『ハコビヤ』 | なにわの司法書士の徒然草

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そこはかとなく書きつづれば
あやしうこそものぐるをしけれ

テレビ東京金曜24時52分のドラマ『ハコビヤ』

 

 

「運び屋」というタイトルだが、別に麻薬だとか現金といった犯罪がらみではなく

 

自分では運べない、届けられない事情のある人の依頼に基づいて

 

田辺誠一がブツを送り届けるという物語

 

 

第1話では、かつてユニットを組んでいた相棒にギターと楽譜を届けて欲しいという依頼で

 

名前だけで住所もわからない人の居場所を探し出して無事任務完了

 

その相棒は若年性アルツハイマーになったことで姿を消していたという裏話付で

 

ちょっといい話になっているという感じ

 

 

戸塚純貴が閉店後の店に「ホットココアお願いできますか」と入って来て

 

次の画面では「ホットココア 10000円」というメニュー表が映り

 

どんな悪どい商売かと思ったら、この台詞が『ハコビヤ』依頼の合言葉だったようだ

 

どこかのタイミングで、本当にホットココアを注文する客が出て来て勘違いするような

 

ちょっと笑える場面も作って欲しいなと思う

 

 

たぶん連続ドラマのレギュラー出演は初めての元日向坂46の影山優佳

 

サッカーW杯でかなり知名度を上げ、バラエティ番組出演も増えて自然な流れでの起用

 

無邪気にバイトをしたいとやって来ただけのように見えて

 

実は何かの意図を持って田辺誠一の店にやって来たという物語の重要な役どころ

 

ひとまずお手並み拝見

 

 

田辺誠一が荷物を運ぶのに使うのが日産の電気自動車サクラ

 

劇中で、やけに電気自動車のことを便利だと推したり、充電するシーンを何度も映したり

 

わざわざ自動車の前で会話するシーンが目立つなと思っていたら

 

エンドロールで日産自動車が制作協力していることが表示された

 

『晩酌の流儀』のサントリーもそうだが、スポンサーとしてドラマに関わるのではなく

 

制作協力という形で、劇中に商品を使ってもらうという関わり方

 

もちろん、エアドッグのように、スポンサーとしてCMを流すと同時に

 

ドラマ劇中でも商品を使ってもらっている場合もあるが

 

CMを飛ばして見たり、TVerなどでCM無しでドラマを見る視聴者が多い昨今

 

劇中で商品を使用してもらうというドラマへの関わり方は増えてきそうな気がする