1(中)西川、2(右)丸山(和)、3(遊)長岡、4(三)村上、5(左)サンタナ
6(二)山田、7(一)オスナ、8(捕)中村、9(投)松本(健)
西武を3タテして4連勝、今季初の5連勝に挑む試合を託したのは松本健吾
デビュー戦の衝撃的な完封劇も、前回登板では4失点で3回途中KO
どちらが本当の松本健吾の姿なのか、今日の投球で判断されることになる大事な試合
結果としては、初回に2本のホームランを打たれると3回までに8本のヒット
失点は3点だけだったが、ホームでの刺殺が2度あったことにも助けられていて
普通に行けば5、6点取られていてもおかしくない内容
初回の立ち上がりからストレートが抜ける場面があったが、先制されてからは
変化球も高めに甘く入る球が増えて来て、3回まで全く修正できず
打者15人で8本のヒット、うちホームラン2本、二塁打2本では交代もやむを得ない
次の登板は一軍ではなく二軍での再調整となるだろう
攻撃の方は、10安打に9つの四球、エラーの出塁を含めると20人の出塁があり
11イニングで三者凡退は一度も無し
毎回のように得点圏に走者を進めながらあと1本が出ず、残塁は実に14を数えた
4回は、1死満塁と一気に3点差を縮めるチャンスだったが、オスナ、中村が凡退
その直後の5回表に追加点を許すという最悪の展開
そんな中で試合後半によく追いついたとも言えるのだろうが
6回に1点を返してなおも1死満塁のチャンスにも、西川の押し出し四球の1点のみ
8回には1死1、2塁の同点機に、代打青木、長岡
10回1死2塁のサヨナラ機には西川、代打川端と
打順の巡りも悪くなく、代打の勝負手も打ったのに得点は奪えず
4連勝したとはいえ、まだまだチーム力が復調したとは言えないようだ
昨日の田口の初セーブで、今後のクローザー起用が気になるところだったが
石山が2点ビハインドの7回にマウンドに上がったことで
田口がクローザーに復帰することが明確になった
それにしても、抑えに2試合続けて失敗したとはいえ、防御率1点台の元クローザーを
ビハインドの場面で2イニング投げさせるとは、ちょっと扱いが悪いのではないだろうか