福山雅治主演の映画
80点
「自分の育てた子供は他人の子だった」
これがテーマの映画
土曜プレミアムで録画してたやつを見てみた。
TV版のため、若干省略されている部分があるかもしれない。
まず、この映画で素晴らしい点は役者の演技力。
福山雅治
ベテランの力といえばそうなのだが、一流企業のプライドの高い人間を演じきっていた。(少し鼻につく、嫌な感じ)
また、実生活では経験の無い「父親」という役柄もうまく演じていた。
リリー・フランキー
「適当」「自由」の言葉が似合うもう片方の父親役。
最初は子供の交換に至るときに、お金の話をするなど嫌な父親の流れかと思ったが、
実際はどちらの子供でも良かったのだ。(後半になるにつれてわかります)
その辺りは脚本を褒めるべきなのかもしれないが、素晴らしかった。
ラストの福山雅治とケイタのシーンは良かったが、もう少し尺をとっても良かった。(TV版だから?割とあっさりしてしまった感じ)
ただ、全体通して完成度の高い映画だと思います。