もう呆れて誰も待っていないかもですが、本当にお待たせしました
ちょっとずつ書き溜めていたんですが、なかなか時間が作れず、や~~~っと出来ました
↓この口上も最後なんですね
イタキス2は原作通りに進んで行きますので、わたくしの説明がよくわかんね~よって場合は原作をご確認ください
それから2か月
いまだに直樹に始めてもらった指輪をつい見てニヤニヤしてしまう琴子
そりゃ~裕樹君も、文句の一つも言いたくなるような不気味さでしょう
そんな中、クリスから、金ちゃんと二人の満面の笑顔のハガキが来た…“ハイケイ、ナオキ&コトコ。アタシタチ、ベッソウノオシロデ、シキヲアゲテシマイマシテン。(読みにくいので戻します)新婚旅行を兼ねて、しばらくイギゥリスにおります。直樹と琴子に負けへん夫婦になるつもりやでぃ~。あたしは、今めっちゃ幸せでっせい。”
「クリスって~、すごい家の子だったんだね。」と、今更ながら驚く琴子…「金之助も意外と似合ってるな。」っと、以前だったら絶対言わない言葉をいう直樹。
原作のクリスのパパとママの件がばっこり抜けてるから、初めて知るような感じになっているのでしょうね。
そんな中、裕樹君がさっきから熱っぽいと言い、辛そうにしている
紀子が額に手を当てると、ホントに熱があるそうで、「好美の奴、具合悪そうだったから、うつったかな~。」と言う裕樹君。
「何してうつったのかしらね~。」と鬼の首でも取ったかのようにからかう琴子とにやんと笑う直樹…ここで直樹のむっつりが明確に
「こ、琴子お前何言ってんだ。」と、いきなり飛び起きる、とっても素直な裕樹君。
琴子が持って来た薬を貰って、大人しく飲む裕樹君。
この時には、まだまだみんな、余裕があったのでしたby琴子
翌朝、大変なことになっております
直樹自ら診察の結果、「おそらく、インフルエンザだな。」と、ヘロヘロになって「は~、俺ここ十数年、風邪なんてひいた事なかったのに。」と言う重雄に、「ここ数日、病院でも患者が増えてるんです。」と直樹、琴子も「医者も看護師も結構倒れてて。」と言う
咳込みながら琴子を心配する紀子に、「お義母さん、人の心配寄り、自分の心配してください。あたしなら大丈夫です。何だかここ最近絶好調で。」と明るく言う琴子…直樹が後で処方箋書いて、琴子に薬局に行ってもらうそうです。
「医者が家にいると、助かるな~。」と、うわ言のように言う重樹。
ここで一言、色々な大人の事情があるにしろ、みんな布団で寝なくていいのだろうか
おじやか何か用意しますからと言う琴子(みんな密かに)に、仕事で忙しいのにと気遣う紀子。
「何を言ってるんですか。こんな時の為の家族じゃありませんか。困った時はお互い様。遠くの他人より、近くの親族って言うじゃありませんか」と熱く語る琴子、無表情の直樹…「ばかっ」と裕樹君
「琴子、お前・・・」と何か言いたげな直樹に、「ん」と琴子、「いや…。」と言葉を繋げない直樹。
その頃病院でも、インフルエンザと思われる患者が押し寄せ、医者や看護師も倒れる人が続出していた
主任もダウンする中、小百合ちゃん元気に出勤…「よかった~。やっぱり師長は無事だったんですね~。」と、怖いもの知らずの琴子・・・「やっぱり」と師長の言葉に、慌てて琴子を諌める幹ちゃん
インフルエンザの患者が増え過ぎた為、外科外来の一つを内科外来に開放する事となり、応援に行く事になった琴子、なるべく早く帰ってみんなの看病したかったと、完全にやさぐれております…とは言え、待合室の患者さん達を見てしまうと、気持ちがナースモードに切り替わるのでした。
と、そこに直樹を発見して、彼も応援に来ている事がわかり、「やっぱりあたし達って、みんなに頼られる夫婦なのね~。」と言い、「達」と突っ込む直樹の言葉は聞こえません
「入江君がいれば、百人力よね。頑張ろうね」先ほどとは因泥の差の意気込みを見せるのでありました
直樹と一緒に働ける嬉しさから、あっちの世界に行きそうになるも、すぐに引き戻され それから殺人的なスケジュールが続いたのでした
一方紀子は熱も下がって、食事の支度をしているようです…琴子からまだ帰れないという電話に、彼女の体を気遣う紀子。
琴子ならずも直樹も帰れなくなったと聞き、大喜びの琴子に「よく喜べるよな。」とあきれる直樹
「ずっとこういうのに憧れてたんだも~ん。」と言う琴子を、何か言いたげに見つめる直樹
その視線に気づき「なに」と聞く琴子に、「おまえさ~、前から聞こうと思ってたんだけどさ~、からだ、おかしくないか
」と言う直樹
「へうん、ま、ちょっとは疲れてはいるけど、そ言えば、ちょっと熱っぽいかも。でも別に
」「飯は食べてるか
」「あ~、あんまり、食欲なくって~、バタバタしてたし…でも、大丈夫。」「そ~か~。」と言いつつ何か思うようにコーヒーを飲む直樹、「やだ~、入江君。あたしの事すごくすご~く心配してたの~
はっ、愛する妻が、インフルエンザに罹ってないかって。」「そういう事…」と直樹の言葉を遮り、一人盛り上がる琴子に、「元気なのはわかった。」と呆れ気味にコーヒーを置き、その場を去る直樹に急患の知らせが
自転車でガラス戸に突っ込んで、血が止まらない男の子で、子供を抱きパニックになっているお母さん。
ガラスの破片を取ってる間、助けてあげられなくてと謝るお母さんに「お母さん、落ち着いて。おかあさんがしっかりしないと、たかしくんが不安になりますよ。一緒に励ましてあげましょ、ね。」とお母さんを力付ける琴子に「看護師さん」と琴子を見る母・・・「大丈夫、入江先生は、傷口のガラスの破片取らしたら、日本一って人ですから。あはっ」
琴子の励ましで、ようやく落ち着きを取り戻したお母さん、たかしくんを励まします。
治療が終わった後、お母さんは笑顔で取り乱した事を恥ずかしいと言い、そんなの当り前だと言う琴子に「看護師さんが、あたしがしっかりしないとって言ってくれたおかげで、目が覚めました。あ~そうだって。この子不安にさせてどうするんだ~って。」
ちょっと照れつつ、傷が深くなくて良かったと、たかしくんの頭をなでる琴子に、「本当にありがとうございました。ガラスの破片を取らせたら日本一の先生と、優しい看護師さんがいてくれて、よかったです。失礼します。」と言って去っていく二人。
話を聞いていた直樹が現れ、頭をこつんとしつつ、「よかったじゃね~か。生まれて初めて、看護師として褒められて。」そんな事ないもんと言う琴子に、「俺なんか、ガラスの破片取らせたら、日本一なんだろ光栄だな。」といつもの二人の会話です
二人待合室の椅子に腰かけ、「でも嬉しい、入江くん。お母さんてすごいよね~。たかしくん抱えたまま、ずっとここまで走って来たんだって、あんな小柄なのに。すっごいよね~、お母さんの子供守るパワ~って、なんかすっごいよね~。」と感動の琴子に「そうだな。」と直樹
また急患の知らせに、琴子に帰るように言う直樹…直樹が頑張っているのに大丈夫と言う琴子がいきなり倒れ、慌てる直樹
目覚めるとみんなが心配そうに覗き込んでいた
状況がよくわからない琴子に、病院で倒れ直樹が運んで来てずっと寝ていたと話す、紀子と裕樹…倒れた琴子を運ぶのは、今も昔も直樹の役目の様です
あやまる琴子に、「全くだ~。おまえってやつは~。心配掛けやがって~。」と涙する重雄と、「良かった良かったアイちゃん。」と気遣う重樹。
琴子を抱きしめ、「ごめんなさいね、琴子ちゃん。私達のインフルエンザがうつったのよ~。しかも、病院も休めずに~働いて、あたし達の看病までして、ごめんなさいね、無理させちゃって~。」と謝る紀子。
そんな紀子に琴子は笑顔で、「そんな事ないですよ~お義母さん。眠った所為か、もう全然平気ですし、今のうちに風邪薬飲んでおけば、明日にはもうケロリだと思います。」と言い、「ホント?琴子ちゃん」と心配顔の紀子にダイジョブ ダイジョブと薬を出そうとする。
紀子がお水を持ってこようとした時、直樹が部屋に入って来て、「飲むな」と、薬を取り上げる。
「まだ飲むな。」と言う直樹に「入江くんごめんね、心配かけちゃって。でも、もう全然平気だから。あの時は、何か、目の前が真っ白になっちゃって。」と言う琴子…「琴子、おまえ、前の生理、いつだった」と真顔で聞く
いきなりの質問に狼狽える琴子…直樹を諌めようとする紀子だが、「おまえ、妊娠してないか」
直樹の言葉に固まる琴子、驚く一同
琴子を見つめる直樹…ずっと直樹が聞きたかったのはそこだったんだね
原作通り、本編はここで終了
エンドロールに素敵なその後の映像が流れます
待望の孫の誕生準備に余念のない紀子…子供部屋にはすでに名前の候補が
仲間に報告すると、えらい事驚きながらも喜んでくれる
重樹は男の子のおもちゃばかり持って来て、紀子に意見されている模様
重雄は悦子の墓前に報告です
仲良くご出勤の二人に、声を掛けて行く啓太…直樹も笑っております。
好美ちゃんと楽しそうにプレゼントを選ぶ裕樹君
三バカ&夕希ちゃんと公園で乾杯
イギリスから帰国した金ちゃんとクリスに一報が入り、我が事の様に喜ぶ二人
仲良く寄り添い、入江くん人形で予行演習の二人…この映像がとっても好きです
イタズラじゃないKISS
お子様をはさんで幸せな後ろ姿
「ね~、入江くん。」「ん」「何でもない。」
「琴子。」「ん」「なんでもない。」
あが~、なんじゃこりゃ…お子様を真ん中にはさんで、中坊の様なやり取り
例え誰かと結婚しても心の中を見せず、独りで生きていくかの様に思えた直樹が、とうとう愛する人を見つけ、子供までもうけました
あの無表情な直樹が、こんなに幸せな笑顔を見せるようになったなんて、おばさん嬉しいよ
ぶっつり途切れた原作を、台キス、アニメ双方ともそれぞれのアレンジで纏めておりましたが、今回のエンドロールという形の終わり方が、あまりに素敵で天国の多田先生も喜ばれているのではないかと勝手に思っております。
勿論本当のラストは多田先生にしかわからないですが、この終わり方ならOKくれるでしょ、先生
そしてわたくしと言えば、映画化決定されたのに、全然進めることが出来なくて、焦るやら悔しいやら、眠たいやら
あんなに早く終わらせてすっきりしたいと願っていたのに、終わると思ったら名残惜しくて仕方がありません
来ていただいた方々には、こちら側の勝手な理由で長々と掛ってしまい、本当に申し訳ありませんでした
辛抱強く待っていただいた方に心から感謝をするとともに、自分のポリシーでもある一度口に出したことはやり切る、と言う事を実行できて本当にホッとしました
もう無しになってしまったかのような「愛してナイト」のドラマ化が実現した場合、レビューを書いちゃうかもしれませんが、しばらくはゆるゆると記事を書きたいと思いますので、お暇な時に覗いてやってくださいね