わたしが親に望んでいたこと | 自己治癒力向上大作戦

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子どもの頃からずっと

親に望んでいたことがあります

 

困ったとき

悩んでいるとき

辛いとき

嫌なことがあったとき

傷ついたときに

話を聞いてほしい

 

叶わなかったからこそ

この願いに

強い執着が生まれました

 

 

なんで〇〇しなかったの

〇〇しておけばよかったのに

ほら、いわんこっちゃない

だからいったでしょ!

〇〇しちゃダメって言ったでしょ!

ほっといたらいい

 

ただ、つらい気持ちをこぼしたいだけなのに

わたしの「ありかた」を否定する言葉が返ってくる

 

それを何度も経験するうちに

「この人に話しても余計に傷つく」と思うようになり

こぼすことも、相談することもしなくなりました

 

 

どんな内容なら力になってくれるのか

どんな内容なら否定されるのか

 

 

それをずっと観察していたような気がします

 

 

*****

 

 

【親子で話せる「性」のはなし】

 

「これを子どもと聴きたいので

土日にお願いしたい」

 

というリクエストをしばしばいただきます

 

親子で聴いていただくのも

夫婦で聴いていただくのも

誰が誰と聴いてくださっても

まったく問題ないのですが

 

わたしの目的は

「相談できる大人をひとりでも増やすこと」

であって

子どもに性教育を施すことではない

ということをどうかご理解ください

 

 

本来、

性教育も

暴力防止にまつわる情報の提供も

ふだん一緒に過ごしている仲間の

「共通認識」になることが重要です

 

うちの子だけ教えておけば

いじめも性暴力も防げる

というものではなく

同じ時空間を共にする仲間が

共通認識として情報を共有しはじめて

その情報が有効になるからです

 

「いじめ」も「性暴力」も
基本は
NO、GO、TELL

イヤ、逃げる、相談する

です

 

ひとりが知っていて

「イヤ」と言えたところで

その「イヤ」が権利だという認識がなければ

クラスの中でブレーキは作動しません

 

「イヤ」が言えなかったときに

そばにいた友だちが

「逃げよう」と声をかけてくれることも

ないでしょう

 

まして「相談」を

「告げ口」と誤認したままでは

誰にも相談などできないのです

 

これは全て

わたしが30代前半で関わっていた

CAP(Child Assaoult Prevention)

子どもの暴力防止プログラムの基本理念です

 

CAPも性教育も

学校に期待できないのは

20年たってもほぼ変わりません

 

それどころか

子どもたちの間の「同調圧力」は

20年前よりも強くなっている様子さえ

伝わってくるのです

 

では、暴力から子どもを守れるのは誰か

 

親、保護者です

 

 

子どもはまだオトナたちほど

「自己責任」という考え方に侵されていません

 

「うちの親なら大丈夫」と思ってる子は

困っているクラスメートに

「うちの親に相談してみる?」と

言えたりします

 

 

子どもの目に

「相談相手としてアテにできる大人」

と映るのであれば

うちの子の力になれるだけではなく

うちの子の友だちの力にもなれるのです

 

そんな大人が増えることで

ひとりでも多くの子どもが

いざというときに話を聞いてもらえる確率が上がる

 

それが緊急の目標なのです

 

 

 

 

 

「赤ちゃんってどこから生まれるの?」

 

5才くらいまでの間に

70~80%の子どもがする質問です

 

ファンタジーではぐらかすと

のちのち耳年間なお友だちから聴いたとき

教えてくれなかった親に対して

「このテの話はしたくないんだな」

と思うことでしょう

 

「学校で教わるわよ」というのも同じ

 

理科の先生になって

絵本をみながら

どうすれば妊娠し

どれくらいの間、子宮ではぐくまれ

どのように生まれるのかを

話せる大人であれば

「このテの話をしても大丈夫」と

思ってくれることでしょう

 

 

「お母さんの見せて」

と子どもは言うこともあります

 

見せてもいいし

見せなくてもいい

 

「プライバシー」に関わることだから

嫌なら見せなくてもいい

 

親にもプライバシーがあって

それを誰もが尊重しあうのだということを

学ぶチャンスにすればいいのです

 

 

質問をはぐらかさない

質問にたじろがない

 

これは性に関することだけではありません

 

植物のこと

虫のこと

雲のこと

動物のこと

しくみのこと

テクノロジーに関すること

「ことば」そののものの事

目に見えない世界のこと

神様のこと

たいていは理科の先生or国語の先生になって

答えられることです

 

即答できなければ

一緒にしらべる

あとで調べて、あとで伝える

 

「性」にまつわることが

答えられないのは

「知らないから」ではありません

 

「知っている」けど

「教わったことがない」から

「伝えかたがわからない」のです

 

 

エロ情報の中から

次ぎ合わせるようにして

必要最低限の情報を

どうにか得てきたのが実情ではないでしょうか

 

 

「伝えかたがわからない」から

はぐらかした

ごまかした

たじろいだ

のであっても

そんな事情はこどもには関係ありません

 

 

子どもの目に

「この話はしたくないんだな」

と映ったら

それが繰り返されたら

困った時の相談相手として

あたまに思い浮かぶことは無いでしょう

 

 

わたしは

そうはなりたくなかったのです

 

子どもを愛する親ならば

みなさん同じだと思います

 

 

子どもへの性教育は

本来学校で行われるべきものです

 

それが期待できないから

ご家庭でするのです

 

 

わたしが子どもたちに伝えても

なにかあったときに

わたしに相談に来れません

 

 

なにか起きた時に

真っ先に相談する相手として

身近な大人の顔を思い浮かべられるかどうかは

ふだんのコミュニケーション次第なのです

 

 

性教育は

特別なところで

特別なときにすることではありません

 

 

疑問のタネはそこいらじゅうに転がっています

 

 

芽がでたときに

ひとつひとつていねいに

そだてていけば

ゆたかな森になって

簡単に荒野にはならないでしょう

 

芽が出ても

たじろぐとか「まだ早い」などと

大人の都合で間引いたり

枯らしてしまったら

嵐にも開発にも弱い荒れ地になってしまいます

 

 

なにか起きた時に

わたしの顔を真っ先に思い浮かべてほしい

そう思うのなら

伝えかたを知りましょう

 

 

性的な関係がどういうものなのか

どんなときに性行為をするのか

性行為をするとどんなことが起きるのか

 

科学的に理解していると

自分も相手も大切にできるようになります

 

興味本位、自分本位な行動はとりません

 

お酒やたばこは二十歳から

アダルト情報は18歳からですが

ごはんも科学も年齢制限がないように

年齢制限のない性を伝える方法はあります

 

【親子で話す「性」のはなし】は

そのための時間です

 

 

 

 

個人セッションやってます

https://ameblo.jp/tamayuradou/entry-12497693674.html

 

10月26日は天草で「食」と「ワクチン」のお話会

https://www.facebook.com/events/388693908482526/

 

熊本のセラピスト向けセミナーは10月27日と28日

https://tabicranio.exblog.jp/25340792/

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10月29日は鹿児島湧水町にて「ワクチン」と「性」のお話会

https://www.facebook.com/events/682892852228202/

 

11月23日は東京!「食べ物」と「性」のお話会

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11月24日&25日の東京セミナー

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11月26日(火)は市原市で「おうちまくのうち」と「性のおはなし」

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来てね~ニコニコ

 

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ひろの拝