オキュパイドジャパンのコレクターの会(The O.J. Club)の代表になってはや10年が経ちました。三か月に一回発行の会報(6月号)を現在、編集中です。掲載記事に苦労することもありますが、今回は奥さんがコレクターさんだったというご縁で、引き続き会員として登録されている男性からお便りがとどき、記事にすることができました。ブログでもご紹介します。
ご主人の名前は、Billさん。奥さんは2019年に87歳で亡くなれたEloiseさんです。
おもに奥さんのEloiseさんが亡くなるまで50年間集めたオキュパイドジャパンの品々をこのように飾っていると写真も送ってくれました。
廊下にこうしてシャドウ・ボックスを8個かけています。
シャドウボックスの中には、Eloiseさんの息子さん手作りの棚が設けられて
小さなオキュパイドジャパンのフィギュアリンがところ狭しと並べられています。
主に集められたのは、子どもと犬のフィギュアリン。
BillさんとEloiseさん夫妻の間には、子どもが5人。飾る場所と経済的にも余裕がなく
主に小さなフィギュアリン中心になりました。
なぜEloise さんは、集め始めたのか? とBillさんに伺いました。
Eloiseさんが子どものころ、育った家庭には日本製のフィギュアリンがいくつもあったそうです。不幸にも日米戦争がはじまり、その間敵国日本製”Made in Japan" の品々を隠した時期があったようです。しかし、戦争が終わり、”Made in Occupied Japan”(オキュパイドジャパン)の品々が市場に入ってくると、子ども時代のことがなつかしくひとつずつ集めるようになったというのが、そもそもの理由とBillさんが語ってくれました。
亡くなった奥さんのコレクションを今でも大切にしているBillさんは、奥さんが亡くなる前に書いた自叙伝の小冊子を送ってくれるようです。そこにオキュパイドジャパンのことが書いてあるのでは、と期待しています。
ちなみに、会報次号(9月号)はBillさんに触発されて「子ども」と「動物」をテーマにすることにしました。また、ブログでも様子をご報告します。
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