本日は、国会の事務所に、元USTR代表であるミッキー・カンターさんがお見えになりました。
クリントン政権時代、1993年から1997年までUSTR代表を務め、1996年から1997年までは、商務長官も兼務された方です。
日本と厳しい交渉を行った方で、ご記憶の方も多いと思います。
TPPなどについて意見交換させていただきましたが、１９９２年に米国がNAFTAに参加を決めたときのエピソードは興味深いものでした。
あの時、クリントン大統領は、議員の３分の２がNAFTAに反対の意を示していた中で、関係議員をホワイトハウスに呼んで、丁寧に説明・説得をしたそうです。
カンターさんはクリントンさんのこと「政治の天才だ。」と表現していましたが、日本的に言えば、根回しの天才なのかもしれません。
難しいことを成就するためには、党内や野党、そして、国民に対して丁寧に真摯に説明することが何より大切だと思います。
リーダーシップの本質は、心に届く説得だと思いました。
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