最近、テニスに新しい仲間(Kさん)が増えました。
会社をリタイアして数年、お年は65歳前後でしょうか、とてもダンディな男性です。
数ヶ月前に 尾道にご自分のお母さま(90歳)のお世話のために帰ってこられたとか。
木曜日のテニスの後のランチを時々ご一緒して ご事情がちらちらと・・・
どうもお母さまが骨折したかなにかがきっかけで、一人暮らしを心配して尾道に帰ってこられた様子。
『母はもう大丈夫なんですが、食事は僕が作っていますから。』
と、お買い物もされて帰られるし、それを楽しんでいる風もあります。
年老いた母と初老の孝行息子の二人暮らし、
そんな微笑ましい姿を想像させる話ぶり。 そこに なぜか奥様の姿が出てこない。
奥様はいらっしゃらないのかしら・・(ひょっとして独身?)
その辺のこと、面と向かって根掘り葉掘り聞けないでしょ、好奇心はいっぱいなんですけど(笑)
ところが、先日、このKさんの口から 「家内」という言葉が出てきました。
え! 奥さんいらっしゃるの
みんなさん、そう思ったんじゃないかしら。
で、その辺の事情を 今日知ることができました。
Kさんだけ、介護のために尾道に帰ってこられたようで、奥様とは別居中とか。
きっと、奥様にもこちらに一緒に来れない事情もおありなのでしょう。あって当然です。
介護は女の仕事、そう考える男性が多い中、なんと優しいKさん。
これから益々少子化する日本、自分の親は自分で!
男性も、奥さんをあてにせず、自分の親は自分で責任を持ってお世話していかなくては
ならない時代になっていくでしょう。
Kさんのような男性が どんどん増えていくと嬉しいですね。