
人の感情を
外から抑えつけるのも
相手にとって良い結果になりません
良かれと思って
ポジティブな感情に
切り替えるよう
促す人もいると思いますが
それを相手が望んでいるなら
問題ないけれど
そうではないなら
注意が必要です
相手のネガティヴな感情を
「悪いもの」として
感情に寄り添うことをせず
根本にある問題を無視して
ポジティブな感情を
強要することは
相手のためには
なりません
また、
「そんなことで怒らないで」
「いい加減に泣くのやめなよ」
「いつまでも落ち込んでないで」
のように
相手の感情を拒否することは
相手を不必要に苦しめるだけで
何も良いことがありません
友達などに
このようなことを言うのは
あまりないかも知れませんが
子供に対しては
どうでしょう?
前回、
子供の感情を育てる記事を
書きましたが
子供が
ネガティヴな感情を
表現した時に
それを
否定したり、拒否したり
ましてや
悪いことだと思わせるような
指導をすることは
子供の感情を
育てることとは真逆
な効果になります
友達だろうと
パートナーだろうと
子供だろうと
部下だろうと
相手の感情を
悪いものとして扱うのは
相手を苦しめることに
繋がるかも知れないと
理解してください
いつまでも
ネガティヴな感情でいるのは
心身に負担がかかるので
止めた方がいいと思うのは
悪いことではありません
でも、その方法として
ネガティヴな感情を
否定するのではなく
「そっか。そう感じるんだね」と
そのまま受け止めてあげて
聞いてあげるだけで
少しずつ感情は
落ち着いていきます
自分に対しても
他者に対しても
どんな感情も
「悪いもの」と思わず
受け入れられると
人生は少し
楽になると思いますので
意識してみて下さいね
とはいえ感情の扱いは
そう簡単なものでも
ないと思います
もし
自分や他者の感情の扱いで
悩んでいる方がいたら
私が話を聞きます
現在、
5名限定としていた
研修価格でのカウンセリングを
枠を増やして
延長して行なっています
詳細は公式LINEで
説明していますので
興味を持っていただけたら
まずはLINE登録を
よろしくお願いします
(登録してもいきなりカウンセリングとは
なりませんので安心して下さいね☺︎)
もしよければこちらの記事もお読みください
今回はここまでです
いかがだったでしょうか?
感情を素直に受け止める
きっかけになれたら
幸いです
最後までお読みいただき
ありがとうございました
次回は
共感について
書こうと思います
興味を持っていただけたら
是非フォローよろしくお願いします