横浜を散歩。 | 楽しいトライアスロン。

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アラフィフサラリーマンのトライアスロンブログです。
2023年Ironman World Championshipに出場するも完走ならず。
またいつかレッドカーペットを走り「YOU ARE AN IRONMAN!」と呼ばれるのが次の目標です。

昨日は日曜日だが、ポリープを切除したのでノートレ。

やることないので横浜方面を散歩。

 

横浜駅~臨港パーク~山下公園~港の見える丘公園へ。

 

 

 

 

その後近代文学館で神奈川ゆかりの作家展を拝観。

 

三島由紀夫のノートが超詳細だった。

豊饒の海、特に第一巻「春の雪」は数えきれないくらい読んだし、映画も観た。

 

妻夫木が主人公だったが、イメージとちょっと違った。

ヒロイン聡子の竹内結子はイメージ通り、いい女優さんだったと今でも思う。

 

三島の最高傑作は「金閣寺」「仮面の告白」「潮騒」など意見が分かれるだろうが、自分は断然豊饒の海の「春の雪」「奔馬」だ。

松井秀喜氏は「午後の曳航」が好きらしいが、三島が好きとは意外だ。

 

澁澤龍彦の展示物はほとんど見たことがあった。

北鎌倉の自宅や東慶寺の墓にも何度か行ったし。

 

澁澤は学生時代全集を買って読んだ。

久しく離れているが「思考の紋章学」「きつねのだんぶくろ」などはまた読んでみたい。

 

村上龍の字が結構個性的で印象に残った。

でも、村上龍は長崎出身でたまぷら在住だから、神奈川ゆかりと言っていいのか、と思ったが、コインロッカーベイビーズのコインロッカーは横浜駅だし、テニスボーイの憂鬱は神奈川東部の土地持ちが主人公だ。

 

村上龍と言えば基地の作家、という印象が強い。

好きな作品が「69」「長崎オランダ村」「映画小説集」など、自伝的要素の強い作品だからだろう。

 

柳美里はいまは福島に住んでいるようだが、横浜共立出身(中退)で日ノ出町か黄金町あたりの出身だから、ディープ横浜産だ。

私の1歳年上で、長男を出産して「命」「声」などがベストセラーになっていたときはよく読んだ。

 

表紙の目のクリっとした男の子はもう成人しているはず。

時が経つのは早い。

 

たいして期待していなかったが、十分楽しめた。

興味ある展示物があればまた行ってもいいと思う。

 

その後武蔵小杉まで電車に乗り、多摩川を12キロちょっと歩いて帰った。

たぶん20キロ近く歩いているだろう、結構疲れた。

 

先週水曜日にポリープを切除して1週間禁酒ノートレと言われたが、もうゆるジョグくらいはいいのではないかと思う。

雨が止んだらキロ7分半くらいで走りたい。

 

ヘルニアは一進一退というか二進一退みたいな感じで、少しずつだがよくなってはいる。

7月の皆生は見送ったが、9月のみなみ北海道には間に合わせたいので、4月に入ったら低強度長時間トレーニングから再開したい。