■政倫審出席要請に「呼べるものなら呼んでみろ……」二階俊博・元幹事長 | タマちゃんの暇つぶし

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デイリー新潮:政倫審出席要請に「呼べるものなら呼んでみろ……」二階俊博・元幹事長が画策する“シン・二階派”構想に早くも暗雲2024年02月20日より転載します。
 
貼り付け開始、

https://www.dailyshincho.jp/article/2024/02200602/?all=1
 

書籍代として3472万円を支出

 安倍派と二階派を発端とした政治資金パーティー裏金問題は収束する気配がない。

 2月16日には衆院の政治倫理審査会(政倫審)の幹事懇談会が開かれ、野党は裏金問題が疑われる衆院議員51人の出席を求めた。

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 特に強く出席を求められているのが、萩生田光一前政調会長や松野博一前官房長官らを含む安倍派幹部である「5人衆」や二階俊博元幹事長らである。

 政治部デスクによれば、

「中でもこの51人に含まれている二階さんは、2018年からの5年間で不記載だった額が実に3526万円にも及びます」

 二階氏は自身が代表を務める政治団体が3年間で3472万円を書籍代として支出していたとして、政治資金収支報告書を訂正。その内訳を公表している。それによれば、二階氏サイドは『二階俊博の政界戦国秘録(5)』500冊、『小池百合子の大義と共感』3000冊『ナンバー2の美学 二階俊博の本心』5000冊、などを大量購入していた。家が一軒建つほどの巨額の資金を投じていたのだ。庶民からすれば、にわかには信じがたいほどの金額である。

 巨額の書籍代に加え、二階氏が幹事長在任中に党から受け取っていたとされる50億円以上の政策活動費も明らかになり、世論の批判は高まるばかり。そこで政倫審への出席が求められる事態に発展しているのだが、こうした状況に二階氏は激怒しているという。

“呼べるものなら呼んでみろ”

 二階派関係者が言う。

「二階さんは政倫審に関し、周囲に“呼べるものなら呼んでみろ”“失礼だ”などと不満をぶちまけています。幹事長として金を使っていたまでで、“俺が悪いことしているのか”くらいの気持ちなのでしょう。一方で“そこまで言うなら受けて立つか”と出席を仄めかす言葉も発している。これに二階派幹部は慌てているのです」

 なぜなら、

「二階さんが政倫審に出席となれば、周囲に諌める人もおらず、何を発言するかわからない。一昨年の12月にTBSのCS番組に出演した際、自身の死亡説が流れたことについて、“そういうことを流した者がいるとしたら、たたき殺してやらないと”などと発言し、場が凍りつきました。仮に政倫審で“野党議員を殺してやろうか”などと発言されたら、目も当てられない。そこで、二階さん側近らは二階さんの出席に反対していたのです」

 一方で、解散してしまった二階派について、再興していこうとする動きがあるという。通称「シン・二階派構想」だ。

 二階派を解散したのは1月19日。二階派の議員総会でのことだった。

「二階さんは会見で“責任を痛感している。支援いただいた多くの同志に心からおわびを申し上げる”と語っていました。しかし、それからほどなくして、二階派を事実上存続させるべく、根回しを行っています。それが、二階派幹部と所属議員との食事会です。幹部は二階さんに加え、側近の林幹雄さん、武田良太さんらが中心だと聞いています。期別などでグループ分けして、二階派の議員らと懇親会を行っています」

 シン・二階派は既存の勉強会や議連などを活用していくという。

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例会を存続する動きも

 この関係者が続ける。

「すでにある議連や勉強会、調査会などで、旧二階派の面々が集う機会を作っていきます。あるいは、国土強靭化などで新しい勉強会があってもいいかもしれない。定期的に集まることで結束を強めていこうというわけです。また、派閥の例会はこれまで毎週木曜に行われていて、それも存続したほうがいいのでは、という話も持ち上がっている。林さんは“カレーを食べながらでもいいな”と漏らしています。しかし、近々でそんな動きになれば批判されるのは必至でしょう」

 若手・中堅からは拠り所の欲しさから、こうした動きに賛同する声も上がる一方、不協和音も漏れ伝わってくる。

「中曽根弘文さんは派閥の解散について事前に知らされていなかったようで、不満を抱いています。振り返れば、二階派、つまり志師会の源流は中曽根さんの父である中曽根康弘元首相らが所属していた旧渡辺派に亀井静香さんらが合流して作られた派閥です。それゆえ、思い入れも人一倍だったのでしょう。また、中曽根さんは議長を狙っていたので、二階派が解消され、派閥の後ろ盾がなくなったことで議長の可能性が減じてしまったことも不満の一つとしてあるようです」

二階派幹部が激怒

 さらに、こんな話も。

「幹部の中には、気に食わない人をシン・二階派から外そうという動きもあるとか。閣僚経験者であるベテラン議員は公然と派閥解消に不満を表明したため、“閣僚にしてやったのに”と幹部が激怒しました。そのため、シン・二階派には入れないと、囁かれています」

 数は力なり――。政治活動費や巨額の書籍代でどれだけ批判されようと、二階氏の策謀は止むことがないのである。
 

デイリー新潮編集部

 


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