怪しいスピリチュアルの見分け方 | 禅空「空、見ちょる」

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いよいよ始まる新しい黄金時代のごきげん五次元ライフ

よみがえりアクティベーターのしげ☆です。

「占いは嫌い!!という人がよくいます。

その理由を聞くと多くの人はこう答えます。

 

「何か不安になる事いわれそうで怖いから…」


「悪いこといわれると気持ちが落ち込んで

夜に寝れなくなるからイヤ…」

 

 

たしかに「あなた、地獄に堕ちるわよ」

といわれたらイヤな気分になりますよね。

(昔テレビでそんなことをいってた人がいましたガーン

 

 

先日、カウンセリングで

ある女性の方から

こんな話しを聞きました。

 

その女性は、

とあるセミナーに行った後から

気持ちが悪くなって

二日間寝込んでしまったとのこと。

 

 

そのセミナーの内容とは、

ジャッジをやめて

お互いの違いを受け容れて

宇宙のお取り計らいに感謝し

波に乗る秘訣という案内だったので

ワクワクして参加したところ…

 

他の◯◯暦の講座はインチキだ

あの本は偽物だ、根拠がない

コチラのほうが本家本元だ

あそこの◯◯は正統じゃない

信じてはいけない。

それにくらべて

我々の教えはいかに正しいか。。

 

といった排他的な内容だった

そうです。

 

この例のように、

これは良い、これはダメ

あれは信じてはいけない、と

他のグループを攻撃をし

それを顧客獲得・囲い込みの手段にする

といった手法は、

スピリチュアルな講座やセミナーでは

よくあることです。

 

このようなスタイルの運営手法を
冬の時代のビジネス手法と呼んでいます。

 

 

冬の時代のビジネス手法とは

簡単に言うならば

支配的、排他的で

顧客の囲い込みを目的としている

ビジネス手法のこと。

 

冬の時代のビジネス手法の4つの特徴

 

1)支配的、排他的、攻撃的エネルギー

2)不安や恐れで揺さぶりをかけてくる

3)常に不足感、不完全感をあおってくる

4)選民意識が強く、囲い込みをする

 


 

では、どうしてそんな手法が

いまだに多いのでしょうか?

 

 

それはこの手法と

冬の時代の人類の集合意識が

連動しているからです。

 

 

冬の時代の人類の集合意識は

大きく分けると2つあります。

 

1つ目は、死の不安と恐怖。

 

人は、不安や恐怖があると攻撃をします。

攻撃するのは何かを守るため、

何かを恐れているから戦おうとする。

 

自分が理解できないものへの怖れ

自分の領地や縄張りを奪われてしまう恐怖、

他の世界から攻撃されるかもという不安。

究極は死に対する恐れです。

 

 

2つ目は、所有、囲い込み、支配と依存。

 

冬の時代は常に不足感があるので

それを埋めるためには所有が必須です。

そして顧客を囲い込むために恐怖を与え

支配と依存を強化させます。

 

 

下の絵が、冬と春の時代の意識をあらわすイラストです。

 

※左が冬の時代の意識、右が春の時代の意識

 

 

冬の時代は、所有と分離。

コップをひっくり返して伏せている状態。

 

コップ(境界線=バリア)を作り

中に閉じこもり、何かを守るため

寒い外界と内側の世界を遮断する。


自分のコップの世界と異なる、

あるいは適合しない考えは

排除し攻撃して抹殺し、

自分のコップの中の世界を強化します。

 

 

春の時代は、非所有と融合。

コップの中から出て、軽やかになって

外界(自然=宇宙)と一体化。
 

内側と外側に区別がなくなるので

防御も必要なくなり

ジャッジも手放して

すべてと融合していきます。
 

春の時代に移行した人は

ありのまま、隠し事もしないし

表面を取り繕うウソもありません。

 

春の時代についてはこちらもご覧ください>>

 

 

僕は、昔、

競争の厳しい金融の世界で

生き馬の目を抜くような仕事に

日々明け暮れていました。

 

自分の会社の利益だけを追求し

周りはどうなろうとお構いなし、

伏せたコップの中で自分の城を築くべく

冬の時代のビジネスに

日夜明け暮れていました。

 

しかし人生が根底から覆されるような

衝撃的な出来事が次々と起こり、

今までの人生が虚しくなりました。

 

そしてこころの虚しさを埋めるべく

スピリチュアルな世界に

答えを求めたのです。

 

しかし新天地だと思ってたスピ系世界は

金融ビジネスよりドロドロとした

冬のビジネスが広がっていました。

 

みなさんの中にも

ビジネスの世界=冬

スピリチュアルの世界=春

と思っている方がいるかもしれません。

 

でも実際は、どちらの世界にも
冬の世界のビジネス手法は蔓延しています。

 

特に目に見えないスピ系ビジネスは

客観的な検証ができないので

本物か偽物かが判断できません。

 

 

怪しいスピリチュアルの三大パターン

①同じ分野の競合先を批判して

あそこは◯◯だから騙されちゃいけない

こっちの方が正しい、と警告し

自分のコップ(ビジネス)に

取り込もうとするやり方。

 

②現状の問題点の恐怖や不安を煽り

その問題を解決するために

何かが必要と思わせるやり方。

 

例えば

あなたの名前の◯◯が悪いから

このままだと不幸になるので

変えた方がいい…

 

あなたの家の◯◯が悪いから、

家族の事故が絶えない。

だから◯◯封じの◯◯が必要…

 

あなたの先祖のカルマが

あなたに◯◯を起こしているから

それを断ち切るためには◯◯が必要

という類のものです。

 

恐怖と不安を駆り立て

安心安全な世界を確保するために

私のコップに入るべきだと

囲い込んでいくパターンです。

 

③いまの不足感を煽り立てて

満足な状態になるように

扇動させるやり方。

 

例えばお金がない

結婚できない

しあわせ、健康になるためには

◯◯があればその願いが叶うと

物品を買わせたり

高額な講座を受講させるやり方。

 

いかがですか?

 

この怪しいスピリチュアル(怪スピ)の

三大パターンに引っかかる人は

残念ながらいまだに後を絶ちません。

 

僕も昔は結構引っかかりました。

 

次々と性懲りもなく救いを求めて

スピリチュアルジプシーの道まっしぐらあせる

そして、かなりの授業料を支払いましたポーンあせる

 

 

 

人間とは弱いものです。

 

いまのままだと不幸になる!とか

病気になる!とか、地獄に落ちる!

とかズバリ云われたら

だれしも不安になっちゃいます。

 

そんな話を聞いてしまったら

何かにすがりたくなっちゃうし

どうにかして助かる道を求めたくなる。

 

そういう不安な状況をつくり出し、

何かが必要となるように仕向ける…

 

それが冬の時代のビジネス手法です。

 

 

ビジネスの世界でもスピ系の世界でも

何を選択するかはあくまでも個人の自由。

 

でも、これから世の中は、

一気に春の時代が加速する!

と思われます。

 

それにつれて

パッと見、立派だったコップが

ドンドンひっくり返っていくので

今から審美眼を養っていきましょう。

 

 

最後に、冬か春の手法か迷った時の

チェックポイントを作ってみました。

 

よかったらご活用下さい。

 

下記の項目で当てはまるものが5つ以上ある場合は要注意

怪しいスピ系、冬の時代のビジネス

 

・不安と恐怖をあおってくる

・話を聞いた時に心がざわついてくる

・ハートが冷たくなる、胸が詰まる感じ

・場の雰囲気が重たく、どんよりした感じ
・絶対、べき、という言葉が多用される
・閉鎖的、排他的、ジャッジ多し

・他の選択肢がなく、追い込まれる感じ

・一度足を踏み入れると抜けにくい

 

春の時代の本物は、下記の項目が全て当てはまるはずです

楽しいスピ系、春の時代のビジネス

 

・安心と満足はすでにそこにある

・話を聞くとワクワクしてくる

・ハートがあったかくなる、胸が開く感じ

・雰囲気が柔らかくて軽い感じ

・みんな違ってみんないい、ノージャッジ

・開放的、初めて会った気がしない

・自由意志大切、どんな選択もオッケー

・いつでも出入り自由

 

※春の時代と冬の時代の世界観比較表のpdfはこちら>>