南の島で小走り日記2

南の島で小走り日記2

南の島在住公務員の日々の雑感ー社会、政治までいろいろと綴ります♪小さい小さい市民の目線で、時代を切り取り記録したいと思っています。

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お久しぶりです。

ここ7年間で2つの県立大学を異動し、4月から久方ぶりに本庁へ戻ってきた。

もうね、完全に浦島太郎状態( ̄▽ ̄)

 

業務は私学関係の様々なことを担当していて、

私学審議会も担当することになる。

審議会での審査項目&基準を確認してみると、

「森友の何とか小学校が認可されたのは変だよなー!」とか、巷で騒がれていることがリアルに納得出来たり、なかなか勉強になる毎日をおくっている。

それは追々書いていきたい。

今日はブログも仕事もウォーミングアップということで、先日行われた息子達の試合を下にアップしてみた。

(沖縄県春季中学ハンドボール大会のベスト8を賭けた試合)

濃いブルーのユニフォームを着た背の高いキーパーが我が息子で、現在181cmもある。

 

 スポーツと言えば、NHKのサンデースポーツだったかな(?)夜のスポーツ番組に、私が信頼している方がキャスターとして戻ってきているじゃないの!

前に担当されていた世界中をじっくり旅して回る番組のファンだったけど、スポーツ番組も期待して観て見ようと思う。

 

 息子の試合を観戦していて思ったのは、ハンドボールの細かいルールが分からないなーという事だった( ̄▽ ̄)( ̄▽ ̄)

ディフェンスで笛を吹かれる基準が全く不明・・・・

思いっきり抱きついたり、ユニフォームを掴んで引っ張るとかやってても全然笛が鳴らないし・・・

 

オリンピックに向けて、マイナースポーツを少しづつ取り上げていって欲しいなあ。

ルールが理解出来た方が楽しくなるしね。

 

 さてさて、今の安倍政権は、スポーツで言えばスリーアウトチェンジになっても、投げられて一本取られても、ルール無視して試合を勝手に続けている感じだ。

(もう終わっとるっつーの!)

「原因究明を果たす」やら「膿を出し切る」と言ってるけど、国民の大多数は「誰が原因で、誰が膿か」を知っている。

ルールを守れない政治家は、真剣にプレーしている子ども達の試合でも観たらどうだろうか。

と、少しだけ安倍さん批判をして今回は終わりたい。

 

 

 

 

 

  沖縄も日中の最高気温が夏日(25℃)を下回る日があり、だんだんと秋の気配がしている。

 ある日の午後11時頃リビングで中2の息子が勉強をしていた。

 それ宿題?と聞くと、

「違う」と言う。

 じゃあ、なんでやってるの?定期試験もまだ先でしょ。

「別にいいさー。勉強しようかなと思って」

怪しい・・・・

うちの息子は宿題以外の勉強は絶対にしない。

中学受験前でも、学校や塾の宿題以外は全くしなかった。

たぶん小テストか何かで赤点を取り、明日追試があるとみた。

 さて、少し前に予告していた事を書きたい。

衆院選で与党が3分の2を取ったけれど心が明るい理由について。

それは、ファンでいたいと思える政治家が出来たってことに尽きる。

 

 今回の野党のドタバタ劇は

前原さんが船長(党首)であるにも関わらず、船(民進党)を沈没させたことに端を発している。

船長自ら船底に穴を開け、

「向こうの船(希望の党)に自力で飛び移れ!拒否されるかもしれないけどオレは知らないよ」

と言ったことから騒ぎは始まった。

しかしさ、こんな船長っている?有り得ないでしょ。

  飛び移れないかもしれない又は飛び移りたくない人たちの救命ボートとして、ギリギリの状況で立憲民主党を創ったのが枝野さんだった。

 

私はこれまで、政治家の演説を聴きたい!と積極的に思ったことはなく、演説を聴いて泣いたこともなかった。

選挙期間の初日、枝野さんの演説を聴いて全に心を奪われた。

私の思っている事を全部そのままドストレートに言ってくれる政治家がいるなんて!

フクテツさんこと福山哲郎さんも同じだった。

このお二人の演説を聴いて「そうだ!」と自然に言い、拍手している自分がいた。

枝野さんが「自分は本当は保守だ」と言っているので、私も今日から保守でいこう

(おいおい!)

この間リベラルだと書いてただろう!と思われるけど、

私の立ち位置は枝野さん&フクテツさんに決定した。

 

えだのん&フクテツさんの凄さは演説の内容だけじゃない。

この写真を見てほしい。

 

全方向に対して丸腰だよ。こんな低い位置で無防備。

周りを完全に信用していないと出来ない事だと思う。

(安倍さんなんて、高い街宣車の上から周りを機動隊に囲まれて演説するのに)

 

私はあなた達を信用していますよ!一緒に頑張ろう!という言外のメッセージが心に伝わってくる。

人は信用されていると感じるとその想いに呼応しようとするものだ。

これが立憲民主党の躍進に繋がっていたのかもしれない。

 

他の戦国武将のような大きな城に住まなかった武田信玄の言った「人は石垣、人は城」の見本のよう。

 

「自分から信用すれば人は付いてくる」を体現しているような政治家がいて、本当に嬉しくなる。

これからは、えだのん&フクテツさんのファンとして、温かく時には厳しく見守っていきたい。

 

私も、「勉強したくてやっている」という息子の言葉をたまには信じてあげようかな。

 

 

 

 


 ある夜、テレビを見ていたら美空ひばり特集が放送されていた。
やっぱりいい曲だな~と思って聴いていたら、横から息子がうるさい。
「この人そんなに有名人?」
「今でも生きてる?」
「いつ亡くなったの?」・・・・etc
(曲をゆっくり聴けないっつーの!)
「聴きたいからさー静かにしてて!自分でiphoneで調べて!」という投げやりな親である。



 ある日、息子がこう言ってきた。
「クラスでリスカしている奴がいるってば」
は?リストカット?
「何人かいるよ」
見たの?
「腕の傷とかすごいよ」
先生は?知ってる?
「知らないんじゃない。そういう事に関心ないんじゃないの?」
先生に教えたら?
「俺が?本気で死のうとしているわけじゃないから・・・」
ハンドボール部のキャプテンなんだからさ、ハンドボール部へ誘えば?
「そういう奴の親って絶対に親が許さないから、無理無理」



理由を聴くと、リスカしているどの子も親からのプレッシャーが凄いらしい。
息子の学校は一応進学校である。
スポーツもわりと好きな子も多くて運動部に所属している割合も高い。

時々県大会で優勝し九州大会や全国大会へ行く場合もある。



しかし中には、厳格で教育熱心な家庭も多いらしい。
「席次を10番以内でないと許さない」
「英語で100点とらないと認めない」
息子のクラスで一番の秀才君は、席次が3番以内じゃないとダメらしく(学年で200名超いる中)、定期テストの数学が90点で泣いていたとのこと・・・

(嬉し泣きじゃないよ)

 なんか本当に暗い気持ちになる。
子どもが生まれた時の事をぜひ思い出してほしい。
生まれる前は、ただただ「無事に生まれて来てほしい」と全ての親が願ったはずだ。
生まれてきた時は、その事に感謝しただろう。


まっさらな状態の子どもに、いつのまにか様々な期待をし、重い重い荷物を背負わせてしまっていないか。



成績なんて小さな事だと思う。
私の子どもがそんなに成績がいい方ではないので、負け惜しみと思われるかもしれないが、本当にそう思う。
人に優しく偏見を持たずに誰とでも仲良くし、遊びも運動もしながら、そこそこ勉強してくれたら文句は無い。



教育熱心な親に言いたいんだけど、
「成績」という角度からのみ、我が子を見ていないか?
リスカする程追い詰められているのだから、等身大の子どもを丸ごと受け止めてほしい。
苦しんでる心を気づいて解ってあげてほしい。

大きな荷物を降ろさせてあげてほしい。

子どもを追い詰めている親には、ぜひ下の動画を見せたい。

 

 


学力よりも上位の成績よりも子どもに必要なものは、
「あなたが生きていることが私の幸せです」
という無償の愛しかない。
私も人の事を言えないけれど、少しの間でもテレビを観るのを止め、スマホの手を止め、子どもに向き合い耳を傾けていこうと思っている。

 

*上記の動画は消されてしまうかもしれないので、観れない場合は、youtubeで「明治生命 CM  秋雪」と検索すればヒットするはず。

 

 私が大好きな歴史学者・磯田道史さんは、古文書を普通に新聞を読むスピードで読めるらしい。

羨ましくてしょうがない。

 

私の卒論は古代日本の経済史(飛鳥時代~奈良時代にかけて貨幣がどのように使われだしたか)で、何故それをテーマにしたのか、今となっては自分でも意味不明である。

その頃毎日読んでいたのは日本書紀等が多く、もちろん全て漢字で記述されている。

読みながら、

「漢字をそのまま持ってくるだけでなく、送り仮名をつけて日本語として取り入れた先人の英知は、マジすごいな~」と感心していた。

(つまり訓読みを考えたことが素晴らしいってことで、日本人最大の発明と言ってもいい)

 

 さて、以前百田氏がいつものように変な事を言っていた。

「漢文の授業を廃止しろ!」

 

この人の思考の視野の狭さは驚異的だと思う。

毎度毎度、頭をクラクラさせてくれる。

(頭の中では)

中国が攻めてくる

中国は敵だ

敵の言葉を学ぶのは良くない

 

という発想みたいだ。

72年前、英語を使うなと言って

「バイオリン→ひょうたん型何とか機?と言い換えろ!」言っていたくらいすごい。

当然の事だけど、平仮名もカタカナも全て漢字がベースで生まれた。

漢文を敵だということは、ひらがなもカタカナも日本語全てが×ってことになるけど?

元々は日本語も全て漢字だったし。

中国から伝わった言葉が、そのまま日本語として定着していったものも数知れない。

 

それに「訓読みを発明して漢文を読み下した知恵」については無視でいいのだろうか?

そこを一番に誇るべきではないの?

 

言葉は文化そのものだから、言葉の成り立ちを否定することは、その国を否定していることに通じると思う。

 

百田さん、じゃあまずアナタは日本語を使うのを止めたらいかがだろうか?

何で今でも漢字で名前を名乗り、日本語の本を出版しているのか解らない。

 

中国が嫌いだから漢文が嫌いって発想自体が大丈夫か?

かなり恥ずかしい事を言ってるよ。

 

自国の培った文化を否定しているのだから、この方のよく言う「愛国心」なんて偽物なんだと思う。

(この言葉はあまり使いたくないけど)「愛国」の言葉に酔っているだけで、全くこの国を愛していない。

本当に自分の国を愛しているなら、誰でも公平で公正で平和で穏やかに暮らせて居心地の良い国を望むはず。

この方の言っていることは全くその逆で、ヘイトスピーチもどきの発言はするわ、人種・信条・国籍で排除しまくっているし。

 

話を百田さんから戻そう、気分が悪くなった。

 

前回書いた小池百合子さん、安倍さん、そして百田氏の言葉を聴いているとほぼ同類。

勇ましい事を言うし、人を扇動するし、そして「愛国」を自称する・・

でも残念ながら、日本語に対する愛は感じないんだな。

「偽物の愛国心をひけらかしているだけ」

 

私は息子にこう言ってる。

自分の国の歴史を負の部分も含めてしっかり学ぶこと。

国や宗教、肌の色、貧富、その他もろもろの違いで絶対に偏見を持たないこと。

自分や自分の国がいつでも絶対正しいとは思わないこと。(客観的な視点)

             

 

その通りに育ってくれたら、そんな大人が増えてくれたら、今よりきっと穏やかな世界になっているだろう。

そして、誰も知らない横文字を入れてしゃべるな!アホに見えるから、と息子へ伝えておこう。

アウフヘーベンなんて使うなよ~恥ずかしいから。(もはや英語ですらないし・・・)

 

 

 

 

 息子が帰ってくるなり、

「やばいやばい、今朝は死ぬかと思ったー!」と言う。

 

最近、マンションのエレベーターを降りる寸前に、全ての階のボタンを押すという遊び?をしていたらしい。

マンションには普天間基地に勤務しているアメリカ人が複数いる。

エレベーターを降りた息子と入れ違いに乗り込み、

「OH my god !!!」と叫ぶのを、いつも背中で聞いていたそうである。

 今日も、息子がエレベーターの全ての階のボタンを押して降りようとしたら、乗り込んで来たアメリカ人に、エレベーターの中へ押し戻されたらしい。

その後、

アメリカ人 「待てコラ! 毎回毎回、何でこんなことをやるんだ?あ?

        嫌がらせか?マジふざけんなよ!今度やったら、ぶっ飛ばすからな!」

(英語が聞き取れたわけではないので、全て想像だが、たぶんそんな感じ)

 

ということを、一緒に最上階までエレベーターに乗りながら、しかも1階づつ止まりながら言われたそう(笑)

190cmはある外人が、メッチャメチャ顔を近づけて睨んできたので、(もう命がない~終わりだ~)と思ったとのこと。

相変わらずのアホだ~

さてさて、そんな話を書きたいわけじゃない、何を長々と書いているんだろう。

 

 選挙が終わり、与党の圧勝なのになぜか心は明るい。

その理由は次の次くらいに書くつもり。

 

昔一緒に仕事をした年上のおじさんで、会話に横文字が入るのをとても嫌う人がいた。

口グセは「日本語で言って!」

いやいや、それってもう日本語でしょという言葉まで拒否しまくっていた。

例があまり思い出せないんだけど、

「プラン」

「リスク」

とかもあったような・・・逆に和訳する方が難しいわ!

 

今の横文字使いの代表と言えば、小池ゆりこ女王様!

「ワイズスペンディング(賢い支出)」

「サスティナブル(持続可能)」

「メイクマール(指標)」

「スプリングボード(契機)」

これってさ、誰が解るんだよ!という言葉が多い。

しまいには、「後で辞書で調べて下さい」( ̄ー ̄;

 

あのさ、記者会見で話しているわけなので、画面の向こう側にいる視聴者に伝わらないと、意味ないんじゃないの?

辞書引きながら会見を観ろ!って、どんだけ高飛車なのか。

賢いつもりだろうけど、伝わらない言葉を連発するのは、全然そうは見えない。

一方、安倍さんも相当やばい。

「国難突破」

「一億総活躍」 ( ̄□ ̄;)

いつの時代なんだ?

国難突破とか使っていたのは東条英機だよね。

その言語センス大丈夫か?

 

ちょい長くなってきたので、話の途中だけどこの回はこのへんで。

続きは次回に~

 

*やっぱり自分のブログに安倍さんの画像を貼るのは、なんかブルーになる。