昨日、新しい高松市長の当選が決まりました。
優秀な方なので、これからの活躍を期待していますが、選挙は、無投票でした。
有力な対抗馬を立てることができなかったことに関しては、民主党香川県連の一員として、私も責任を感じています。
高松市長候補だけではありません。
県会議員の選挙も、複数の地域で無投票でした。
これは、香川県だけではなく、全国的な現象だと思います。
最近、マニフェスト型選挙ということがよく言われます。
われわれも、マニフェストを作りました。
しかし、いくらいいマニフェストを作っても、それを持たせる候補者がいないのでは、まさに、マニフェストは絵に描いた餅です。
私は、政党がやらなければならない役割として、次の二つが重要だと思っています。
①民意を汲み取り、一致した政策を取りまとめること、
②その政策を担うにふさわしい人材を発掘、育成、当選させること、
現在の民主党は、①に加えて、特に、②の能力が甚だ低いといわざるを得ません。
政治を志す人材をどうリクルートしていくのか、
このことについて真剣に考えなければ、なかなか二大政党制は定着しないと思います。
国や企業と同様、人材こそが、組織の未来を決するわけです。
前にも書きましたが、日本の民主主義の問題は、自民党ではなく、民主党にあると思っています。
民主党には、候補者発掘、育成、擁立に関しての、戦略的ビジョンが不可欠だと痛感しました。
直ぐに改革に着手しなければならないと思っています。
もし政党ができないなら、個人ででもやらなければならないと思っています。
民主主義が機能する国にしたいと思います。