UTMB2023☆旅の記録① | 思えば遠くへ来たもんだァ。いくぜ! UTMB

思えば遠くへ来たもんだァ。いくぜ! UTMB

トレランとランニングの特に代わり映えしないお話。本当は市民ランナーのグランドスラムをいつかは達成したいと考えているが、遠く及ばない今の現実。しかし一つでもクリア出来たら最高!

はじめに。

念願のUTMB出場が叶い、本当ならレースに向けて着々と準備をしているハズだった出発のちょうど1ヶ月前、僕は富士登山競走で初めての(ゴールのあるレースでは)DNFとなって失意のドン底にいた。

突然の体調不良でしたが、思い返してみれば5月くらいからその兆候があったかもしれない。好、不調の波が激しく、そのDNFの後も倦怠感や不意にフラついたりする症状があったりと全く調子が上がらず、体重もがた落ちした。

ようやくまともに走れるようになったのがお盆明けてから、走力よりもトレイルを走る感覚を取り戻すことと、体調管理に専念して何とか出発の日を迎えた。

限られた時間の中だったが、出来る限りの事は全てやった、体調もかなり戻った、もう大丈夫だ。
 
自分に言い聞かせる。

そう思う反面、あの突如走れなくなる感覚を思い出すと恐怖でしかなかった。

今でも原因はわからない。

そんな中で達成できた今回の完走は本当に嬉しい、そして感謝の気持ちでいっぱいだ。

応援してくれた家族、友人、仲間。

みんなが支えてくれてこれ以上ない結果を残せました。

本当にありがとうございました。









旅のはじまり

【1日目】
8/23
お昼過ぎにいわきを出発。

平日にもかかわらずクラブの仲間が見送りに来てくれました。

旅のおやつに地元湯本の和菓子屋"久つみ"のおまんじゅういただきました。


なんと!メッセージ入り😂
いつも、いつも応援ありがとうございます。


家族と仲間に見送られて、いよいよ旅の始まりです。

湯本駅13:29発品川ゆき。
窓の外を見ると、仲間が手を振って見送ってくれています。

絶対に結果を残す、手ぶらでは帰らないと強く誓った。

品川駅から京急で羽田空港へ、今回は彼女が空港まで見送りに来てくれました。

普段どこに行くにもほとんど車なので、ちょっとした旅気分で楽しい。

遅めのランチ(夕食?)
お好み焼きを注文して・・・
ビールも!

2週間も禁酒してたのに~
これ以降、せっかく海外まで行くのにお酒飲まないなんてもったいない。

なんて思考が働き、旅行の最中ずっとビールばかり飲んでいた(笑)

出発ロビーに人は少なめ。

荷物は大きめのスーツケースと30Lのバッグとリュック。
エミレーツ航空は機内持ち込みの荷物の大きさや数の制限はそれほど厳しくなくて、リュックとバッグは両方機内へ持ち込んだ。

機内持ち込みのバッグにはシューズを含むレース装備一式。

万が一のロストバゲージに備えてだ。
そんなに心配しなくて大丈夫じゃん?と、思ったアナタ、そんな事はないですよ。

今回UTMBと翌週のトルデジアンを走った日本人ランナーの中、僕が知ってるだけで少なくとも3件はロストバゲージありました。

ギリギリレース前に荷物が届いたケースもあれば、レースに間に合わなかったランナーもいました。(幸いその方もレース装備は最低限機内持ち込みで最悪の事態は避けられました)

全てを失くしても現地で調達出来ますが、レース前にそんなストレス感じたくありません。

チェックインカウンター周りにはそれっぽい方が多数いて少しお話したりして、順番まち。

このあと、彼女と別れて保安検査を通過。

搭乗ゲートの近くで同じ便のmieさん、メタさんと遭遇。
お話しながら時間をつぶす。
搭乗時刻となり、機内へ移動。

座席は真ん中の真ん中。
長時間のフライトですが、色々制限されます・・・
経由地であるドバイ国際空港までは約11時間。

羽田発0:05
エミレーツ航空EK313便は定刻より少し遅れて離陸した。

機内ではなるべく寝ない作戦?現地について夜になった時、すぐに眠れるように。

日本との時差は7時間、時差ボケ対策だ。

とはいっても僕の仕事は毎日深夜までなので、他の人とは生活時間帯が7、8時間ズレている。
不規則な生活にも慣れているので時差はほとんど気にならなかったかも。

機内では2回食事。
ここでもビールww
好き嫌いはないので、全て美味しくいただきました。
寝ない作戦続行中なので、ずっと映画観てました。ドバイまでで、ハリポタ4作を鑑賞。

さすがに疲れてきた頃、ドバイが近づいてきた。
②に続く