ひとふさの桜の花を拾い上げ
今春(ことし)も解けぬミステリー(タンカモドキ、オソマツサマ~)
新年度…。遅れていたソメイヨシノの開花とともに、入社式や転職などの門出のときや同じ職場内の転属など変化のときを迎えるかたもいらっしゃいますね。学校は1週間ほど先、今年は桜咲く木の下で入学式の記念写真は撮れる…でしょうか?
この時期は花見に繰り出す人もいらっしゃるようですが、いわゆる名所は人を見に行くようなものなので、私は行きません。近所の桜でがまん…いや、満足しています。(←ムリシトルナ~)確かに名所はきれいだし、一度は見る価値があるのでしょう。でも、身近で『マイ桜』を見つけてひとり楽しむのもいいんじゃないかと。
私の『マイ桜』は近所の公園にある5本の木です。(もちろん、私の所有ではないですがね^^;)近所といっても1~2キロは離れているのだけど、家の2階のベランダから時期になると桜色に染まるのが見え、どこだ?と思っていたのです。
数年前…、コロナ禍が始まったときだから4年前か、ウォーキングを兼ねた散歩で場所を見つけ、それから世間に桜の便りが届き始めると足を運んでいるのです。
今年は3月中の寒のもどりで足踏みをし、ようやく東京で開花発表になった次の日はいきなり初夏の陽気。おそらくマイ桜たちも一気に開花したでしょうが、まだ見に行っていなくて…(ウォーキングは長らくさぼっているし、ここのところお天気もあまりよくないので)。よって上の写真は昨年以前のものです。
1、2枚目のものはなに?と聞かれそうですが、満開になった頃に行くとふさごと花が落ちていることがありまして。拾い上げて丸太のベンチに置いた帰ったのです。あとで来た人に「あれ、これはなに?」と思ってもらいたくて(笑)。そうしたら翌年には丸太ベンチにふたふさの桜の花を見つけまして…私が「あれ?」ということになったのです。ただ、花はしおれかけていましたけど。やはり同じことをする人がいるんだな~とちょっとにんまりしました。
桜は満開をすぎると花びらが散りますよね。だけど、このふさごと落ちているのはなんなんだろう???だれかが手折ったのかとも考えたのですが、それなら普通は持って帰るんじゃないかと(決していい行為ではないけれど)…。それともなにか動物の仕業でしょうか?
かつて実家にいた頃、通勤途中で通る桜の木の下に花びらがつながったままで落ちていたことがあったんですがね、これって鳥が蜜を吸ったあとらしいです。
ところで今日ベランダから『マイ桜』のある公園のほうを見ると、ほんのりピンク色に霞んでいて、なんとなく誘われているような感じです。まだ枝が見えるので満開ではなさそうですが…、行っておかないと散るのは早いかもな~。
ちなみにタイトルの落花桜とは私が勝手に作った造語です。読み方は『らっかざくら』…、でもそれじゃセンスも風情もないですね。(苦笑)
★写真…上から 2021.3/2023.3/2022.4 @いずれも近所の公園