UTMF2023@FUJI☆レポ⑥ | 思えば遠くへ来たもんだァ。いくぜ! UTMB

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トレランとランニングの特に代わり映えしないお話。本当は市民ランナーのグランドスラムをいつかは達成したいと考えているが、遠く及ばない今の現実。しかし一つでもクリア出来たら最高!

奥久慈まで2週間、FUJIが終わってからは、アキレス腱の痛みも理由のひとつなのか、なんとなく心も身体も心の底から走りたいという情熱がイマイチ沸いてこないなぁ・・・

奥久慈までは、あまり時間はありません、パフォーマンスアップよりもコンディションを整えるのを優先したいと思います。

難易度が更に上がったというウワサの奥久慈、完走率は40%台?
それ以下?






🐼🐼🐼🐼
レポの続きです。

山中湖きららを出発、次のエイドであるF8二十曲峠までは13.5km。

たった13キロですが、これがまた恐ろしく時間がかかる、FUJIの核心と言われるセクションに入っていきます。

コース中、1番キツいんじゃないかと思う。

ここは大体4時間くらいかかるかなと予想していた、実際は3時間半くらいだったけど、時速にしたら4キロ、中々進まない

極力体力を温存して、最終盤にプッシュ出来るようにする作戦で進んだ。

まずはじめに攻略するのは明神山(鉄砲木の頭)
公式HPよりお借りしました。

野焼きが行われとばかりで、焼け野原を淡々と登る。

遥か先に頂上がみえていて、人によっては、「あ~あそこまで登るんかい」ってゲンナリする人もいるけど、僕は逆にとりあえずあそこまで登ればいいんだって気持ちになる。

見えてるピークは意外とあっさり到着するもんです。


明神山山頂。
好天ならこんな感じ。

頂上には色々なメッセージボートが並ぶ。
その先では、自衛隊の皆さんが、なにやら地図読みしながら訓練をしていました、ご苦労様です。

なん組もいたのですが、その都度に道を譲っていただきました、ありがとうございます。

切通峠を通過し、高指山を越え、小刻みなアップダウンではあるが、急登もあり体力が消耗していく。

ようやく山伏峠にさしかかり、ここからは足場の悪いところもあるので要注意。

更に進み、そろそろ石割山かなぁなんて思っていた時、視界に入ってきたのは・・・




う、ウソでしょガーン

まさかのパンちゃん、4回目。
すごいな・・・

毎回、毎回、結構な山奥なんですケドww

間違いなく、相当な手練れとお見受けした、一体どんな方?

気になるけど謎は謎のままの方がいいでしょう爆笑

石割山の鉄塔を過ぎれば、二十曲エイドまではもう一息。


ほどなくしてエイドに着いた。

F8二十曲峠(138.2km)
IN 25:11:29
かなり体力を消耗した、行動中の補給が上手くいってないというのもあるだろう。

お腹は空いているが、何となく食が進まない。

それでも食べないと動けないのでバナナと、確か菓子パンを食べた。

気温が高くなく、涼しいのが救いだ。

山中湖に続き、もりもりサラダさんと一緒になった。

ここまで来ると皆一様に疲れている、あと20キロちょい頑張りどころだ。

少し長めの休憩をとり、出発した。

次のエイドであるF9富士吉田(150.0km)までは11.8キロ。

距離は少ないが、コース最高地点である杓子山を越えてゆく。

細かいアップダウンを幾つか繰り返し進み、立ノ塚峠を過ぎると、いよいよ杓子山に向けての登りとなり、ロッククライミングの始まりだ。

ほとんど垂直移動で気をつけて進まないといけないが、これまでの身体の動きとは全く違うのでこれはこれで、結構楽しい。

稜線に出ると、すぐそこは山頂❗



という訳にはいかないw
ニセピークが3つほどある。

知らないと、結構メンタルにくるので、稜線に出てもまだ先は長いと思った方が◯

杓子山到着、時刻は17時をまわっていた。
とりあえずお約束の、あの鐘を鳴らす。

眼下には富士吉田市街地。
杓子からは急な尾根づたいに一気に標高を下げる。

悪天候なら、かなりスリッピーで注意が必要だが、幸い路面状態は良好で、落ち着いて進めば問題ない。

やがて林道へ、本来きっちり走るべき区間だが、気持ちとは裏腹に身体がいう事を聞いてくれないショボーン

歩きを交えながら進んで、ようやく最後のエイドに到着した。

F9富士吉田(150.0km)
IN 27:50:28
レポ⑦につづく。