古今東西、様々な映画のシリーズ物があります。そのパターンも、一作目が大ヒットしたため続編を作ったもの「スター・ウォーズ」「ロッキー」「バック・トゥ・ザ・フューチャー」など。制作費を効率よく使うために最初からまとめて作られたもの「スーパーマン」「三銃士」など。原作が、そもそも長いもの「ハリーポッター」「ナルニア国物語」とか。そもそも一作品だったが、収まりきらず、2話になってしまった「キル・ビル」。様々な思惑で続編が作られますが、今年は特に、大作映画のほとんどが続編ばかりで、ヒットが確約されているのでスポンサーが集まりやすいという事情は理解できますが、ちょっと辟易としますね。
「ハンガー・ゲームFINAL:レジスタンス」
原作はスーザン・コリンズの大ヒット小説「ハンガー・ゲーム」シリーズの続編になります。この小説のシリーズも、一作目が大ヒットしたため、続編が作られた作品群ですね。出版当初から邦画の「バトル・ロワイヤル」やシュワルツェネッガーの「バトルランナー」との類似が指摘されていましたが、元々
「人々の娯楽のための殺し合い」っていう発想は古代ローマ時代からの史実ですから、似た設定が存在するのは当たり前のことかもしれません。
監督は、「恋人たちのパレード」「アイ・アム・レジェンド」のフランシス・ローレンス。前作に引き続きメガホンを取っています。
主演は、22歳の時に「世界に一つのプレイブック」でアカデミー賞主演女優賞を取ったジェニファー・ローレンスです。元々は金髪の髪を黒く染めて演じています。最初の「ハンガー・ゲーム」の時は、まだほっぺが子供っぽいいかにもティーンエイジャーな顔つきでしたが、役同様、試練をくぐり抜けた大人の女性の顔に変わっています。
共演は、ジョシュ・ハッチャーソン、ウッディ・ハレルソンなどです。大御所としてはドナルド・サザーランドが敵ボス役で出てきますが、今の所、大きな存在感を示してはいないです。
文明が崩壊した世界。独裁国家パネムは、反乱を防ぐために国を12に分断し、その軍事力で圧政を引いていた。そして、その民衆の関心を引くために年1回「ハンガー・ゲーム」という若者たちに殺し合いをさせるテレビショーを行っていた。12地区の若者カットニスは、妹の身代わりとしてこれに出場し、同じ地区の男性代表ピータとともに勝利するのであった。しかし、他地区の犠牲者たちを思い、パネムに対する憎悪を掻き立てるのであった。(第1作「ハンガー・ゲーム」)
ハンガーゲームの勝者として、各地域回りをするうちに、ますます憎しみを増幅させたカットニスであったが、その一方、国民のパネムに対する反感は増すばかりであった。一計を案じたパネムの大統領スノーは、歴代ハンガーゲームの優勝者を集めた、記念大会を実施する。しかし、一度勝者になった過去の優勝者も再度命がけの戦いに参加を強制されることには不満で、「同盟」を組んで対抗する。しかし、主催者側は、何としてもカットニスを抹殺するため、自然現象を操りつつ追い詰めていく。とうとう魔の手にかかり、カットニスは倒れるが、そこに、救助の手が差し伸べられる。(前作ハンガーゲーム2)
危機一髪のカットニスを救ったのは、独裁国家パネムに対抗するレジスタンスの一味であった。自分の故郷を滅ぼされたカットニスはレジスタンスに参加することを表明するのだが、レジスタンスは、彼女を、革命の旗印として「利用」し、さらには、国家側に捕らえられて洗脳されたピータの救出計画も進まず、彼女は苛立ちを覚えるのであった。
ふう。シリーズ物のあらすじ解説って、何回やっても大変です。
で今回はというと、そもそも「ハンガー・ゲーム」じゃないですよね。ごく普通の「独裁国家に対するレジスタンス」のお話です。映像的にも、特に目新しいものはありませんでした。そもそも、カットニスの弓矢が一回しか炸裂しない、なんてひどいです。
ピータの行動も不可思議です。敵に洗脳されたふりをしていたようにも描かれているのですが、救出された後も暴れたりして、あれ?どっち?となってます。他に救出された仲間は、なぜ洗脳されたかったのでしょうか?まだわからないだけなのかもしれませんが。
ま、この後編、「ハンガー・ゲームFINAL:レボリューション」がこの秋公開されますので、今回は一つ貸しにしておきます。
「次回をお楽しみに」という甘言を信じられる人にお勧めします。
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