まずは「県」でまとまりましょうよ (2) | 生殖医療専門医・内視鏡手術技術認定医 田中雄大のブログ

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神奈川県藤沢市の不妊治療・産婦人科「メディカルパーク湘南」の院長、田中雄大のブログです。
体外受精や内視鏡手術のことから雑感まで、日々の記録を綴っております。

数日前に、政令指定都市の独立運動のことを記事で上げました。

そしたら偶然にもこんな記事が。

 

 

全くその通りだと思います。

いや、もっと強く仰っても良いのでは?と思う。

「政令指定都市も県の一部なんだから、県全体の事を考えて協力して貰わないと困る」くらいに。

みなとみらいのタワマンも神奈川県なら、熱海市と接する湯河原町も神奈川県だろうに。

「こっちには税収に余裕があるから、こっちだけで独立させて欲しい」なんて、そんな自分勝手、いかんよ。

格差が広がるばっかりじゃんね。

 

東京都が始めた私立高校の学費無償化。

これも、ひどいと思いますが、魂胆は一緒に見えます。

私の母校は、都内在住の子とそれ以外の子が大体半分位の割合です。

無償化から、住所が都内にあるっていうだけで、授業料の負担が全然違うことになってしまい、生徒間で不公平のブーイングが鳴りやまないらしい。

教育の機会は平等のはずじゃなかったのか?

一方で、神奈川県や埼玉県では、無償化をしようとしても、それだけの財源がない。

「無償化のために、都内に引っ越そう」って人が出て来ても当然。

そうすると、更に一極集中が進んで、地方の空洞化が加速する。

こういうのは、国と連携して、全国一律でやらないと。

全国一律でやれないなら、抜け駆けみたいなことやっちゃいかんよ。

横浜市も川崎市も相模原市も抜け駆けみたいなことはいかんよ。