自治会活動で思うこと | たまご寒天のブログ

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歌手羽山みずきさんのファンです。

今日は自治会の活動の一環で、地域の公共的な場所の清掃が一斉に行われました。

我が家の組(班)は、地区の自治会館が担当施設になってます。

一応全戸参加で朝6時から1時間弱程度の作業になります。

我が家を代表して私が参加してきました。

 

定刻の6時一寸前に自治会館に行きましたが、もう既にそれぞれ建物の清掃や窓ふき・敷地の草抜きなどの作業が始まってました。

特に担当作業が決まっている訳じゃ無くて、様子を見て私は草抜きを担当しました。

 

自治会活動が、日曜日朝6時からというのは早いと思われると思いますが、こちらでは皆さん朝が早いです。

朝食前の作業という事になります。

 

参加する人は例年決まっていて、しかも年々減ってきているように思います。。

高齢化が急速に進んでいる日本では、どこでも同じ状況ではないだろうかと思います。

この前の国勢調査の時に調査員を仰せつかったので、担当地域の状況が幾分分かりましたが、やはり高齢者で単身生活者のお家が結構あるのです。

そういう方たちが、こういう行事に参加する事は難しいと思います。

 

新しく転居してこられる若い人たちの家族も有るのですが、日曜日の朝6時というのは時間が早すぎるのか参加する方は稀です。

 

作業に参加している人達は私も含め高齢者が殆どで、しかもメンバーがいつも決まってます。

 

いわゆる地域の氏神である神社がありますし、地域の共同墓地なども有ります。そこも今回の清掃場所となっていて、他の組の方たちが担当されました。

 

戦後ずっと続けて来た地域の運動会や、夏の納涼会などの親睦行事も中止が決まっています。

昔は、地域の人たちの平均年齢も若く活気が有り、こども達も多くて運動会なども盛り上がった事でしょうが、今はそういう気配は有りませんね。

 

以前住んでいた横浜では、それぞれの地区に自治会館なんて有るところは無く、自治会の班長は順番で担当する仕組みでした。

ごく近くの家の方しか知り合いはおらず、数軒離れたお家の方の事になると、もう殆ど何も存じませんでした。

いわゆる大都市圏と言われる地域ではむしろこれが普通でしょうね。

 

地方では、地域のコミュニケーションや人間関係ももっと濃密だったはずですが、それも徐々に薄れてきています。

これが、時代の流れということなんでしょうね。

 

昔のことになりますが、私の生まれた町は当時人口が1万人程で、所帯数は3,000軒くらいだったと思います。

そのころ、親父はどこの地区にどういう人が住んでいるのか、町中のことを全部知ってる感じでしたね。

 

それでも、こちらに転居してから知り合いになった地域の人は少しづつ増えてはいます。

コロナ騒ぎのため、積極的に話しかけたりするのが憚られるのは残念な事ではあります。