前回の続き。

 

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はじめまして。私の人生を導いてくれた天使のような息子

 

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息子の誕生・少し焦った

 

 

  息子が生まれてからの物語170話目

 

 

素早く終わらせようと

シャカシャカッと拭く私の手で、

息子の頭をゆさぶっていた。

 

 

それに気づくと、

息子に申し訳ない気持ちが湧き、

 

「ごめんね」

 

と言いながら、

いつも通りゆっくり頭を拭き始めた。

 

 

すると、

息子がニコッと

かわいい笑顔で私を見上げた照れ

 

 

お父さん、気づいたね。

ありがとう。

 

そう言っている気がした。

 

 

ちょっと考えてみると

息子の頭を揺らしながら急いで拭いても、

いつも通りゆっくり拭いても、

時間的にはほとんど変わらない。

 

 

それでも焦っている

自分がいたんだな。

 

と自分を受け容れつつ、

 

息子はそれを私に

気づかせてくれたんだな。

 

と思った。

 

 

いつも私に気づきを与えてくれる

息子・彰悟に感謝だ。

 

 

特別支援学校での息子(13歳)

 

 

続く。


 

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