7時半位。
漸く外来が終わって、ホッと一息付いた所で、病棟の様子を見に上がりました。途中、オペ室を覗くと煌々と明かりがついていました。「あれ?まだ誰かいるのか?」中に入ってみると、西島先生が子宮筋腫の手術の真っ只中。取っても取っても出て来るらしい。ホワイトボードに書かれている「正」の字は四つ。つまり、筋腫20個取ったという事。それでもまだ残ってる。壁のストップウォッチを見ると、もう3時間以上経っています。私も消えかかっていたエンジンのスイッチをもう一度オンに。手洗い消毒をして手術の手伝いに入りました。
結局、手術終わったのは9時半を過ぎ。
ここまで遅くまで手術をしたのは、本当に久しぶりの事でした。疲れましたが、ただ、達成感というか、充実感を覚えているのも事実で。それは、昔の記憶を思い出すような感覚にとらわれていたのも事実で。不思議な感じでして。
「若い力と一緒に仕事をする事で、こっちがエネルギーをもらうこともたくさんあるんだよ。」
以前に、先輩から言われた言葉を思い出しました。
明日も頑張れそうです。