Tamesuke-Goto Maker的Blog

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地域ISP管理者だけれど、ここ3年ほどMakerなJobが増えたのでまとめてみたいと思います 旧ハンドル Ringoro

いまさら pop-before-smtp

 しばらく dovecot imap/pop3 とpop-before-smtpで運用しているサーバがあるのですが、いいかげん古いのでOSを含めてアップデートしましたが、 pop-before-smtpの認証がうまくいかないという事態が。。。3日ほどハマってしましました。
 
先ずは -T オプションでワーニングがでるので、フラグは取りました。 perlのパスはOSにより異なるかもです。
 

# head /usr/local/sbin/pop-before-smtp 

 

#!/usr/local/bin/perl -w

use strict;

:

:

 

 
 次は 新しいdovecotの出すログのフォーマットが若干変わった事が原因でパターンマッチ出来ません。新バージョンではログ項目が増え、またdovecotのプロセスIDが付加されています。
 

May 12 12:51:32 mailserver  dovecot[6501]: pop3-login: Login: user=<admin>, method=PLAIN, rip=***.***.**.***, lip=***.***.***.***, mpid=7076, session=<nNWkbd3eiZfK3gA/>

変更点:

10-logging.conf :

 

#login_log_format_elements = user=<%u> method=%m rip=%r lip=%l mpid=%e %c

login_log_format_elements = user=<%u> method=%m rip=%r lip=%l %c

 

短い出力タイプにログを変更

 

                            

pop-before-smtp-conf.pl :

 

# For Dovecot POP3/IMAP when using syslog. new ver 

 

$pat = '^[LOGTIME] \S+ (?:dovecot\[.*\]: )?(?:imap|pop3)-login: ' .

    'Login: .*? (?:\[|rip=)[:f]*(\d+\.\d+\.\d+\.\d+)[],]';

$out_pat = '^[LOGTIME] \S+ (?:dovecot\[.*\]: )?(?:imap|pop3)-login: ' .

    'Disconnected.*? (?:\[|rip=)[:f]*(\d+\.\d+\.\d+\.\d+)[],]';

 

ログ記述内 dovecot[....]  の 文字列にマッチする様に正規表現を一部変更

 

 

pop-before-smtp などレガシーなシステム使う人は最近はいないでしょうけどねぇ。。。

 

 

 

FireWireのオーディオインターフェースはレガシーだし、メーカーも対応をやめてしまっています。

長年使っていた MOTU828mk2 などはMacBook Pro M1シリーズではもう使えないものと諦めていました、、が、 気がつかなったのですが昨年10月にMOTUから新ドライバーがリリースされており、これが実は対応しておりました。

 

 

 

このMOTU Audio Installer ver 89555が最新OS 11,12 に対応しています。

公式には 828mk3ハイブリッドのみ対応となっていますが、Arm64CPU対応のFireWireドライバも入っております。

 

 

もしかして、、、と思って828mk2を繋いでみたらちゃんと認識できました。

 

実際には Thunderbolt3->Thunderbolt2アダプタ、Thunderbolt2->FireWire800 、 FireWier800->FireWire400 ケーブルと3段構えでないと接続できないのですが、これでも旧型のMOTUオーディオが使えるのは嬉しい事です。

 

 

 

もしかしたらmk2以前の 828無印も利用可能かもしれません。追って試したいと思います。

 

 

 

 

N-Toschさんはスタジオレコーディング機器を製作するMakerさんです。

 

NeveやSSLのコンソールをバラして中の回路/モジュールを取り出しラックマウントのスタジオ機器としてリビルドして納品しておりました。いわゆるノックダウン機器の製作というものです。その筋では大変有名な方です。

 

ただ、ここ10年ばかりは新規製造はしていなかった様でしたが、今回 何点か数量限定で製造を再開するので、そのお手伝いをしました。

 

 

 

 

 

ノックダウンといっても結構面倒で、メインとなる回路はコンソールの中のものを取り出して使いますが、VRやSWなどはガリが出て交換するし、抵抗やコンデンサも老朽化しているので交換して、また独立した機器として働かせるには 電源、入力バッファ回路/基板、出力バッファ回路/基板、SWやVRの機構部品基板、ケース・パネルなどはオリジナルで製作・追加しないとなりません。

これら回路基板類は以前はすべて手作りしていたそうです。これはこれで結構大変であった様です。

 

今回、それらの回路基板の製作をKiCADを使ってプリント基板化作業をして差し上げたという次第です。

出来上がってしまえばなんて事ない様に見えますが、部品類、特にXLRコネクタ、SW、VRなどはかなり特殊な部類で、フットプリントなどがありませんので先ずはそれらライブラリを作るところからやらないといけません。

 

 

思いのほか時間がかかりました。今年の初めから計画して何度か試作を行い、実際に回路を組んで定数を変えて動作確認を経てOKが出まして、ようやく製品として出荷の運びとなった次第です。第一弾は Neve EV10880 のイコライザを2ch、ラックマウント化して出荷できる様になったとの事です。渋谷パワーレックに展示予定だそうです。

 

とあるベテランエンジニアさんのお話しでは、最近のスタジオ用アナログ機器は表面実装ばかりになってしまい音が良く無くなってしまったとのことです。丁寧に作り込んだ機器は本当に少なくて、N-Toschさんの作っているものは今どき大変貴重になっているとの事です。