棚原佑介です。
売り込みってうざいですよね。
最近、僕の家にもよく売り込みの電話が来ます。
「インターネットの回線をうちに変えませんか?」とか「お墓のことはご検討ですか?」とか。
僕はまだ20代なんで、お墓なんて考えたくもありません。
売り込みは電話だけじゃなくって、お店に行ってもあります。
服を買いに行くと、「この細身のデニムどうですか?日本製にこだわっていて、色も形もいいし、人気の品なんですよ!」と畳み掛けるように話してきます。
正直、うざいですよね(笑)
でも、なんでセールスってうざいんでしょう?
ちょっと考えてみました。
(1)自分の言いたいことばかりを言う
上に挙げた例ですと、僕は服を買いにお店に行っています。
その時点で服に興味があるとわかります。
でも、服と一口に言っても、いろいろあります。
もしかしたら僕はTシャツを買いに行ったかもしれないし、ジャケットを買いに行ったかも知れない。
仮にデニムを買いに行っても、太目のデニムがいいと心に決めていたかもしれません。
それなのに、セールスをしてきた店員は自分のおススメのデニムのことだけ話しています。
僕の興味がどこにあるかなんて、無視です。
これじゃあ、うざがられるのも仕方ありませんね。
(2)魂胆が見え見え
セールスをする理由は何か?と考えると、当然ながらお金を得たいからです。
お金を得るために営業マンはいろんなものを勧めてきます。
これ自体は別に悪いことじゃありません。
いいモノがあったら勧めようと思うのは、むしろ歓迎すべきことですよね。
僕も面白いゲームがあったらゲーム好きの友達に勧めるし、アフィリエイトが起業するのにいい手段だから、起業したい人に勧めています。
いいモノを持っている人が、その対価としてお金をもらおうとするのは当然のことでしょう。
そのモノを作るのに労力やお金が掛かっているし、生活だってあるのですから。
問題は、セールスをする人の心構えです。
セールスをする動機は、お金を得たいからです。
だから、お金だけを考えてセールスしてしまいがちです。
でも、セールスをする相手はお金じゃなくって、人です。
お金を払うのも、人です。
相手の立場からして、自分のことを考えずにお金に用があるとばかりに話をされたら、その人の気持ちはどうでしょう?
僕だったら、自分のことを考えてくれないような人と話すことは耐えられませんね。
(3)断りづらい
僕が服を買いに行ったときの実話で、こういうのがありました。
ショップに入店して間もなく、1人の店員が話しかけてきました。
その店員は、僕がカーディガンを着ているのを見て、「そのカーディガンいいですね^^カーディガン好きなんですか?」と質問します。
僕はそれに対して、「ああ、そうですね。よくカーディガン着ていますよ」と答えると、店員が「うちにもカーディガンあるんですよ。これどうですか?」と商品を勧めてきます。
でも、僕はその日はカーディガンを探しているのではなく、デニムを探していました。
「うーん。でも今日はカーディガンよりもちょっと細身のきれいめなデニムを探しているんですよね」と伝えました。
店員は「デニムですかー。でも、このお客さんに似合うと思うんですよね」と強く勧めてきます。
あまりに強く勧めてくるので、気の弱い僕は上手く断りきれず、そのまま店員の話を聞くことになってしまいました。
そんな中、マネキンがはいているデニムが気になって、僕はカーディガンどころかデニムを見ていました。
でも、カーディガンの話ばかりをする店員に「あのデニムいいですね」とは言わず、もう店員の話にうんざりした僕は「今日はやめときます」とだけ伝えて、そのお店を後にしました。
こんな話です。
簡単に言うと、セールスをされた僕が断りきれず、欲しいと思ったものも買わずに出て行ったという話。
1度、僕はカーディガンはいいと断りました。
でも、断りきれずに店員のカーディガンの話が続きます。
自分の言いたいことを言えずに相手の話を聞くのって、かなりストレスが溜まります。
だから、僕は店員の話にうんざりしました。
断りづらいセールスって、本当にうざいですよね^^
★★★
僕らはアフィリエイターです。
だから、商品を紹介して買いませんか?というセールスを読者にしなければ報酬を得られません。
でも、読者からしたらセールスってうざいんですよね。
その理由が、上の3つです。
(1)自分が言いたいことばかりを言うセールス
(2)魂胆が見え見えのセールス
(3)断りづらいセールス
この3つのセールスが嫌われるセールスです。
うざいと言われないためには、この3つの要素を自分の文章から排除すればいいんです。
つまり、自分の言いたいことを抑え、読者に主導権を預ける。
あるいは、読者が面白がるような話をする。
売りたいという魂胆は抑える。
セールスの話ではなく、話の中心を読者に据える。
断っても問題なく扱う。
断れるようなゆるい雰囲気を出す。
こんな文章なら、読者にうざがれることなくセールス出来ます。
読者も真剣に商品の購入を検討してくれるのではないでしょうか?
ではでは、今回はこの辺で。
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棚原佑介