こんにちは。
為書きの印刷から配送まで、1枚からお受けしている
選挙為書き拝送便 、です
12月27日頃から二十四節気の「冬至」の次候 、
麋角解(さわしかのつのおつる)です。
「大鹿の角が落ちる時期」という意味で
新暦の12月27日~12月31日頃がその時期です。
「麋(さわしか)」は、大鹿(=トナカイの仲間)のことで、
この時期、角が根元から自然に取れていくといいます
でも、日本には大鹿は生息していないので、
この候に出てくるのは不思議ですね
一説によると、七十二候の本家中国に生息する
「麋鹿(ミールー)」という鹿が
この時期に角を落とすことから、といわれています
ともあれ、昔の日本人にとっては
想像上の鹿だったのでしょうね
年の暮れ。
クリスマスが過ぎると、アッという間に大晦日がきて
アッという間に新年がきてしまう、
急に時間に追い立てられているかのような数日間。
今年もあと幾日と、
指折り数えるほど暮れが押しつまることを
俳句の季語で「数え日」といいます。
「数え日は親のと子のは大違ひ」
と古川柳にもあるように、
子どもたちは、お正月をまだかまだかと指折り数え
大人たちは、もう数日しかないと焦りながら過ごす・・・
同じ数え日でも、年を重ねると
時間の早さが違ってくるものですね
残り少なくなった一年のカウントダウン
この数日を大事に過ごす気持ちを
忘れずにいたいものですね
<二十四節気>
二十四節気(にじゅうしせっき)とは、1年を24等分し、季節をあらわす名称をつけたもの
<七十二候>
七十二候(しちじゅうにこう)とは、二十四節気をさらに5日ずつの3つ(初候、次候、末候)に分けた期間のこと。
・参考文献
山下景子(2014) 「二十四節気と七十二候の季節手帳」 成美堂出版