１（中）塩見、２（三）村上、３（一）オスナ、４（左）サンタナ、５（右）青木
６（二）赤羽、７（遊）長岡、８（捕）中村、９（投）吉村
昨日のプロ野球ニュースで、大矢明彦氏が不振の村上を１番で起用してもと提案していたが
まさか本当に村上を４番から外すとは思わなかった
村上は、高津監督が就任した入団３年目の開幕戦に４番に座ってから昨日の試合まで
どんなに不振でも、欠場することはあってもスタメン出場する試合は全て４番に座ってきた
つまり、高津監督がメンバー表の４番以外の場所に村上の名前を書くのは初めてのこと
それだけ「４番村上」にこだわって来た高津監督の苦渋の決断
この「２番村上」が意図するところが、村上の復調を期してのものなのか
チームとしての打順の流れを重視してのものだったのかは試合後の高津監督のコメント待ちだが
少なくとも打線としては「２番村上」がはまる形になった
６回、三振２つで簡単にツーアウトとなったところから塩見がヒットで出塁
ここで四球数が両リーグ通じてダントツトップの村上が四球を選んでつなぐと
オスナのタイムリーヒット、サンタナが粘って四球で満塁として
青木が走者一掃のレフトオーバー三塁打と畳みかけて一挙４点のビッグイニング
村上は、次の打席では１死満塁で打席が回って来て
引っかけた当たりではあったが、一二塁間をゴロで抜けるヒットで
今季１２試合目にしてようやく初めての打点となった
ただ、だからといって「２番村上」がベストの選択だとは思わないし
個人的には、村上の復調のためには４番に据え続けた方がいいという考え
打順で気分を変える前に、２年前から修正してきたフォーム、構えた時のバットの位置や
足の上げ方だったり、今季０．５インチ長くしたバットを元に戻すとか
明確な部分を何か変えてみるべきではないかというのが素直な意見だ
先発の吉村は６回２失点で今季初勝利
ただ、打たれたヒットは７本で、そのほとんどはストレートを打たれたもの
先週の阪神戦でも打たれたのはほとんどストレートだった気がする
今季、ストレートの球速、球威ともに増した印象があるのだが
それでもまだ足りないということなのか、逆に狙われているということなのか
５回などはほとんど変化球ばかりで上位打線を三者凡退に抑えただけに
吉村のボールの質がどうこうというよりは、中村悠平のリードにかかっている気がする
勝ち試合でのブルペンのつなぎ方に苦労しているが
日曜日の阪神戦に続いて９回を清水に任せたということで
少なくとも田口が戻って来るまでは清水をクローザーに起用することになるのだろう
その阪神戦では、７回石山、８回大西、今日は７回石山、８回木澤
ここに中日戦でクローザーを務めた星を加えた４人で、７回８回を回していくことになりそう
嘉弥真も昨日の試合で三者凡退に抑えていて、やっとブルペンは落ち着いてきた印象
こうやって一歩一歩、チームの形を作って戦う態勢を整えていきたい