20240605
8時45分 病室から歩いて出てきた息子が
「治してくるね」と、向かった先は手術室。
義娘さんとわたし、ふたりで
「いってらっしゃい」と見送った。
9時から始まった手術が、終わったと連絡が入ったのが16時。
そこから目が覚め、病室に入ってからの面会との事で
やっと、息子と対面できたのは18時を過ぎたころである。
今回の大腸全摘は、腹腔鏡手術で行われ、
腹部に小さな穴をあけ、特殊な機械を入れ行われる手術で、
従来の開腹手術よりも回復が早いそうだ。
傷口もわき腹に小さな穴と、お臍に4センチの傷だけなので
問題がなければ、明日から、リハビリが始まる。
今は、一時的にストーマ(人工肛門)を付け、
数か月後に1センチだけ残した直腸に小腸をむすび肛門が完成。
30%ほどリスクが出るかもだけれど、その時はその時也!!
酸素マスクやら、色々な管が手や足元から出ているが、
弱々しい声ながら まずは、
「頑張ったよ」と、
義娘さんのお腹をさすり、わが子に無事帰還の報告。
この分なら、明日からリハビリ開始…かな。
息子の病室から、新しく生まれ変わろうとする築地場内跡地が見える。
一緒だね。
新しく、ここから始まるんだ。