読者に阿るか、孤高を貫くか | 生殖医療専門医・内視鏡手術技術認定医 田中雄大のブログ

生殖医療専門医・内視鏡手術技術認定医 田中雄大のブログ

神奈川県藤沢市の不妊治療・産婦人科「メディカルパーク湘南」の院長、田中雄大のブログです。
体外受精や内視鏡手術のことから雑感まで、日々の記録を綴っております。

テーマ:

フォローのつもりなのでしょうか?職員からこんな事を言われました。

 

「もっと、犬の事書いて下さいよ~。ジョイ君、ホントに可愛いですよね~!」

 

「奥さんのネタを書いてくれたら、もっと読むんですけどね・・・。」

 

別に、おめーらに媚びるつもりはない。

 

でも、やっぱり、市場の動向は気になるものです。

 

「女子は長い文章が嫌い」という原理原則は承知しているつもりです。

 

でも、それに素直に阿ってばかりいると、本当に軽薄短小なシロモノになってしまいます。

 

中身スカスカな芸能人みたいになってもつまらない。

 

平賀源内が、不遇の中、死ぬ1年前ほど前に書いた「放屁論後編」の中に、「自分が行ってきた仕事は、とても革新的な事ばかりなのに、世間は全然理解してくれない」と、ボヤキの文章を残しているらしいですが、ちょっとそれを思い出しますな。

 

20代以下を対象にするのか、それとも、50代以上を対象にするのか、読み手は女性のみを想定するのか、それとも、性別関係なく受け入れられるものにするのか、それだけで全然違って来る。

 

10代の高校生に、北島三郎の演歌をいくら聴かせても響かないし、60代のおばちゃん世代にYOASOBI聴かせても急がし過ぎてついて行けないだろう。

 

だから、迷ってもしょうがないんです。

 

敢えて、誰かに寄せない。

 

自分が良いと思うものだけを直球ストレートで投げるのが一番良いと思っております。

 

それが受け入れられるか受け入れられないかは、あとは時の運。

 

あれ、オレ、今なんか良い事言ったかもおねがいおねがい