『蜜と毒』 | なにわの司法書士の徒然草

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テレビ東京水曜24時のドラマ『蜜と毒』

 

 

昨年10月期から新たに始まった『DRAMA ADDICT』のドラマ枠

 

10月期の『インターホンが鳴るとき』に続いて今作も不倫ドラマで

 

これが『DRAMA ADDICT』の方向性になっていきそうな気配

 

 

W不倫の泥沼にはまっていく夫婦を演じるのは白石隼也と入来茉里

 

白石隼也は、かなり以前に『彼岸島』で主演していたのを覚えているが

 

この数年はこれといったメインキャストの作品は記憶が無いし

 

入来茉里にいたっては、出演していた作品のことよりも、柄本時生と結婚していたことの方が

 

印象に残っているようなレベル

 

キャストの面での惹きという点では物足りなさを感じてしまう

 

 

W不倫のドラマの定番として、まず旦那が浮気をしていて、そのことに思い悩んでいるうちに

 

奥さんの方も優しくしてくれる男に体を許してしまうというパターンは踏襲

 

しかし、その展開があまりにも早い

 

 

まずもって、白石隼也と不倫相手の大谷凛香が2人で会っているところを描く前に

 

大谷凛香が入来茉里に声を掛けて、トイレを貸して欲しいと家に上がり込む

 

帰宅した白石隼也のコートから、大谷凛香と同じ特徴的な香水の匂いがすることで不倫に感づき

 

結婚記念日に仕事だとすっぽかす白石隼也を疑う入来茉里は会社に電話して浮気を確信

 

落ち込んでいるところに同僚の柾木玲弥が近づき、好きだと告白、そのままホテルへ

 

 

こんなスピーディーな展開で、第2話以降にどうやって物語を展開していくのかと思ったが

 

通常のW不倫のように夫婦の関係性の破滅や再生を描いていくというよりも

 

夫婦ともども不倫相手に壊されそうになって、夫婦で手を取って家庭を守る

 

そんなストーリーになっていきそうな予感

 

 

第1話のエンディングでは、ともに不倫相手とのSEXを楽しみながら

 

「この時はまだ知らなかった」というありがちなナレーションの後に

 

「この女がとんでもない地雷女だってことに」、「この男が最悪の粘着男だってことに」

 

こうなると、焦点は大谷凛香と柾木玲弥の暴れっぷりに移って来る

 

どんな狂気、凶暴性で夫婦を壊しにかかるのか楽しみにしよう