「虎に翼」に「ブギウギ」主要キャラがサプライズ登場 奇跡のコラボ実現で反響殺到「神演出」 - モデルプレス (mdpr.jp)
今週の「虎に翼」。
木曜日に、いきなり、前作「ブギウギ」の名わき役の茨田りつ子が登場。
これには、心底驚いた。
布石はあったのです。
前日の水曜日に、「あの、ほら、『♪とーうーきょーおブキウギ、心ウキウキ♪』の歌手誰だっけ?あの人呼ぼうよ」
「福来すず子なんて無理ですよ!」
っていうくだりが出て来て、爆笑。
爆笑しながらも、「もしかして、趣里ちゃん、ホントに出て来るんじゃないの??」と、期待してしまったのですが、翌日にサブキャラだった茨田りつ子の方が登場するとは!
禁じ手過ぎて…
前作と今回と、どっちも見てないとなんか事だか分からないと思いますので、例え話をすると、サザエさんの中に、いきなりまる子が登場する事を想像してみて下さい。あるいは、「VIVANT」の中に、いきなり半沢直樹が登場する、みたいな。
本当に、細部の細部まで良く練られているのです。
例えば、戦争孤児の少年を家に引き取って来る場面。普通は、そのまま更生して、その家の子供として幸せに成長して、立派な大人になって、めでたしめでたし、ってなるお決まりの陳腐なパターン。
ところがそうはならない。
家の中で、恩人の女性に、手出ししようとして、居られなくなって逃げ出してしまう。「やっぱり、孤児を引き取るなんて甘いもんじゃない」っていう逆張りの結末にするつもりなのかと思ったら、更に一波乱。偶然が重なって、寅子の昔の知り合いの寿司職人の所で、住み込みで働く事になる。そこで、初めてハッピーエンドに。
重厚過ぎて、これはもはや、大河ドラマの域だと思う。
1人1人、刺さる場所は違うんだろうけど、兎に角、これほどストーリーが骨太で、キャストが名演技な朝ドラもないのではないか?
ドラマは、今週で折り返し。
国民の皆さん、これ見ておかないと、大谷翔平の活躍知らないウチに、いつの間にか引退してしまっていて、ガッカリする、くらいにガッカリしますよ!
それにしても、沢村一樹って、なんで軽薄な役があれほどにハマるんだろ?