8月18日、埼玉県加須市北川辺地区の「オニバス自生地」です
今年は例年より生育が遅く、花もまだまだ少ない現地でした
「オニバス」(鬼蓮)はスイレン科の一年生の水生植物で、夏ごろに巨大な葉を水面に広げます
浮葉の直径は条件が良ければ2mくらいにもなるそうです
北川辺地区は埼玉県唯一のオニバス自生地となっていて、埼玉県レッドデータブックにおいて絶滅危惧1A類(絶滅の恐れがある植物のなかでもっとも危険と考えられる種)に指定されています
天気の悪い日を選んで出かけてるみたいで嫌になります(^_^;)
試験田
ミソハギが満開の復元池、浮葉で全面覆われる…とは今年は行かないかな?
復元池と試験田の間の水路がオニバスの自生地です
オニバスの開放花
オニバスの花は、水面の上に出る開放花と水中にできる閉鎖花があって、開放花より閉鎖花のほうが多くなります
開放花は、早朝から咲きだしてお昼には閉じてしまうので、見学は午前中に!
トゲトゲの葉っぱを突き破って咲きます
綺麗な花です
自生地周辺では稲穂が垂れていました、日照時間はどうでしょうかね
見かけた花たち
ヒメシロアサザ(姫白浅沙):これは特別展示、とっても小さいです
アサザ(浅沙)
オモダカ(面高)
左が雄花、右が雌花
左)トキワハゼ(常磐爆)
右)カタバミ(酢漿草)
ガガイモ(蘿藦):咲き始め
左)オニノゲシ(鬼野芥子)
右)イヌホオズキ(犬酢漿)
左)ツユクサ(露草)
右)ヒルガオ(昼顔)
左)オオニシキソウ(大錦草)
右)ニシキソウ(錦草)
左)ハキダメギク(掃溜菊)
右)イワダレソウ(岩垂草):クラピア
以上、畦道はいろんな草花が咲いていますね
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