昭和のプリンで珈琲タイム | さきた☆たまきのラウンドハウス・第二機関区(アメブロ版)

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管理人の好きな鉄道や旅、その他近況などを気ままに綴るブログです。

 春の彼岸をすぎました。この先は昼の時間が長くなり、暖冬という土台を踏んで昨年以上に季節が進んでいくのかしら…?

 とはいえ、ここのところは寒のもどりで、ソメイヨシノの開花予想が少しあとに修正されました。この週末には寒気が抜け、また平年以上に気温が上がるので、来週早々には東京あたりで開花しそうだとか…?

 

 思い返してみれば、昨年は春の彼岸にお墓参りに行って、お寺の境内のソメイヨシノがほころんでいたんですけど、今年はまだつぼみがちいさく固いようでしたね。ただ、離れたところにある桜の木は早咲きの種類のようで、満開でした。カンザクラ?ヒガンザクラ?カワヅザクラ?早咲きの桜はいろいろあるようなので、わかりませんね。

 

 

 さて本題に入って、1月に帰省した際、もと地元駅に入った星乃珈琲店へ。以前から気になっていた『昭和のプリン』をコーヒーのお供に頼んでみました。

 イマドキの茶店(さてん)でプリンのメニューはめずらしいですよね(…でもない?)。ある頃から家庭でも手軽に食べられるカッププリンが登場・普及したので、特別感はなく、メニューがあるとしたら、本格的なカスタードプディングやら、きれいに盛りつけられたプリンアラモードかと思います。

 

 そういえは、むかぁーし…私の子どもの頃はカッププリンはなかなかお目にかかることはできなくて、卵や牛乳を材料に自前で作るか、ハウスなどで出ていたプリンの素で作るかでした。前者は手間がかかり、後者のほうが比較的手軽でしたね。当時は母方の実家に遊びに行くと、プリンの素で従姉が作ってくれて、それが楽しみでした。

 ただ、固まるまでは時間がかかり、待ち遠しかった。でも待つのも楽しみのうちだったかな…。いわゆる、いまいうスイーツ系のおしゃれなおやつって少なかったですからね。…もうウン十年前、昭和の時代後半頃の思い出です。

 

 そんな昭和という冠をつけたプリンとは…?じつは初めて『ここ』に入った2021年の秋、となりのテーブルの人がこれを頼んでいたのです。男性で30代くらいだったかな。30代というと昭和の末期に生まれた人と平成の初期に生まれた人が混在しますが。いちがいになつかしの味を求めてというわけではなかったと思います。

 

 私も気になっていたというメニューだったほかに、わりと軽めに食べられるものと思っていまして。看板メニューのパンケーキはボリュームがありすぎて、かといってクッキーのレーズンサンドやマカロンなどの自家製焼き菓子のセットはなぁ…、やはり茶店に入ってんだからそれらしいものをと思って昭和のプリンを選んだわけです。

 ちなみにコーヒーはアメリカンタイプの織姫ブレンドをオーダー。ミルクなしで、ブラックのままいただきました。

 

 プリンの上には生クリームがたんとのっており、ピッチャーに入ったカラメルをかける形になります。ただ、写真が”映える”感じにかけられず…、インスタなら掃いて飛ばされちゃいますな~。(^^;) 

 で、肝心のお味ですが、普通においしい、普通のプリン。決して癖になるという感じではないですけども、安心して食べられる味というか。うーーん、あまりほめ言葉になっていませんね~。

 

 もう幼い頃に従姉が作ってくれたプリンの味は記憶に残っていないけれど、きっとこんな感じだったんだろうなと。もちろんプリンの素で作ったものと比べるのはなんなのですが…。当時はめずらしいものだったので、感激の度合いはいまとは違っていたと思います。

 

 うーん…やはりなつかしい味というべきなのかな~?本格的なカスタードプディングでなく、コテコテ飾ったプリンアラモードでなく、シンプルなプリン…、幼なじみに会うように素直においしいといえる味だったように思います。