先日、『ホスピめし』(双葉社 野崎ふみこ氏作)という漫画を読みました。
内容はざっくりいうと、病院の管理栄養士の奮闘劇みたいな感じです。
その中に、入院して食べ物を食べなくなった父親に何とかご飯を食べさせたい娘さんの話がありました。
個人的には、人間も生き物なので、自分でご飯が食べられなくなったら、人生の潮時なんだと思ってます。
だから、自分が自分でご飯を食べられなくなったら、特に延命措置は望まないんですが、それが自分の家族だったら同じことが出来るだろうか?と思うんですね。
この漫画を読んでつくづく思ったのは、食べるってことは生きるってことだな、ということです。
(最近は不食の人もいるみたいですけどね。)
それで、身近な人には1日でも長く生きて欲しいと思うものなんだな、ということです。
昔、誰が言ったか忘れましたけど
人間ちゃんとご飯を食べてちゃんと寝ていれば大概なんとかなる
というフレーズがありました。
私は幸いまだ大病をしたことがないので、自分の身体とか健康には疎いと思いますけど、人が個として存在するためにはどうしても肉体が必要なわけで、そうであるなら自分の身体のメンテナンスというのも大事なんだろうと思います。
ああなりたい、こうなりたい、
あれがほしい、これがほしい
と上を見るのも良いですけど、
ちゃんと食べて
(値段が高いもの食べるとか、たくさん食べるとか、そういうことでなくて、自分の身体にあった食べ物を適量食べるという意味でね。)
ちゃんと眠って
そういう基礎的なことにも目を向けることが大事なんだと思いました。