みなさんこんにちは。

 

お盆を過ぎても暑いままで

まだ『外に出て運動しよう!』というのは危険を感じます。

 

まだまだ熱中症の危険もあります。

厚生労働省から

【熱中症の予防についてのリーフレット】が

今年また新しく掲載されていたのでご紹介しておきます。

 

 

 

 

暑い中での無理な運動はせず

熱中症に気を付けてこの夏を元気に乗り越えましょう!

 

医療リハ とみ

 

 

 梅雨が明け、今年も35℃ビックリマークビックリマークを超える猛暑が予想されています💦

 

 現在コロナウイルスも再流行の兆候が見られており、コロナウイルス感染と熱中症を併発

してしまうケースもニュースで耳にします。


 皆さんも熱中症対策をされていると思います。しかし高齢者の中には、汗をかく能力が

低下し暑さを感じにくくなる方も多くおられ、熱中症の危険が高まってしまいます。

 

 周りの方々が、気づき室温の調整、服装の調整、水分の摂取を

 促してください。

 

 暑くなると、夏バテで食欲が落ちやすくなりますが、高齢者も同様に食事量が低下し、

体重が減少し低栄養の状態を引き起こされます。

 

 低栄養の対策で重要なことは、低栄養のサインを見逃さないことです。

高齢者が低栄養となるきっかけはさまざまです。

 

 高齢夫婦のみや独居生活、身体機能の低下により要介護状態で外出等も困難となり、

食事の準備も難しくなる場合、ストレスといった精神的要因、不規則な生活、

孤独感といった社会的な要因、栄養知識の不足、などいろいろなことが原因となります。

 

 また、加齢による、食べることに関するさまざまな機能(口腔機能、視覚、味覚、嗅覚、

消化機能)の低下も、食事量の減少を招き低栄養となります。

 そのことを家族やその方に関わる人たちがいち早く気づき、その人それぞれにあった

食べやすいバランスの良い食事を心がけ、食事を楽しみながら十分な栄養を確保することが

大事です。

 

低栄養とは・・・

 

 栄養素の摂取が生体の必要量より少ないときに起こる体の状態で、

健康的に生きるために必要な量の栄養素が摂れていない状態を指します。

 

 その中でも特に、たんぱく質とエネルギーが充分に摂れていない状態のことを

「PEM(Protein energy malnutrition)たんぱく質・エネルギー欠乏(症)」といいます。

 

 一般に高齢になると、食事の量が減り、あっさりしたものを好み、食事に偏りが見られやすくなります。

 

 このような食生活では、たんぱく質やエネルギーが不足し、PEMとなるリスクが高まって

しまいます。

 また果物や生野菜・肉類をあまり食べず、野菜類もよく煮たものしか口にしなくなると、

ビタミンやミネラル類も不足しがちとなります。歯の影響もあり、固いものや繊維質のものを

食べるのが難しくなるため、食物繊維が足りなくなることもあります。

高齢者では特にPEMが問題となっており、寝たきりの人はその割合が高くなっています。

 

低栄養の指標・・・

 

①   体重の変化

 

体重の減少は低栄養の発見に最も重要な指標です。

体重が6か月間に2~3kg減少」または「1~6か月間の体重減少率が3%以上

 

 ※一日の中で体重の増減が大きい場合は浮腫の可能性もあります。

 

②   BMI値

 

 BMI(体格指数)が18.5%未満は、「やせ」と診断されます。

 

  BMI=体重(kg)÷(身長(m)×身長(m) で算出できます。

 

 ※75歳以上では21.5kg/㎡~24.9Kg/㎡が目標とするBMI数値となっています。

  高齢者は20kg/㎡を切ると低栄養のリスクが高まります。

 

③   筋肉量の減少

 

 下腿周径

 高齢男性30cm未満 女性で29cm未満

 

 ※簡便な方法として、指輪っかテストと呼ばれる、両手の人差し指と親指で輪っかを作り、 

  利き足でない方のふくらはぎを測るテストが用いられます。ふくらはぎがこの輪っかより

  細いと、低栄養の可能性が高くなります。

 

④   血清アルブミン値

 血清アルブミンとは、血液中のタンパク質の一種で、総タンパクの約6割を占め、栄養・代謝物質の運搬、浸透圧の維持などの働きをします。

 アルブミンが3.5g/dlを下回っていると、低栄養の疑いがありますが、アルブミンの低下は高熱や炎症、その他の疾患でも起こることがあり、低栄養の評価は血清アルブミン値の数値だけで判断しかねます

 

 その他、簡便に質問票で評価する、「簡易栄養状態評価表ショートホーム」(MNAⓇ-SF)

などを指標にします。

 

上記はあくまでも指標です。

皆さんの低栄養かもと不安に思われるときは、迷わずかかりつけの先生・身近な人や

介護サービス等で関わってくれる方に相談してください。

 

あせる大変暑い日々あせるですが、しっかり栄養を取ってこの夏を元気に乗り切っていきましょう!!

 

 

 

訪問リハビリ・・・

 

なかなか耳慣れない言葉かと思います。

 

 

当院のリハビリは、医療保険サービスである外来リハビリの他に

介護保険サービスとして、通所リハビリと訪問リハビリがあります。

 

 

訪問リハビリは、その名の通り、

リハビリ専門職がご自宅までおうかがいし、

その場でリハビリをおこないます。

 

 

「ご家族の付き添い通院が、お互い負担になってきた」

「暑くなってきて通院が疲れる」

「なかなか通所サービスが続けられない」

「体のことを気軽に相談できる人が欲しい」

「その日の体調に合わせてリハビリがしたい」

 

そういった方々に大変ご好評をいただいております。

 

 

 

 

 

 

さて、そんな便利な訪問リハビリですが、

「もっと早く知っていれば良かった!」

との声をよく頂戴しますので、

今回は簡単に訪問リハビリをご希望される場合の流れについてご紹介します。

 

 

 

  訪問リハビリご利用手続き


 

 

介護保険の認定を受けられていない方

枚方市健康福祉部 健康寿命推進室 長寿・介護保険課

もしくは、お近くの介護支援事業所にご相談ください。

 

担当のケアマネージャーに相談いただいた後、提供時間や頻度、リハビリの方向性について 

リハビリスタッフ、ケアマネージャー、ご利用者様との話し合いにて調整させていただきます。

 

利用開始後は、3ヵ月に一度の当院での診察が必要となります。
(受診の方法については適宜ご相談させていただきます。)

 

 

 

訪問リハビリの詳しい内容については、

当院受付にもパンフレットを用意していますので、

ご自由にお持ちください。

 

 

 

 

住み慣れたご自宅や地域で生活ができるよう、

一緒に考え、支援させていただきます。

 

ぜひ、お気軽に当院訪問リハビリへご相談くださいニコニコ

 

                 訪問PT H

こんにちは。

 

 皆さんはメディシンボールって聞いたことはありますか?

 

  

 

メディシンボールとは写真のようにさまざまな重さがあるトレーニング用のボールのことです。

重さだけではなく様々な大きさがあり

 

このボールを使ったトレーニングをメディシンボールトレーニングといいます。

 

これらボールを投げたりキャッチしたりすることで主に体幹が鍛えられます🏋️

 

 

写真のように地面に叩きつけたりすることもあります。

 

またボールの重みを利用して身体をひねるとウエストのシェイプアップもできます。

 

やや身体への負荷が高いトレーニングになりますがその分短時間で効果が実感できると思います✨

 

私はメディシンボールトレーニングの指導が好みでよく指導しています。

 

ちなみに私はトレーニング相手を兼ねて1日に100球程度投げたり受けたりしています💦

おけげでいつも腹筋背筋はバキバキに張っていますがズボンのウエストサイズは細くなっています😁

 

体幹の強化やウエストシェイプアップに興味のある方は試してみてはいかがでしょうか💪

 

 

リハビリ にしやま

こんにちは!

今回は、介護保険取得者がより良い適したサービスを受けられるように行われるケア会議の助言者となったので、簡単に仕組みを紹介させて貰えたらと思います。


自立支援型地域ケア会議とは、枚方市通所・訪問リハビリテーション連絡協議会が枚方市から受託された事業の一つです。

協議会から理学療法士、 作業療法士を派遣し、地域包括支援センター、サービス事業所、栄養士、 市職員等、 多職種で自立支援の方向性を導く会議を実施します。

前回までは見学者として会議に参加し、多職種の方達がどのようにサポートしていくのか、またどのような事に困っているのか、勉強させていただきました。


また、①自立支援型地域ケア会議の他にも、下記の事業を行っています。

②リハ職行為評価事業

在宅での生活動作および動線を確認し、 身体機能に合わせたADL·IADLの実施方法をアドバイス。ケアマネジャ ーヘのフィードバックも同時に実施しています。

協議会から理学療法士、 作業療法士を派遣。


③リハ職訪問通所指導事業

商業施設での総合事業(その他の生活支援サービス)

ひらかた元気<らわんか体操・健康講座 ・exeR9*(エクサルク)を実施しています。



枚方市通所・訪問リハビリテーション連絡協議会は、会員の情報交換・共有化・研修会などを通して、介護事業所サービスのクオリティ向上・環境整備を目指しています。

また、平成29年度より開始された、枚方市における「新しい総合事業」の運営・企画を行政と共同で取り組んでいます。


私は現在外来のリハビリを担当しておりますが、生活でお困りの事があれば、是非ご相談ください♪



リハビリ吉田