しばらくT型熱電対変換チップ MAX31855と格闘して、誤差(というか異常値)についてマキシムへ質問投げたところ、正式回答が「そういうもの」だそうです。
補正しているけど不完全だからユーザで何とかしてね。もっと精確に測りたかったらMAX31856があるよ、、との事。。。うーむ (-_-;)
このままではしょうがないので スイッチサイエンスからMAX31856ブレークアウトボードを仕入れて使ってみました。
どこかにサンプルはあるかなと探したところ、ありました。
注意点はGPIOを直にSPI通信に使うタイプのライブラリなのでカーネルのSPIデバイスは停止しておかないとうまく動作しない様です。
結果は、、、良かったです。熱電対の絶対誤差で1℃くらいありますが、相対誤差 0.1℃程度で納まっているので十分に使えます。いやー良かった。
少々問題は、このAdafruitブレークアウトボードはピン配置がインラインで固定のためにスペーサを使わないといけない、3.3V,5V共用でレギュレータが乗っていたり、ロジックレベルが混在しても良いようにかラインにダイオードが付いていたり、接続端子が3.8mmピッチで小さくて扱いづらい、いろいろ面倒です。
そこで3.3Vでしか使わない事を前提に簡略化、スペーサが不要になる様DIP化した配線のブレークアウトボードを試しにデザインしてみました。MAX31855にくらべて推薦回路の周辺部品が多いのでCRなど表面実装にするしないといけない。。この基板起こすかどうか分からないけどチップ自体の性能が良さそうなので機会があったら作ってみたいです。
大きさはあまり変らないですねぇ。もっと小さく出来るけど自分で手配線する事を考えるとこれ以上縮めると半田付けが大変そうです。。