火星重力が240万年周期で「地球の海底」を変えていた!:温暖化の最大要因?<newsNueq-4520-F>2024/03/20 15:14より転載します。
貼り付け開始、
ナゾロジー
火星重力の影響が240万年周期で「 地球の海底 」を変えていた!
----------------------------------------------------------------
https://nazology.net/archives/147209
2024.03.18
< 抜粋 >
オーストラリアのシドニー大学で行われた研究により、
火星は240万年ものメガ周期で地球を引っ張ることで、
海を揺り動かし、海底に大きな変化を与えていたことが示されました。
このメガ周期が5600万年前から始まっており、
地球環境が火星の重力の影響を受けながら形成されていたことを示しています。
研究内容の詳細は2024年3月12日に
『 Nature Communications 』にて公開されました。
nature Communications
Deep-sea hiatus record reveals orbital pacing
by 2.4 Myr eccentricity grand cycles
------------------------------------------------------
https://www.nature.com/articles/s41467-024-46171-5
12 March 2024
■ 地球の海底は240万年周期で激しくかき乱されていた
多くの大発見がそうであるように、今回の研究も始まりは別の目的を持っていました。
研究者たちは当初、温暖化よって海底流が激しくなるのか、
それとも穏やかになるかを調べることを目指していました。
地球の気温と海流は深く結びついていることが以前から知られていましたが、
海底を流れる海底流にかんしては観察が難しく、十分に理解されていませんでした。
飛行機が発明されるまで高高度のジェット気流が気付かれなかったように、
深海に潜水したり掘削するアプローチ技術が進歩するまで、
人類は海底にかんして無知だったのです。
調査に当たってはまず、世界各地の海底300ヶ所から採掘された
深海コアのデータが収集され、過去7000万年間にわたる
堆積物の蓄積パターンが調べられました。
サンプリングした300ヶ所の地図
全てのコア回収には半世紀ほどの時間を要した。
![https://nazology.net/wp-content/uploads/2024/03/f09401507f2e67752c832e56fa9c83cf-900x506.jpg](https://nazology.net/wp-content/uploads/2024/03/f09401507f2e67752c832e56fa9c83cf-900x506.jpg)
https://nazology.net/wp-content/uploads/2024/03/f09401507f2e67752c832e56fa9c83cf-900x506.jpg
海底深くの堆積物を調べることで、
遥か過去の海底流がどんなものだったかを予測できます。
すると予想通り、暖かい海洋では表層部と深部がより活発に循環しており、
海底の侵食や堆積物の局所的な吹き溜まりを形成していることが判明します。
熱帯地域の空気で激しい上昇流と下降流がみられるように、
海が暖かい場所でも激しい流れの変化が起きていたのです。
研究者たちが地球各地の堆積物の蓄積パターンを時系列にみたところ、
地球規模でおよそ240万年ごとにパターンに大きな変化が起こり、
海底流の流れも活発化していることが示されました。
240万年毎の停滞パターン
![https://media.springernature.com/lw685/springer-static/image/art%3A10.1038%2Fs41467-024-46171-5/MediaObjects/41467_2024_46171_Fig2_HTML.png](https://media.springernature.com/lw685/springer-static/image/art%3A10.1038%2Fs41467-024-46171-5/MediaObjects/41467_2024_46171_Fig2_HTML.png)
https://media.springernature.com/lw685/springer-static/image/art%3A10.1038%2Fs41467-024-46171-5/MediaObjects/41467_2024_46171_Fig2_HTML.png
マゼンタのボックスは分岐間隔を示します。
a)Dutkiewicz と Muller19 からの100kyr( 10万年 )間隔で
サンプリングされた生の休止頻度データ (青) と、
トレンド除去のための系列の10%加重平均 ( wa ) に基づいて
平滑化されたデータ (灰色)。
b)(a) に示す傾向を削除した、傾向を除去した休止頻度データ。
c)2.4Myr( 240万年 )偏心サイクルのバンドパス フィルター。
サイクル振幅は分岐間隔中に大幅に減少することに注意。
d)休止データの進化的高速フーリエ変換 振幅スペクトログラム。
上のパネルは、より低い周波数( < 0.25 サイクル / Myr)を除いた
より大きな周波数帯域のスペクトログラムを示し、
最大1.8サイクル / Myr( window = 6 Myr、step = 0.1 Myr )までの
高い周波数を保持します。
下のパネルには、0.4 ± 0.15サイクル / Myr バンドパス フィルター処理
された休止データ ( window = 6 Myr、step = 0.1 Myr ) の
スペクトログラムが表示され、休止解析で対象となる周波数が強調表示されます。
I ~ IVとラベル付けされた白いバーは、
分岐によって区切られた、最後の70Myrにわたる
2.31Myrから3.15Myrの範囲の休止サイクルによって支配される
安定した単一信号の間隔を示します。
Hovikoski et al.45、Eagles および Jokat50、Straume et al.49、
上下の時代表示の記号:Cr - 白亜紀、Pl - 鮮新世、Q - 第四紀。
さらに、この240万年ごとのメガ周期は地球で太陽放射が増加し、
気候が温暖化していた時期と一致することが判明しました。
つまり240万年ごとに何かが起こり、地球が熱くなって海流の循環が増加し、
そのたびに海底がかき乱されていたのです。
※ なんと、今回は6500年毎のサイクルと
240万年のサイクルが重なったと云うことか?
240万年のサイクルは全く予期してなかった!
問題はその「 何か 」の正体です。
■ 火星の影響で地球は240万年周期で太陽に接近していた
240万年ごとに地球の海底をかき乱していたのは何か?
謎を解明するため研究者たちは、
同様の240万年の周期を持つ地質学的・天文学的な現象を調べました。
地球の公転軌道は太陽系の他の惑星
( 水星・金星・火星・木星・土星・天王星・海王星 )の重力相互作用によって、
常にわずかながら振動しています。
最も短い周期は、数万年 ~ 数十万年ごとに発生するものであり、
ミラコビッチサイクルと呼ばれているものであり、
自転軸の揺れや軌道の周期的変化が起こります。
よく見かける太陽系の図では、
地球の軌道はずっと一定の円形であるように感じてしまいますが、
実際には太陽系の様々な惑星の重力的影響により、
地球が太陽を周る軌道は、一定の周期でその経路や軸を変化させています。
しかし近年の研究により、数百万年規模の非常に長期的な周期も
存在していることが明らかになってきたのです。
そのうちの1つが、主に地球と火星の重力相互作用によって
240万年ごとに発生する「 グランドサイクル 」です。
地球の軌道は火星の重力的影響によって離心率が変化していきます。
これは非常に小さな変化ですが、イメージ的には
ぐにゃぐにゃと歪む楕円のような感じです。
その変化の中で、240万年周期で地球が通常より太陽に近い経路を取るようになるのです。
50-32Ma( Mはミリオン:100万年 )の間隔における
2.4Myrサイクルバンドにおける休止周波数と地球の軌道離心率モデルの相関。
![https://media.springernature.com/lw685/springer-static/image/art%3A10.1038%2Fs41467-024-46171-5/MediaObjects/41467_2024_46171_Fig4_HTML.png](https://media.springernature.com/lw685/springer-static/image/art%3A10.1038%2Fs41467-024-46171-5/MediaObjects/41467_2024_46171_Fig4_HTML.png)
https://media.springernature.com/lw685/springer-static/image/art%3A10.1038%2Fs41467-024-46171-5/MediaObjects/41467_2024_46171_Fig4_HTML.png
最初に、地球の軌道運動を時系列的に記述する天文理論解
La 2004, La 2010 a-d, La 2011 を用いて、50-32Maの周期における
深海活動休止記録と地球の軌道離心率との関係を調べた。
この間隔は、2.4Myrの偏心サイクルバンドに非常に近い
2.31Myrの休止サイクル( 上図 a )の連続的なシーケンスを示すので、
この間隔を選択した。
この臨界時間間隔はまた、太陽系のカオス的挙動のために
約40-50Ma以上の不確実な軌道解の妥当性限界内にある。
※ なるほど。
冒頭の5600万年から始まる。というのがなぜその時期からなのか?
と、思ったがそういうことか。
※ Laskar:( 地球公転 )軌道離心率
93, 99, 2004, 2010, 2011 と何度も更新されて精度が高まっている。
過去に行われた研究では、この240万年周期の太陽放射による変化が
地質や化石群などの放射性同位体の比率変化などに刻まれていることも示されています。
そこで研究者たちは、この240万年ごとの天文学的周期と、
今回の研究で発見された240万年ごとの堆積物蓄積パターンの周期を比較してみました。
すると、両者が見事に一致していることが判明。
そのため研究者たちは
「 火星と地球の重力相互作用が240万年ごとに、地球を太陽に近づけて加熱し、
結果として海底流の速度を増して、最終的に堆積物の蓄積パターンが変化した 」と結論しました。
地球と火星の距離は5500万~4億kmの間で変動しており、
火星の重力の影響は本来はわずかです。
しかし周期の到来は地球全体を太陽に近づけるため、
僅かな重力の作用でも地球全体が受け取る太陽放射は大きく変化し、
海底流にも影響が及んだと考えられます。
研究者たちは火星の重力が地球に及ぼす影響をバタフライ効果にたとえており、
天文学的な力の役割を解明することは、地球温暖化を理解するにあたり
重要になると述べています。
( 注意:研究で示された図からは、
現在が5番目の周期に入っていてもおかしくないように思えますが、
本研究は温室効果ガスによる地球温暖化を
否定する意図でなされたものではありません )
※ 完璧に否定してんですけど?
(^o^)b
なに、言い訳してんだよ!
堂々と、否定しろッ!!!
そ~~~ゆ~~~態度とってるから、アホがツケあがるンだよッ!
アホの売国奴は頭ごなしにブチのめすべしッ!
何度も指摘してきたように、この地球温暖化は、
マグマ活動の活性化によって、海底が温ッめられていることに依る。
海水が温ッめられれば、大量に含まれている二酸化炭素が大気中に蒸発する。
栓を抜いたビールやコーラを常温に置くのと同じこと。
このマグマ活動の活性化は、四角点ベクトルフォースのコーナーで
6500年毎に起きるが、コーナーでは向心力が減退する。
向心力が減衰すれば、内容物( マグマ )は膨張・流動化する。
その氷山の一角として、大地震や大噴火が頻発するようになる。
これが、温暖化と、2013年頃からの異様な高湿度の原因。
それと、2007~8年の冬、太陽活動極小期のそれも冬だと云うのに、
太陽、やたらとギラツいてんな。と思ったが、
太陽の異様なギラツキは以来常態化している。
冬場でもそれ以前と違って、ギラギラしてジリジリと肌を突き刺す。
地球が太陽に接近してたとなれば当然か。
6500年サイクルの内( 鍋底 )からの遠赤蒸しと、
240万年毎の外( サラマンダー:天火 )からの焙り焼き。
調理には理想的な環境だが。。。。(^o^)ゞ
実に単純明快!
垢デ己済ムのアホ学者はボンクラ揃いだ。
が、今回の50年をかけた研究発表は
温暖化カルトのド阿呆ドモをブチのめす快心のヒットだ!♪
「 ボンクラ 」ってやっぱ、ドラヴィダ語かな?
nature Communications
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最近の大循環モデルのパラメーター感度研究では、
軌道離心率が0から地球の最大値である0.07まで増加すると、
地球の年平均表面大気温度が 1.75℃ 大幅に上昇し、
極での温暖化がより顕著になると結論付けている。
海洋モデリング研究は、偏心強制と温室気候における
深海循環の変化との間の関連性を示唆している。
※ 1.75℃ってことは、今よりもうちょい上がるってことだな。
今1℃ちょいだっけ?
海洋の渦運動エネルギーは、しばしば水深5000m以上の海底に達し、
海底浸食と海底等深度堆積層の原因として認識されていて、
その値は世界の平均的な海洋の3倍に達している。
※ 海底堆積物の変化測定は主に炭酸塩物質の濃度に依るようだ。
3400 ~ 3000万年前の漸新世の開始は、
地球の気候システムが温室状態からから氷室状態への転換点となる
始新世 - 漸新世遷移と一致している。
※ この時期から地球は氷河期に突入した。
この1万3千年間はその「 間 」氷期。
人間の体温と同じで恒星も惑星も衛星も体温は歳取るごとに冷えていく。
太陽系は現在50歳( ガス星雲時代含む )だが、
人間の50歳より、歳を取る毎に劣化は早い。
人間( 日本人 )の状態に当てはめれば、60代前半?
いつポックリ逝ってもいいお年頃。
地質年代表
![http://www.tokai-kiso.co.jp/blog/bl-content/uploads/pages/34241ad5fdc46e91cf9c7ce06f118a0a/%E5%9C%B0%E8%B3%AA%E5%B9%B4%E4%BB%A3%E8%A1%A8.jpg](https://img-proxy.blog-video.jp/images?url=http%3A%2F%2Fwww.tokai-kiso.co.jp%2Fblog%2Fbl-content%2Fuploads%2Fpages%2F34241ad5fdc46e91cf9c7ce06f118a0a%2F%25E5%259C%25B0%25E8%25B3%25AA%25E5%25B9%25B4%25E4%25BB%25A3%25E8%25A1%25A8.jpg)
http://www.tokai-kiso.co.jp/blog/bl-content/uploads/pages/34241ad5fdc46e91cf9c7ce06f118a0a/地質年代表.jpg
大陸移動シミュレーター:7億5万年前 ~
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https://dinosaurpictures.org/ancient-earth#35
大陸移動10億年ムービー
Plate tectonic evolution from 1 Billion years ago to the present.
https://youtu.be/gQqQhZp4uG8
0'40"
大陸移動6億年ムービー
Earth 100 Million Years From Now
https://youtu.be/uGcDed4xVD4
3'18"
※ 目に見える生物が発生した
エディアカラ・カンブリア期の大陸の様子がよく分かる。
「 脱炭素 」がど~~~のこ~~~~の云うカス野郎のアホがいたら、
速攻、ナックルで鼻を叩き潰せッ!
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nueq lab
太陽でスーパーフレア爆発の可能性?
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https://nueq.exblog.jp/18303275/
2012年 05月 17日
・ 1000年に一度のスーパーフレア発生の可能性
※ その向きが問題。
・ 太陽陽子線による放射粒子カスケード生成
・ エネルギーを失いつつある地球の寒冷化
nueq
貼り付け終わり、※nueq さん解説。
ナゾロジー
火星重力の影響が240万年周期で「 地球の海底 」を変えていた!
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https://nazology.net/archives/147209
2024.03.18
< 抜粋 >
オーストラリアのシドニー大学で行われた研究により、
火星は240万年ものメガ周期で地球を引っ張ることで、
海を揺り動かし、海底に大きな変化を与えていたことが示されました。
このメガ周期が5600万年前から始まっており、
地球環境が火星の重力の影響を受けながら形成されていたことを示しています。
研究内容の詳細は2024年3月12日に
『 Nature Communications 』にて公開されました。
nature Communications
Deep-sea hiatus record reveals orbital pacing
by 2.4 Myr eccentricity grand cycles
------------------------------------------------------
https://www.nature.com/articles/s41467-024-46171-5
12 March 2024
■ 地球の海底は240万年周期で激しくかき乱されていた
多くの大発見がそうであるように、今回の研究も始まりは別の目的を持っていました。
研究者たちは当初、温暖化よって海底流が激しくなるのか、
それとも穏やかになるかを調べることを目指していました。
地球の気温と海流は深く結びついていることが以前から知られていましたが、
海底を流れる海底流にかんしては観察が難しく、十分に理解されていませんでした。
飛行機が発明されるまで高高度のジェット気流が気付かれなかったように、
深海に潜水したり掘削するアプローチ技術が進歩するまで、
人類は海底にかんして無知だったのです。
調査に当たってはまず、世界各地の海底300ヶ所から採掘された
深海コアのデータが収集され、過去7000万年間にわたる
堆積物の蓄積パターンが調べられました。
サンプリングした300ヶ所の地図
全てのコア回収には半世紀ほどの時間を要した。
![https://nazology.net/wp-content/uploads/2024/03/f09401507f2e67752c832e56fa9c83cf-900x506.jpg](https://nazology.net/wp-content/uploads/2024/03/f09401507f2e67752c832e56fa9c83cf-900x506.jpg)
https://nazology.net/wp-content/uploads/2024/03/f09401507f2e67752c832e56fa9c83cf-900x506.jpg
海底深くの堆積物を調べることで、
遥か過去の海底流がどんなものだったかを予測できます。
すると予想通り、暖かい海洋では表層部と深部がより活発に循環しており、
海底の侵食や堆積物の局所的な吹き溜まりを形成していることが判明します。
熱帯地域の空気で激しい上昇流と下降流がみられるように、
海が暖かい場所でも激しい流れの変化が起きていたのです。
研究者たちが地球各地の堆積物の蓄積パターンを時系列にみたところ、
地球規模でおよそ240万年ごとにパターンに大きな変化が起こり、
海底流の流れも活発化していることが示されました。
240万年毎の停滞パターン
![https://media.springernature.com/lw685/springer-static/image/art%3A10.1038%2Fs41467-024-46171-5/MediaObjects/41467_2024_46171_Fig2_HTML.png](https://media.springernature.com/lw685/springer-static/image/art%3A10.1038%2Fs41467-024-46171-5/MediaObjects/41467_2024_46171_Fig2_HTML.png)
https://media.springernature.com/lw685/springer-static/image/art%3A10.1038%2Fs41467-024-46171-5/MediaObjects/41467_2024_46171_Fig2_HTML.png
マゼンタのボックスは分岐間隔を示します。
a)Dutkiewicz と Muller19 からの100kyr( 10万年 )間隔で
サンプリングされた生の休止頻度データ (青) と、
トレンド除去のための系列の10%加重平均 ( wa ) に基づいて
平滑化されたデータ (灰色)。
b)(a) に示す傾向を削除した、傾向を除去した休止頻度データ。
c)2.4Myr( 240万年 )偏心サイクルのバンドパス フィルター。
サイクル振幅は分岐間隔中に大幅に減少することに注意。
d)休止データの進化的高速フーリエ変換 振幅スペクトログラム。
上のパネルは、より低い周波数( < 0.25 サイクル / Myr)を除いた
より大きな周波数帯域のスペクトログラムを示し、
最大1.8サイクル / Myr( window = 6 Myr、step = 0.1 Myr )までの
高い周波数を保持します。
下のパネルには、0.4 ± 0.15サイクル / Myr バンドパス フィルター処理
された休止データ ( window = 6 Myr、step = 0.1 Myr ) の
スペクトログラムが表示され、休止解析で対象となる周波数が強調表示されます。
I ~ IVとラベル付けされた白いバーは、
分岐によって区切られた、最後の70Myrにわたる
2.31Myrから3.15Myrの範囲の休止サイクルによって支配される
安定した単一信号の間隔を示します。
Hovikoski et al.45、Eagles および Jokat50、Straume et al.49、
上下の時代表示の記号:Cr - 白亜紀、Pl - 鮮新世、Q - 第四紀。
さらに、この240万年ごとのメガ周期は地球で太陽放射が増加し、
気候が温暖化していた時期と一致することが判明しました。
つまり240万年ごとに何かが起こり、地球が熱くなって海流の循環が増加し、
そのたびに海底がかき乱されていたのです。
※ なんと、今回は6500年毎のサイクルと
240万年のサイクルが重なったと云うことか?
240万年のサイクルは全く予期してなかった!
問題はその「 何か 」の正体です。
■ 火星の影響で地球は240万年周期で太陽に接近していた
240万年ごとに地球の海底をかき乱していたのは何か?
謎を解明するため研究者たちは、
同様の240万年の周期を持つ地質学的・天文学的な現象を調べました。
地球の公転軌道は太陽系の他の惑星
( 水星・金星・火星・木星・土星・天王星・海王星 )の重力相互作用によって、
常にわずかながら振動しています。
最も短い周期は、数万年 ~ 数十万年ごとに発生するものであり、
ミラコビッチサイクルと呼ばれているものであり、
自転軸の揺れや軌道の周期的変化が起こります。
よく見かける太陽系の図では、
地球の軌道はずっと一定の円形であるように感じてしまいますが、
実際には太陽系の様々な惑星の重力的影響により、
地球が太陽を周る軌道は、一定の周期でその経路や軸を変化させています。
しかし近年の研究により、数百万年規模の非常に長期的な周期も
存在していることが明らかになってきたのです。
そのうちの1つが、主に地球と火星の重力相互作用によって
240万年ごとに発生する「 グランドサイクル 」です。
地球の軌道は火星の重力的影響によって離心率が変化していきます。
これは非常に小さな変化ですが、イメージ的には
ぐにゃぐにゃと歪む楕円のような感じです。
その変化の中で、240万年周期で地球が通常より太陽に近い経路を取るようになるのです。
50-32Ma( Mはミリオン:100万年 )の間隔における
2.4Myrサイクルバンドにおける休止周波数と地球の軌道離心率モデルの相関。
![https://media.springernature.com/lw685/springer-static/image/art%3A10.1038%2Fs41467-024-46171-5/MediaObjects/41467_2024_46171_Fig4_HTML.png](https://media.springernature.com/lw685/springer-static/image/art%3A10.1038%2Fs41467-024-46171-5/MediaObjects/41467_2024_46171_Fig4_HTML.png)
https://media.springernature.com/lw685/springer-static/image/art%3A10.1038%2Fs41467-024-46171-5/MediaObjects/41467_2024_46171_Fig4_HTML.png
最初に、地球の軌道運動を時系列的に記述する天文理論解
La 2004, La 2010 a-d, La 2011 を用いて、50-32Maの周期における
深海活動休止記録と地球の軌道離心率との関係を調べた。
この間隔は、2.4Myrの偏心サイクルバンドに非常に近い
2.31Myrの休止サイクル( 上図 a )の連続的なシーケンスを示すので、
この間隔を選択した。
この臨界時間間隔はまた、太陽系のカオス的挙動のために
約40-50Ma以上の不確実な軌道解の妥当性限界内にある。
※ なるほど。
冒頭の5600万年から始まる。というのがなぜその時期からなのか?
と、思ったがそういうことか。
※ Laskar:( 地球公転 )軌道離心率
93, 99, 2004, 2010, 2011 と何度も更新されて精度が高まっている。
過去に行われた研究では、この240万年周期の太陽放射による変化が
地質や化石群などの放射性同位体の比率変化などに刻まれていることも示されています。
そこで研究者たちは、この240万年ごとの天文学的周期と、
今回の研究で発見された240万年ごとの堆積物蓄積パターンの周期を比較してみました。
すると、両者が見事に一致していることが判明。
そのため研究者たちは
「 火星と地球の重力相互作用が240万年ごとに、地球を太陽に近づけて加熱し、
結果として海底流の速度を増して、最終的に堆積物の蓄積パターンが変化した 」と結論しました。
地球と火星の距離は5500万~4億kmの間で変動しており、
火星の重力の影響は本来はわずかです。
しかし周期の到来は地球全体を太陽に近づけるため、
僅かな重力の作用でも地球全体が受け取る太陽放射は大きく変化し、
海底流にも影響が及んだと考えられます。
研究者たちは火星の重力が地球に及ぼす影響をバタフライ効果にたとえており、
天文学的な力の役割を解明することは、地球温暖化を理解するにあたり
重要になると述べています。
( 注意:研究で示された図からは、
現在が5番目の周期に入っていてもおかしくないように思えますが、
本研究は温室効果ガスによる地球温暖化を
否定する意図でなされたものではありません )
※ 完璧に否定してんですけど?
(^o^)b
なに、言い訳してんだよ!
堂々と、否定しろッ!!!
そ~~~ゆ~~~態度とってるから、アホがツケあがるンだよッ!
アホの売国奴は頭ごなしにブチのめすべしッ!
何度も指摘してきたように、この地球温暖化は、
マグマ活動の活性化によって、海底が温ッめられていることに依る。
海水が温ッめられれば、大量に含まれている二酸化炭素が大気中に蒸発する。
栓を抜いたビールやコーラを常温に置くのと同じこと。
このマグマ活動の活性化は、四角点ベクトルフォースのコーナーで
6500年毎に起きるが、コーナーでは向心力が減退する。
向心力が減衰すれば、内容物( マグマ )は膨張・流動化する。
その氷山の一角として、大地震や大噴火が頻発するようになる。
これが、温暖化と、2013年頃からの異様な高湿度の原因。
それと、2007~8年の冬、太陽活動極小期のそれも冬だと云うのに、
太陽、やたらとギラツいてんな。と思ったが、
太陽の異様なギラツキは以来常態化している。
冬場でもそれ以前と違って、ギラギラしてジリジリと肌を突き刺す。
地球が太陽に接近してたとなれば当然か。
6500年サイクルの内( 鍋底 )からの遠赤蒸しと、
240万年毎の外( サラマンダー:天火 )からの焙り焼き。
調理には理想的な環境だが。。。。(^o^)ゞ
実に単純明快!
垢デ己済ムのアホ学者はボンクラ揃いだ。
が、今回の50年をかけた研究発表は
温暖化カルトのド阿呆ドモをブチのめす快心のヒットだ!♪
「 ボンクラ 」ってやっぱ、ドラヴィダ語かな?
nature Communications
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最近の大循環モデルのパラメーター感度研究では、
軌道離心率が0から地球の最大値である0.07まで増加すると、
地球の年平均表面大気温度が 1.75℃ 大幅に上昇し、
極での温暖化がより顕著になると結論付けている。
海洋モデリング研究は、偏心強制と温室気候における
深海循環の変化との間の関連性を示唆している。
※ 1.75℃ってことは、今よりもうちょい上がるってことだな。
今1℃ちょいだっけ?
海洋の渦運動エネルギーは、しばしば水深5000m以上の海底に達し、
海底浸食と海底等深度堆積層の原因として認識されていて、
その値は世界の平均的な海洋の3倍に達している。
※ 海底堆積物の変化測定は主に炭酸塩物質の濃度に依るようだ。
3400 ~ 3000万年前の漸新世の開始は、
地球の気候システムが温室状態からから氷室状態への転換点となる
始新世 - 漸新世遷移と一致している。
※ この時期から地球は氷河期に突入した。
この1万3千年間はその「 間 」氷期。
人間の体温と同じで恒星も惑星も衛星も体温は歳取るごとに冷えていく。
太陽系は現在50歳( ガス星雲時代含む )だが、
人間の50歳より、歳を取る毎に劣化は早い。
人間( 日本人 )の状態に当てはめれば、60代前半?
いつポックリ逝ってもいいお年頃。
地質年代表
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大陸移動シミュレーター:7億5万年前 ~
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https://dinosaurpictures.org/ancient-earth#35
大陸移動10億年ムービー
Plate tectonic evolution from 1 Billion years ago to the present.
https://youtu.be/gQqQhZp4uG8
0'40"
大陸移動6億年ムービー
Earth 100 Million Years From Now
https://youtu.be/uGcDed4xVD4
3'18"
※ 目に見える生物が発生した
エディアカラ・カンブリア期の大陸の様子がよく分かる。
「 脱炭素 」がど~~~のこ~~~~の云うカス野郎のアホがいたら、
速攻、ナックルで鼻を叩き潰せッ!
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nueq lab
太陽でスーパーフレア爆発の可能性?
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https://nueq.exblog.jp/18303275/
2012年 05月 17日
・ 1000年に一度のスーパーフレア発生の可能性
※ その向きが問題。
・ 太陽陽子線による放射粒子カスケード生成
・ エネルギーを失いつつある地球の寒冷化
nueq
貼り付け終わり、※nueq さん解説。