UTMF2022☆レースレポ③U5富士急ハイランド~U7山中湖きららまで | 思えば遠くへ来たもんだァ。いくぜ! UTMB

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トレランとランニングの特に代わり映えしないお話。本当は市民ランナーのグランドスラムをいつかは達成したいと考えているが、遠く及ばない今の現実。しかし一つでもクリア出来たら最高!

レポが中々進みません
記憶がだんだん薄れてくる~

昨日、走りました!
バイク(自転車)で・・・

治療院に行って
かなり良くなった気がするけど
まだ怖くてランニングできず

明日あたり、状況みながら
ジョグでも再開できたらな
と、考えています



ではレポの続きです


U5富士急ハイランド  88.3km
in
12時間09分08秒

エイドに入り
まずはとにもかくにもドロップバッグの受け取りだ

僕はちょっと忘れっぽい所もありつつ心配性な所がある
そのため、ドロップバッグはかなりの重量級

中身はざっくりと
着替え一式、寒い用と暑い用
レイン予備
シューズ予備
必携装備の全ての予備一式
大量の補給食(何を食べたくなるかその時にならないとわからないから)
更に袋に余裕があればザックの予備も入れたいぐらいだ

約95%が使われないモノばかりだけど
万が一、もしかしたら・・・
なんて思うとあれもこれもと詰め込みたくなる

ドロップバッグを開けて、まず最初にしたのはガーミンとスマホの充電
5年目に入るガーミン935
新品なら21時間の稼働時間があるがそれでも足りない
現在はバッテリー性能も低下していると思われるので、しっかり充電しないといけない

カップヌードルにお湯を入れ、こちらの待ち時間に着替える

暑くなる事を予想して
インナーをファイントラックのスキンメッシュからパワーメッシュに変更した
少し冷えてきたので化繊のダウンを羽織う

シューズはかなり迷ったが、そのままで行く事にした
下りでのパフォーマンスが気になったが、現時点でマメ等のトラブルは一切ないので、変化を嫌った
どうせ下りはもう速く走れない

補給もしっかりと
ラーメンのスープにはおにぎりを投入、これが食べやすくておいしい

エイドで提供されていたバナナ、ジャムぱん、おかきをいただく

用意していたコーラ600mlのペットも空にして、お腹いっぱい

ボトルの片方にはエイドにあったスティックタイプのコーヒーを入れてみた

出発の装備をする
壊してしまった携帯コップを交換、後半のジェルを追加

気温が高くなりそうなので、空のソフトフラククを予備で持つ

ライトは3個持ちだったが、腰ライトは使わないと考え、パージした

30分の滞在を計画していたが、かなりオーバーしてしまっていたが仕方ない

準備が整い出発だ
U5 富士急ハイランド 88.3km
out
12時間51分30秒
滞在時間42分22秒

夜明けはまだだ
時刻は4:30くらいだろうか
エイドを出た直後は寒かったが、少し走ると暖まった

次のエイドU6忍野までは19.4kmとそこそこ長いが、難しい所はない

平坦な長いロードと少しのトレイルを経て、小倉山へ向けてトレイルイン、ここの登りでヘッデンをしまう

道の駅富士吉田の脇を通るがまだ営業は始まってない、コース上にある商店や自販機はレギュレーション上利用する事はOKだが、最後まで利用する事はなかった

鳥居地峠に向かう林道で、自作したペースを書き込んだ高低表を紛失した事に気づく
どこで失くしたかわからない、コースかハイランドに置き忘れたか
まぁ仕方ない、目安にするものは失くなったが、なければ無いでベストを尽くして走るだけだ

林道の先にエヴァンゲリオン的な景色が広がる、何かの植物かな?
写真取り忘れた
こんな景色だった

急登を登り右に目をやると
富士山がドカンと鎮座していた
フォ~~!
思わず声が出る

トレイルを抜け、ロードを下り
以前はエイドだった忍野中まで降りてきた

ここから長い長い畦道とロード
キロ7くらいで淡々と進む

遥か彼方にエイドらしきものが見えてきた

U6 忍野 107.7km
in
15時間33分56秒

ちょっと疲れてきた
当然だ、夜を徹して100キロ以上走ってる訳だから

体調は相変わらず良好
エイドで一通りの固形物をいただく

バナナが美味しい

ここで再びスティックコーヒーをボトルに投入
かなりお気に入りだ
僕は普段ボトルには水か麦茶しか入れない

投入するコーヒーは甘くない方がよい、出来ればブラックで

ジェルを補給した後にコーヒーを飲むと、さっぱりする

口直しにちょうど良いが、カフェインの取りすぎには注意だな

天気も最高、朝のひんやりした空気で気温まだ高くない

寝そべったら気持ちいいんだろうなぁ~なんて考えてると、ついつい腰が重くなってしまった

もう、行かなくては
トイレに寄って出発した

U6 忍野 107.7km
out
15時間47分31秒
滞在時間13分35秒

次のエイドU7 山中湖きらら116.6kmまでは8.9キロのショート区間、大平山を経由し山中湖湖畔へ降りる

ロードと林道を経て長い階段のあるトレイルへ
2016、2019と悪天候のUTMFを経験してきた者としては
もう、これ以上何を望むのかというような、涙の出るような景色だ

ある程度標高を上げるとそこから数回のアップダウンが続く

後ろの方から何かザワザワした気配を感じた、振り返って様子を伺うもよく分からない

地響きみたいな音が聞こえて、一瞬、地震かなと思ったけれど
良く見ると左手の灌木の中を10頭くらいの鹿が走っている

その鹿の群れが、次々と登山道を凄い勢いでジャンプしながら飛び越えていった

ほんの数メートル後ろ、間近にみる野生の動物は迫力があってちょっとドキドキした

興奮冷めやらぬうちに、石割山への分岐に到着

誘導スタッフの方に声をかけられた

ブログでつながりのある
はじめましての、やまねこさんでした
ボラをやられているとは知らず、びっくり
声をかけていただきありがとうございました!

元気をもらって山中湖へ下ります、この頃になると気になっていた腹筋の痛みと胸に当たるボトルの圧痛は不思議となくなっていました

ただ、下りは相変わらず遅いので後ろを気にしながら進みます

やがてロードへ出ると、もうすぐ山中湖

湖畔のサイクリングロードを走る、応援が嬉しい
ほどなくしてエイドに到着

レースレポ④に続く