『ゴーストヤンキー』 | なにわの司法書士の徒然草

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あやしうこそものぐるをしけれ

毎日放送(TBSテレビ系列)木曜24時59分のドラマ『ゴーストヤンキー』

 

 

オープニングが流れたときに一番驚いたのは、脚本が我人祥太だということ

 

もともとテレビにも少し出ていたピン芸人で名前を知っていたので

 

脚本家として深夜ドラマで度々名前を見るようになったのは感じていたが

 

その感覚を先週感じたばかり

 

毎日放送の木曜深夜は、この『ドラマ特区』と、『ドラマシャワー』に代わって始まった

 

『ドラマフィル』の連続ドラマ枠の2階建になっているが

 

その『ドラマフィル』で先週始まった『奪われた僕たち』の脚本も我人祥太

 

同時期に脚本作品が2本放送されることはあっても、こうして同じ局の制作で

 

連続で放送される2本の作品の両方を脚本担当するなんてことは見たことが無い

 

よほど毎日放送が我人祥太を気に入っているのか、芸人時代のツテでもあるのか

 

ただ、テレビ東京の1つのドラマ枠が一時期1人の脚本家に独占された悪い前例もあり

 

あまり1人の脚本家を偏って起用するのもどうかなとは思う

 

 

それにしても、男だらけのドラマで、しかも名前も顔も知らない俳優ばかり

 

こういう作品はたまに見かけるが、どうしても苦手

 

女優が出演しないのでただでさえ興味が湧かないのに、誰が誰か認識ができず

 

ストーリー展開が把握しにくい

 

設定は面白そうなのに、苦手が先に出てしまって面白く感じないという弊害が発生する

 

 

ということで、興味は自然とストーリーよりも先に脚本家だったり主題歌に

 

主題歌の『昭和魂』を歌うのが、T.C.R.横浜銀蝿R.S.と表示された

 

横浜銀蝿といえば、『ツッパリハイスクールロックンロール』などで知られる

 

言わずと知れた昭和のヤンキーロックバンド

 

このよくわからないアルファベットのついたバンド名は、横浜銀蝿が再結成したものなのか

 

それとも似たテイストのバンドが横浜銀蝿の名前を拝借したものなのか

 

最終回のエンドロールぐらいで、その正体を見てみたいような気はする

 

 

主演の柏木悠には、超特急の括弧書きだが初めて見る顔

 

いや、正確に言うと、超特急のメンバー総出演の『超特急、地球を救え』で見たはずだが

 

全く顔に見覚えはないし、名前だって頭の片隅にも残っていなかった

 

超特急のメンバーは、草川拓弥以外のドラマ出演はほとんど見なかったが

 

先日終了した『恋をするなら二度目が上等』に髙松アロハが出ていたり

 

今放送中の『御社の乱れ正します』には小笠原海が出ていたりと

 

少しずつドラマに進出し始めた感は受ける

 

 

ドラマの方は、幽霊になった昭和ヤンキーの抗争といったところだろうか

 

わんぱく団というグループと暴霊団という2つのグループが対立しているようで

 

事故でこん睡状態の柏木悠が、まだ死んではいないが幽霊になり、わんぱく団と仲良くなって

 

絡んでくるという流れになっている

 

 

わんぱく団は昭和の時代にヤンキーだった5人組

 

1人はまだ生きていて、団のたまり場の純喫茶わんぱくでマスターをしている和田聰宏

 

そして、当時の事故で一緒に死んだ1人がどうやら裏切って、暴霊団の副総長をしているようだ

 

まあ、いろいろとありながら、最終的には自殺に近い状況で事故に遭った柏木悠が

 

もっと生きたいと思うようになって、幽霊の世界を離れて息を吹き返すのだろう

 

暴霊団が、現金をカツアゲする代わりにお供え物を恐喝するというような

 

設定の遊びをどれだけ盛り込めるかが鍵になりそうな気はする