『作りたい女と食べたい女』 | なにわの司法書士の徒然草

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NHKテレビ月~木曜日22時45分のドラマ『作りたい女と食べたい女』

 

 

1年ほど前、年末に作品間の調整のように、10話構成で放送された作品の第2弾

 

第2弾が放送されるときに、直前に第1弾を再放送するというのはよくあることだが

 

NHKの場合、多くの作品の再放送イッキ見は深夜帯に放送されており

 

震災の影響で中止になったが、この1月期に第2弾が放送されている『正直不動産』の

 

再放送も日付が変わってからの時間帯に予定されていた

 

 

ところが今作は、本放送と同じ『夜ドラ』の時間帯と使って1日1話ずつの放送で

 

まるで新作を放送しているのと同じ感覚で、先週まで放送された

 

しかも、この第2弾の第1話には、タイトルと共に『第11回』の表記

 

前作を知らない視聴者としては、3週間前からスタートした作品が続いているようにも見えて

 

そのわりに「新番組」の表記もあって、混乱する視聴者も少なからずいそうな気がする

 

 

第2弾の放送で話数を通し番号にするのは、昨年2回に分けて放送された『大奥』でもそうだし

 

『オリバーな犬Gosh』なんかもそうだったと思うので、NHKには珍しいことではないが

 

個人的にはあまり好ましくないような気がしている

 

再放送の方法としても、同じ『夜ドラ』の枠を使用せずに、深夜枠などで

 

明らかに再放送だとわかるような方法を考えても良かった気がする

 

 

ストーリーの方は、確かに前作の続き

 

前作の最終回が元旦に2人で初日の出を見るところで終わり

 

今作は正月休み最後と言っているので1月3日あたりの設定から物語がスタート

 

前作では、『作りたい女』の比嘉愛未さんと『食べたい女』の西野恵未の関係が

 

一緒に料理を食べるだけの関係から、比嘉愛未が恋に近い気持ちに気付き始めたが

 

その微妙な気持ち、そして西野恵未の気持ちはまだ確かめていない状態から

 

今作でどのように2人の関係が変化していくのか

 

 

第1話では、クリスマスや年末年始で浪費してしまったからということで

 

余った餅を使っての餅パーティーを開催

 

これまでどおりの風景でもあるが、イベントごとやデカ盛りもいいけど

 

普通のご飯も一緒に食べたいなあという比嘉愛未さんがポツリとこぼした言葉に

 

西野恵未も、そういうご飯の時も誘ってください、と少し距離が近づいている様子もある

 

 

前作では、ストーリーのほぼ全編が比嘉愛未さんと西野恵未の2人のシーンだったが

 

今作では事前番組で2人の新キャラクターが紹介された

 

第1話ではまだ登場していないが、比嘉愛未さんのSNS友達のともさかりえさんと

 

2人の間の部屋に引っ越してくる櫻坂46の藤吉夏鈴が、どのように2人と関わっていくのか

 

今作の空気感からして三角関係なんてことにはならないだろうが

 

2人の関係性に何らかの変化をもたらすことにはなるのだろう