『地球の歩き方』・最終回 | なにわの司法書士の徒然草

なにわの司法書士の徒然草

つれづれなるままに日暮らし
PCに向かいて
心にうつりゆくよしなしごとを
そこはかとなく書きつづれば
あやしうこそものぐるをしけれ

テレビ大阪(テレビ東京系列)土曜24時55分のドラマ『地球の歩き方』

 

 

ガイドブックの『地球の歩き方』の企画として、芸能人が海外を訪れて

 

特集ページを作り上げるという半ドキュメンタリーの作品だったのだが

 

どうにもドキュメンタリー要素が強すぎて、ドラマのフィクション要素が少なすぎた気がする

 

 

まずもって、『地球の歩き方』の企画として取材する設定なのだから

 

最初に編集部との打合せがあって、こういう企画でいきましょうという方向性が決まるはずが

 

編集部での打合せ風景があったのはたぶん松本まりかだけ

 

他の森山未來、松本まりか、森山直太朗の3人は打合せの様子がないので

 

単に海外に行って勝手気ままに旅をしているようにしか見えてこない

 

 

三吉彩花と森山未來の旅では、現地の人たちが演技をしたり台詞を喋っているようにも見えず

 

ほとんどドキュメンタリーに見えて来て

 

カメラに向かって語り掛けない『アナザースカイ』といった印象

 

松本まりかがサイパンの現地のラジオに出演したり

 

森山直太朗がニュージーランドでレンタカーがガス欠したり

 

マーケットのステージで『さくら(独唱)』を歌ったりするあたりはドラマ性を感じたが

 

全体的にはドラマとしての、先の展開を楽しみにする感じが生まれてこなかった

 

 

現地の人と現地の言語で会話するシーンも多かったので

 

とにかく字幕が大量に入ることになったが、屋外のシーンも多くて背景が明るいために

 

その字幕さえも見にくいことが多かった

 

そうなると余計に作品への興味がそがれてしまったのが残念