●スパム対策はただ1つ
(本物の詐欺メール)
セキュリティ関連のブロガーがこぞってお薦めしているのは、とても単純で明解。
それは、「スパムを見付けたら消す事」。
スパムを受信しない様にする方法もあるが、完全には防げない。
コンピューターに学習させれば振り分けの精度も上がる。
ブラックリストに登録すれば「受信拒否」も使える。
しかし、これも観点を変えれば「ほぼ、無意味」。
なぜなら、とても便利で有力な方法だが、「悪質なスパム」は毎回メールアドレスを変えてスパムを送って来る。
これでは、幾ら完璧なブラックリストでも全く意味を成さない。
毎日、「ブラックリストに新しいスパムの差出人のメールアドレスやドメインを登録する」と言うルーチンは全くの「徒労」に終わる。
はっきり言って、「毎日の苦労」は時間の無駄で「何もしない方がマシ」と言う事になる。
でも、普通のメールが迷惑フォルダーに振り分けられたり、反対に受信フォルダーにスパムが紛れてしまうのはとても危険。
だから、迷惑メールは最終的には人間の目で確認しなければならない。
●「メールのヘッダーの解析」とか
送信者の名前、メールアドレスは偽装される事がある。
確認するにはヘッダーを見れば簡単に分かる。
しかし、解析などしても余り意味はない。
なぜなら、「なりすましメールである事の確認」や「発信者のおよその地域」などは分かるが、それが犯人逮捕に繋がる事はほとんど無い。
だから、これも大きな「無駄な作業」。
「趣味」としてなら構わないが、「何もしない方がマシ」の自己満足だ。
繰り返すが、こちらの出来る事はただ1つ。
スパムを、確認しながら手で1つずつ消す事。
メールクライアントの設定で迷惑フォルダーの中身を自動的に消す事も出来る。
しかし、何かの関係で残っていると間違って開けてしまう危険性もある。
だから、消す。
詐欺犯に「止めなさい!」と呼び掛けるのも無意味なので止めよう。
言って分かる様な連中ではないのだ。
●とにかく、刺激をしない事
(最近、成果が上がらないから「指示役」に随分とせっつかれているみたいです)
あなたが、「この野郎!」と思っても、詐欺師たちを刺激しては成らない。
「こちらの手の内」は決して見せない事。
ちょっとした不注意からこちらの何かを特定される事もある。
確かに、「大きな金が入る仕事にしか興味を持たない集団」だが、逆恨みされたらどんな 標的型攻撃をして来るか分からない。
画像を見て「言いたいこと」もありますが、「そろそろ切れたか? ばー●!」などとは発信しない事。