沖縄も日中の最高気温が夏日(25℃)を下回る日があり、だんだんと秋の気配がしている。
ある日の午後11時頃リビングで中2の息子が勉強をしていた。
それ宿題?と聞くと、
「違う」と言う。
じゃあ、なんでやってるの?定期試験もまだ先でしょ。
「別にいいさー。勉強しようかなと思って」
怪しい・・・・
うちの息子は宿題以外の勉強は絶対にしない。
中学受験前でも、学校や塾の宿題以外は全くしなかった。
たぶん小テストか何かで赤点を取り、明日追試があるとみた。
さて、少し前に予告していた事を書きたい。
衆院選で与党が3分の2を取ったけれど心が明るい理由について。
それは、ファンでいたいと思える政治家が出来たってことに尽きる。
今回の野党のドタバタ劇は
前原さんが船長(党首)であるにも関わらず、船(民進党)を沈没させたことに端を発している。
船長自ら船底に穴を開け、
「向こうの船(希望の党)に自力で飛び移れ!拒否されるかもしれないけどオレは知らないよ」
と言ったことから騒ぎは始まった。
しかしさ、こんな船長っている?有り得ないでしょ。
飛び移れないかもしれない又は飛び移りたくない人たちの救命ボートとして、ギリギリの状況で立憲民主党を創ったのが枝野さんだった。
私はこれまで、政治家の演説を聴きたい!と積極的に思ったことはなく、演説を聴いて泣いたこともなかった。
選挙期間の初日、枝野さんの演説を聴いて全に心を奪われた。
私の思っている事を全部そのままドストレートに言ってくれる政治家がいるなんて!
フクテツさんこと福山哲郎さんも同じだった。
このお二人の演説を聴いて「そうだ!」と自然に言い、拍手している自分がいた。
枝野さんが「自分は本当は保守だ」と言っているので、私も今日から保守でいこう
(おいおい!)
この間リベラルだと書いてただろう!と思われるけど、
私の立ち位置は枝野さん&フクテツさんに決定した。
えだのん&フクテツさんの凄さは演説の内容だけじゃない。
この写真を見てほしい。
全方向に対して丸腰だよ。こんな低い位置で無防備。
周りを完全に信用していないと出来ない事だと思う。
(安倍さんなんて、高い街宣車の上から周りを機動隊に囲まれて演説するのに)
私はあなた達を信用していますよ!一緒に頑張ろう!という言外のメッセージが心に伝わってくる。
人は信用されていると感じるとその想いに呼応しようとするものだ。
これが立憲民主党の躍進に繋がっていたのかもしれない。
他の戦国武将のような大きな城に住まなかった武田信玄の言った「人は石垣、人は城」の見本のよう。
「自分から信用すれば人は付いてくる」を体現しているような政治家がいて、本当に嬉しくなる。
これからは、えだのん&フクテツさんのファンとして、温かく時には厳しく見守っていきたい。
私も、「勉強したくてやっている」という息子の言葉をたまには信じてあげようかな。