昨日のブログで「『私には無理です』という思考の枠を取っ払う」という話をしました。
私たちは、知らないうちに相当な思考の枠に絡めとられています。
先日、施設に入っている母とLINEのビデオ通話で面会しました。
今はコロナ対策で、直接の面会はできません。月1回のビデオ通話のみ可能となっています。
母は、今までに色々な病気をして結果的に胃瘻で寝たきりの状態になっています。
しかし、意識はあり、会話もできます。
とはいうものの、まだらボケというのでしょうか、
覚えていることと覚えていないことがあり、どの程度覚えているのかはこちらが推し量らなければいけない状態です。
先日の面会で
「お母さん、先週私の誕生日やってんけど、覚えてる?」
と聞いたところ
「忘れたわ」
と言われました。
その時、私は一瞬
「自分の腹を痛めた子の誕生日を忘れるのか」
と思いました。
しかし、それは私の中の常識であり、「親は子の誕生日を覚えているべきだ」というマインドでしかありません。
おそらく、昔の真面目な母であれば、そう思っていたでしょう。
しかし、「忘れたわ」と言った母の表情はあっけらかんとしており、屈託がありませんでした。
先日の、父に"Ich liebe dich"と言った事件のことも忘れていました(笑)
母は「母親」としてのしがらみをどんどんどんどん脱いでいっているように見えました。
いずれ、母は私のことを忘れる日が来るかもしれない、と思っています。
それを想像しただけで涙が出てきました
まだまだ私の覚悟ができていないことを痛感しました。
母はもう彼岸にいってもおかしくないのに、私のためにこの世に止まっているのです。
ベッドの上で動けない不自由な生活をしてくれています。
母が私のことを忘れる時が来るとしたら、
完全にマインドという服を脱いで、完全な自由を手に入れる時なのかもしれません。
それを私は祝福できるだろうか。
できるようになりたいな、と思う今日この頃です。
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