昨日は日曜日だが、ポリープを切除したのでノートレ。
やることないので横浜方面を散歩。
横浜駅~臨港パーク~山下公園~港の見える丘公園へ。
その後近代文学館で神奈川ゆかりの作家展を拝観。
三島由紀夫のノートが超詳細だった。
豊饒の海、特に第一巻「春の雪」は数えきれないくらい読んだし、映画も観た。
妻夫木が主人公だったが、イメージとちょっと違った。
ヒロイン聡子の竹内結子はイメージ通り、いい女優さんだったと今でも思う。
三島の最高傑作は「金閣寺」「仮面の告白」「潮騒」など意見が分かれるだろうが、自分は断然豊饒の海の「春の雪」「奔馬」だ。
松井秀喜氏は「午後の曳航」が好きらしいが、三島が好きとは意外だ。
澁澤龍彦の展示物はほとんど見たことがあった。
北鎌倉の自宅や東慶寺の墓にも何度か行ったし。
澁澤は学生時代全集を買って読んだ。
久しく離れているが「思考の紋章学」「きつねのだんぶくろ」などはまた読んでみたい。
村上龍の字が結構個性的で印象に残った。
でも、村上龍は長崎出身でたまぷら在住だから、神奈川ゆかりと言っていいのか、と思ったが、コインロッカーベイビーズのコインロッカーは横浜駅だし、テニスボーイの憂鬱は神奈川東部の土地持ちが主人公だ。
村上龍と言えば基地の作家、という印象が強い。
好きな作品が「69」「長崎オランダ村」「映画小説集」など、自伝的要素の強い作品だからだろう。
柳美里はいまは福島に住んでいるようだが、横浜共立出身(中退)で日ノ出町か黄金町あたりの出身だから、ディープ横浜産だ。
私の1歳年上で、長男を出産して「命」「声」などがベストセラーになっていたときはよく読んだ。
表紙の目のクリっとした男の子はもう成人しているはず。
時が経つのは早い。
たいして期待していなかったが、十分楽しめた。
興味ある展示物があればまた行ってもいいと思う。
その後武蔵小杉まで電車に乗り、多摩川を12キロちょっと歩いて帰った。
たぶん20キロ近く歩いているだろう、結構疲れた。
先週水曜日にポリープを切除して1週間禁酒ノートレと言われたが、もうゆるジョグくらいはいいのではないかと思う。
雨が止んだらキロ7分半くらいで走りたい。
ヘルニアは一進一退というか二進一退みたいな感じで、少しずつだがよくなってはいる。
7月の皆生は見送ったが、9月のみなみ北海道には間に合わせたいので、4月に入ったら低強度長時間トレーニングから再開したい。