先日、組子細工技術を継承する人が減ってるという事が報じられていました。
そう言えば、我が家の和室の建具にも一部組子細工が施されています。
次の写真は、仏間として使っている6畳の部屋の写真です。
これはふすまの組子細工ですが、比較的シンプルな模様です。
最初の写真のは裏表両面が組子になっており、次の写真のは片面だけです。
次は欄間です。
最後はすりガラスの窓の組子細工です。(これも組子なんだと思いますがどうなんでしょうか)
私はこういう細工に結構興味が有って、自分でももやってみたいなんて思ってるんですが、今まで思いついた他の興味も、みんな途中で挫折してるので大きな事は言えません。
大体、組子細工なんて趣味で出来るものじゃないですよね。
きっちりと専門家に教わらないと無理でしょう。
こちらの地方の和風の家では、普通に組子細工を見る事もあるんですが、最近新しく建てられた家にはまず見かけません。
組子細工はなんと飛鳥時代から有ったと言いますが、長い間続いてきた技術が、このまますたれてしまうのはとても残念だなあと思います。
私の好き藤沢周平さんの時代小説には、いろんな職人さんが登場しますが、それぞれにどういう技術や細工がほどこされてたのかなあ等と想像を巡らせてます。