子供の頃は
親は子供の自分と違って
いろいろなことが出来て
いろいろなことを知っていて
ずっと自由に楽しく生きてるんだと思いました。
今
自分が10才くらいだった頃の親の年齢になってみて
子供の頃よりも
使えるお金は多くなったし
行きたいところには行けるようになったし
時間も親に制約されることがなくなりました。
でも
不安や悩みやイライラすることや
そういうことがなくなったわけではありません。
そう思うと
私を育てていたときの親も
彼らなりに不安や悩みや鬱憤や
いろいろなものを抱えながら
子育てをしていたんだな
と思います。
彼らは彼らなりに
そのときの出来る限りをもって
子育てをしていたんだと思います。
理想論を言えばキリがありません。
もっと誉めてほしかった
もっと励ましてほしかった
もっと遊んで欲しかった
もっと…
他人や理想と比べたらダメなところは多いけど
彼らにとってはあの当時行っていたことが
その当時の彼らにとってのbestだったんだと思います。
もちろん
今となっては
要らない思い込みのパターンとかも貰いましたけど
それを棄てるのは
気づいた自分の仕事なんだと思います。
昔を思い返して
あの時
もっとこうしていれば…
と考えることは存外に簡単だと思います。
その先
どうなるかという答えをもって
その当時の自分の行動を評価するわけですからね。
でも
その当時はそれが自分にとって
bestだったんだと
出来なかったことには出来なかった理由があったんだと
認めてやることも大事なんじゃないかな
と思う
今日この頃です。