山口県第2区選挙の当確情報が出た。
民主平岡氏の圧勝だ。
これは山口第2区の選挙民だけの民意を反映したものではなく、国民全体の民意を反映したものと言えるだろう。
出口調査の結果を見て興味深かったのは、投票時の判断基準として、ガソリン税、後期高齢者医療制度といったメインイシューに加えて、政権交代という項目が入っていた。
今、日本の政治が大きく変わりつつあると思う。
パンドラの箱が空いたような、不可逆的な流れを感じる。
もちろん、総理が解散・総選挙を行わない限り、今回の民意を衆議院の議席に反省させる術(すべ)はない。
与党は最後の砦である衆議院の3分の2の議席をできるだけ維持しようとするだろう。
ひょっとすると来年の予算編成時にも、この3分の2を残しておきたいと思うかもしれない。
しかし、民意とかけ離れた議席と、それに基づく議決は、政権をぼろぼろにしていくだろうし、何より、国民生活がぼろぼろになっていく。
今の民意は明らかだ。
官僚の天下りや無駄な予算を一掃して、安心できる年金制度、医療保険制度を作ってほしい。
これが多くの国民の願いだと思う。
しかし、これは政権交代によってしか実現しない。
その時期がいつになるかは分からないが、来るべき決戦に備えて、とにかく、私は、国民、県民の声に耳を傾け、体に浸み込ませる活動を強化していきたい。
明日も、どんどん街頭に出て行くつもりだ。