肌で感じる「心地よさ」 | 自己治癒力向上大作戦

自己治癒力向上大作戦

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5月13日からの首都圏出張は

クラニオのセカンドコースを受講した方との
「おさらい会」からはじまりました


手技療法の勉強会ではありますが
実際に行う「手技」のテクニックに関して
すべての時間を使うわけではありません

クラニオ
(頭蓋仙骨療法、英語でクラニオセイクラル・セラピー
 略してクラニオ)は
とにもかくにも
「心地よさ」「安心感」を呼び戻すための
<てあて>です

お手当て「する側」の私たちが
「心地よさ」と「安心感」に対して
研ぎ澄まされた感覚を持っていることも
とても大切なことだと考えています


なので、今回のおさらい会では
さまざまな布地の感覚の違い
横たわる向きでの感覚の違い
を確かめ合うことから始めました



感覚の世界には
正しいも間違いもありません

善悪でも計れません


それをどう感じるかだけ


好きか、嫌いか
気持ちいいか、良くないか
馴染むか、馴染まないか

という
極めてシンプルな話



ところが
現代社会はそれが難しくなっているのが現状




カラダに感じることを
心で受け止めて
頭で処理する

というプロセスを
無意識に行って行動を決める

それが本来の
われわれニンゲンのやり方です

感覚とキモチと意識が
互いに影響しあって
なにを行うかを決めているのです



(肉体的に)疲れたから横になろう

腹が立つことがあったから、話を聴いてくれる人に電話しよう

ルーチンばかりの仕事で辟易してるから辛いものが食べたい


というように

感覚とキモチと行動は本来深く結びついているもの



…なのですが

『カラダで感じた不快
 それを受け止めた心が「やだな」と思う』


ことが、
日常の中にたくさんあり過ぎると

・身体の感覚(感覚)
・キモチ(感情)
・意識

が「それぞれに影響、関連しなくなる」
ということが起きます


「不快」を感じて
「やだな」と思って
「その場を離れよう」としても

それは許されないことだったらどうでしょう?



たとえばパンスト


ナイロンという化学繊維が
下半身全体の肌を覆い尽くすわけです

「心地いい」わけがありません(断定)


でも、会社の決まりや
自分の好みのファッション
自分の好みでなくとも
社会が求めるからという勘違いもありかもしれません

そんなこんなで

「オンナですもの、パンストにハイヒールでないと!」

という思い込みで

毎日パンストを吐き続けるとあら不思議


不快感も(感覚)
やだなというキモチも(感情)
それ以外の選択肢を模索しようという意識も

次第に薄れて、無くなってしまいます


これを「慣れ」と呼ぶか
「感覚の喪失」と呼ぶかの違い



肌の感覚だけでなく
音、匂いなど
空気中をただようものでもこれは起きます



幹線道路のそばに職場があって
はじめはうるさく感じても
そのうち「慣れ」ます



「慣れ」が起きても
本来の「心地よさ」を感じたときに

気持ちいい(感覚)
これがすき(感情)
たまに来よう(意識)

という3つのプロセスがつながるならOK
まだまだリセットできます




人間関係の「心地よさ」も然り




でも、
リセットの機会が少なすぎると

本来の「心地よさ」を感じて
「ええなぁ」とほっとする感情に
つながらなくなってしまうのです


これはヤバい


病気や症状の根っこには
たいがいこの状態が居座っています



そういう方に「お手当て」するわけですから

私たち自身が

「快」に関して

研ぎ澄まされた感覚を持っておきたい




…というわけで

肌で感じる心地よさを確認するために

布地を使ったワークを行いました


ポリエステル

オーガニック、手つむぎ、手織りのコットン(カディ)

オーガニックの麻

シルク


で、その違いを確認しあうと

好みの違いこそあれ

「息づき」を感じる素材に人気集中


「安心する」というのがその理由



「心地よさ」と「安心感」は
治癒力にとって一番大切なことです

大切さを伝えるため
呼び覚ますためにも
私たち自身がだいじにしたいな、と

再認識できる時間でした




直接肌に触れる下着や衣服の素材が何でできているのか
その素材は、どのように加工されたのか
ということまで

肌は、敏感に感じ取っています

意識にまで登らなくても、です




心地よさと安心を与えてくれる衣服は
同時に大切にしたくなる衣服でもあります


大量消費の世の中をみなおすためにも

ワードローブをチェックしてみてください








ひろの拝