■岸・安倍家にとって旧統一教会は三代続くファミリービジネス | タマちゃんの暇つぶし

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マネーボイス:岸・安倍家にとって旧統一教会は三代続くファミリービジネス。安倍晋三氏は公明党とカルト宗教を使い分けて独裁者へ=今市太郎氏2022年8月2日より転載します。
 
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旧・統一教会と自民党の関係が世間を賑わせていますが、状況がどんどん進展するために語らずにはいられないのが実情です。今回は岸・安倍家と統一教会の関係が詳らかになってきていることについて取りまとめておきたいと思います。(『今市的視点 IMAICHI POV』今市太郎氏)

【関連】統一教会と自民党を結ぶ「票とカネ」。菅内閣に9名の利害関係者、日本会議とも共通する思想とは=原彰宏

※本記事は有料メルマガ『今市的視点 IMAICHI POV』2022年7月30日号の抜粋です。興味を持たれた方は、ぜひこの機会にバックナンバー含め初月分無料のお試し購読をどうぞ。

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統一教会は岸・安倍家にとって三代続くファミリービジネス

安倍元首相は、統一教会関連の問題を半ば公然の秘密としながら、墓場まで持っていくつもりだったのでしょう。

しかしながら、自身の襲撃・殺害を通じて、どんどん関連情報が吹き出し始めています。それも大親分がいきなり姿を消したことで、意外にも早いスピードで醜聞が沸きあがりはじめています。

統一教会の存在がメディアで報道されはじめたときから、戦後A級戦犯から辛くも米国に命を救われた岸信介が、国内において統一教会の設立とその後の分派組織である国際勝共連合の国内設立に全面協力をしたことは多く報じられました。

この教団との親密な関係は、三代を経た安倍晋三元首相にもしっかりと受け継がれ、「集票」と「資金提供」という両面で大きく貢献する岸・安倍両家のファミリービジネスとして、直近まで寄与する装置となっていたことが全面露見しはじめています。

統一教会の問題が顕在化したあと、会見に応じた安倍氏の実弟であり教団に所属する人物は、過去の選挙で支援を受けたと明かしています。しかもその団体が社会的に問題があることは認識していたと、悪びれることもなく語っていました。

これもまあ当たり前の話で、祖父の代から続くファミリービジネスのルートを利用しただけに過ぎず、「何が悪い?」と憮然とするのもよくわかるものがあります。

それぐらい浸透したビジネスなのでしょう。

安倍元首相は直近までこの集票ルートを最大活用

政治家が自らの政治の損得勘定から不思議な新興宗教と関わりを持つというのは、常に選挙での集票で落選を回避するという意味で、必死になるのも理解できるものはあります。

ですが、集票できれば相手はカルトでも強引な資金集めをする教団でも構わないとするのは、すでにこの時点で民主主義の選挙制度を壊滅的に破壊する行為であることは、議員も有権者も正確に認識する必要があり、一切ゆるされるものではありません。

統一教会側が発表している数字では信者数は56万人規模とされていますが、実際アクティブな信者はせいぜい8万から多くて10万人程度ということで、国政選挙の規模から言えばそれほど大きな影響を及ぼすものには見えません。

しかし、戦略的に特定候補だけに集中的な集票を行えば10万票~16満票といえども、かなり効果的な結果を及ぼすことは間違いありません。

どうやら安倍元首相は自らこうした采配を行っていたことがすでに週刊誌のすっぱ抜き報道でも表にではじめています。

安倍元首相が当選させたい人を選んでいた?

ご本人は堅く否定していますが、元産経新聞記者で、2013年の参院選全国比例で初当選した北村経夫氏は完全にその1人であるように報道されています。初当選時、当時首相だった安倍氏が北村氏の選挙応援を教団に直々に依頼したことが教団の内部文書からすでに明るみに出ています。

どうやら当選ぎりぎりだったこの人物を教会に支援させて10万票程度上乗せさせたのは間違いなさそうで、ああこうやって統一教会の集票を有効利用するのだということが改めて理解できるものとなりました。

直近では安倍元首相の秘書官・井上義行議員も教会系集票候補のひとりであったようで、本人は賛同会員であるとしていますが、教会ではすでに信徒になったと信者には紹介される始末。案の定、この人物も比例代表という教会票を集中投下しやすい選挙区で立候補当選を果たしています。

一般的な素人考えでは、公明党という大きな宗教教団をバックにした政党との選挙協力がありながら、どうしてこんな泡沫カルト宗教と密接な関係を維持するのか?と疑問に思うわけです。

それも、首相自ら当選させたい個人を応援するには、統一教会のような機動力を発揮できる組織のほうが利用価値が高かったのではないかとさえ思えてくる状況です。

安倍氏は戦後の歴史で他に類をみないインタンジブル独裁者

安倍氏は今年6月に開催された自民党所属議員の会合で、1か月後には襲撃を受けて頓死するとも知らずに、首相として必要な素養を聞かれて「運と多少の人柄」と答えています。

また昨年末の茂木派のパーティにおいても、「同期一番の男前は岸田文雄、一番頭が良いのは茂木敏充、そして一番性格が良いのは安倍晋三と言われていた」などと、能天気な発言をしています。

実際、今回のカルト教団との密接な繋がりによる資金供給と集票活動の徹底利用を考えますと、もはやまともな民主主義のプロセスをぶっ飛ばす、戦後の歴史で他に類をみないインタンジブルな独裁者であったことが完全に露見しはじめています。

かつてのフィリピンのマルコスの場合は、完全に権力を掌握して私腹を肥やすといった、かなり判りやすい動きでした。

それがこの人物の場合、表面上は善人を装いながらお友だち資本主義を全面に押し出し、モリ・カケ・サクラでは一切の法律を無視し、役人は人事権を完全掌握させひれ伏させることを完全に実現した、ある意味でかなり新しいタイプの独裁者であったことが見えてきます。

しかも、それが死後1か月もしないうちに毒ガスのように噴出してくるのですから、その影響力がいかにバイアスのかかったものであったかも露見し始めています。

まあ一言で言えば、この御仁を国葬で送るなどもってのほかの状況です。

すでに自民党中枢部と有権者との壮絶な戦争ラウンドへと進展か

自民党の総理がこの調子で教会と接し、有効活用しているのが公然の秘密となってきたわけですから、党の所属議員が「みんなで渡れば怖くない」とばかりに統一教会との関係をもって選挙でも当選確率を高め、資金援助を受けることにまったく躊躇しなくなり、挙句の果てに指摘を受ければ逆切れまでして見せるという、一連の行為が随所で発覚するのはさもありなんといった状況です。

さすがにこの状況を国内の有権者は黙認できないレベルにまで陥っており、このまま時間が経てば元に戻るなどとはまったく思えないステージに突入しています。

岸田首相はこの状況をしっかり理解できているのでしょうか。

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